こんにちは、俺流育児のセイジです。

 

息子が1才になった頃から「物を綺麗に並べる」という行動が始まりました。

 

 

一番初めにやったのは上のマンガに書いたように絵本でした。そしてその後、色々なものを並べるようになります。

その頃の私はそういった特性行動については聞いたことがあったようなないような…というような感じだったと思いますが、まさかこの行動がそうだったとはその時は思いませんでしたね。

 

「こんなに綺麗に並べて…この子はきっと片付け上手で整理整頓が出来る子なんだ!」と思っていましたから。

インターネットで「どうして自閉症児は物を並べるのか」と何度か検索しましたが、結局明確な理由ってわからないんですよね。

 

「認知」という言葉が出てきたり、「規則性にこだわる」という言葉が出てきたり、正直よくわかりませんね。

 

ただ並べる事が好きなだけなのか、何かしら脳の働きによってそのような行動が引き出されているのか。

 

何事もそうですが原因がわからなければ修正のしようもありません。

その後、発達障害とか自閉症について調べるようになるうちに息子のこの「並べる」という行為に気が付くようになったのですが、別にこれも人に迷惑をかけたりすごく問題のある行動ではないと思うので好きなようにやらせていました。

 

4才の時に発達検査を受けに行った時もそこで積み木をきれいに並べて指導員の方に見せていたのを覚えています。

しかしそんな息子の並べる習慣もある事をやった事でなくなりました。私の息子の場合、「突然成長した姿を見せる」そういう事が多いような気がします。普通の子供だったら日常生活で自然と学び成長していくだろう事も息子には難しかったりするのでそこはしっかりと教えてあげる必要があります。

 

息子の場合、言葉によるコミュニケーションが得意ではなく口頭では伝わらない事が多いので、そこはうまい具合に遊び等も取り入れながら彼の中にそれまでにない「新しい情報」を体で感じさせながらインストールしてあげる事を4歳当時心がけていました。

たまに「なんでこんな事まで丁寧に教えなくてはいけないのだろう」と思う事もありますが(笑)、私がそうやって教える事で息子が出来なかった事が出来るようになるならそれでいい訳ですし、苦労をして教えてそれを息子が出来るようになった時私自身も達成感を感じますね。

 

5才の時に曜日について教えた時、これも理解するのに1か月以上かかりましたが、コツコツ毎日教えた果てに息子が曜日を完璧に理解した日には自分の事のようにうれしかったのを覚えています。

 

壁にこんなものを張って教えていました。

 



4才の時に自転車に乗れるようになった時も5才の時に鉄棒で逆上がりが出来るようになった時もそうでしたが、「本人の性格や特性を理解しうまい具合に親が導いてあげる」事が大事なのかなと思います。

↓4才の時に並べる習慣を完全に卒業する少し前の写真。まだ少し並べる特性が残っている?