息子が3~4才の頃の事です。

 

発達障害の特性としてよく挙げられる「こだわり」
息子も例外なくそれに当てはまり、その「こだわり」から一度逸脱すると本当に大変でした。

 

 

今回紹介する息子の「こだわり」はタイマーが鳴った時についてです。

 

キッチンで料理をしている時にセットしたタイマーだったり、朝に目覚ましの為にスマートフォンにセットしていたタイマーが鳴った時にうっかり私や妻が消してしまった時にもうどうしようもないくらいに取り乱しました。

この他にもたとえばエレベータで私が先に行先ボタンを押してしまった時、出かける時に私が先に鍵を開けてしまった時など、自分がやりたい事を先にやられてしまった時にとにかくひどく癇癪を起こしもう手に負えなかったですね。


ふと思い返すと息子は生まれた頃からなにかしら強いこだわりというのがあったのかもしれません。

 

今でも覚えているのが新生児の時に抱っこされる時、よこ抱きの時に右腕に頭を乗せられる(右抱きっていうのでしょうか?)のを極端に嫌がりました。

 

どうしても左腕に頭を置かないと収まりが悪かったようで、産まれてまだ1か月なのに右腕に頭を乗せられるよこ抱きをされるとまだ座っていない首をグイグイ捻って必ず不快感を露わにしていました。

 

私や妻は左腕に息子の頭を乗せる方がしっくり来るタイプだったので全く問題なかったのですが、義母がどうしても右腕側に頭を乗せる抱き方をすると言ってそれを絶対に曲げない人だったので(私も立場上それを変えてくれとは言えなかったので・・・)息子は毎回嫌がっていました。産まれて1か月でもそういう主張は出来るんだなと思った記憶があります。

タイマーを止める事に関するこだわりは5才になった頃で終わったかと思います。今でもタイマーが鳴るとすぐに向かっていって自分で止めますが、私や妻が先に止めてしまっても癇癪は起こさずたまに不満そうな顔をする程度で暴れる事はなくなりました。