昨年から何度か大会に参加していますが、毎回驚くのが参加者の多さです。数を聞いてびっくりしますが、会場の人の多さにもびっくりします。
最近皇居デビューしましたが、走っている人はやはり多い。昨日は22時過ぎても走っている人がいました。
このブームは何なんだろう?とたまに思います。
いろいろ要因はあるのでしょうが、私は3つの要因を考えてます。
①コストが他のスポーツに比べてかからない
②自分のペースでできる(練習も大会のエントリーも)
③自分の成長を確認できる
①に関しては所得が増えないご時世。マリンスポーツやウィンタースポーツはできる場所が限られていますが、マラソンは地域に左右されずできるスポーツ。練習も手軽にできる。
②に関して。部活は集団全体で同じ練習。個々人の能力差を考慮せずにやる傾向があり、どうしても能力の劣る人にとってはつらい気持ちだけになってしまうのでは。
個人的な経験から言うと、走る練習があると俺みたいに走るのが得意ではない人は
集団のペースから遅れると罰走が追加されおまけに怒られる。
しかし今マラソンをしている方たちは基本的に自分で練習内容を決めて実践。疲労があるときは休んだりしてやりくりしているはずです。しかし中学高校の部活は怪我や疲労があって休みたくても休めない。モティベーションは低下するのでは。
③に関して。組織で働いていると必ずしも自分の貢献度が昇進や昇給につながるわけではないし、職種によっては自分の仕事ぶりが組織に貢献しているのか実感できないこともあるとおもいます。
しかしマラソンは同じ条件のもとで家柄や所得も関係なく自分の日頃の練習の成果が大会において正直に反映される。また市民ランナーはもともとマラソンと縁のない方が始めることが多いらしく、記録更新が頻発すれば楽しくなるますますのめりこむという好循環になっているのではないかと。