性善説から成り立つ回転寿司に革命を起こした1人として知られる吉野凌雅(21)被告について詳細を知って驚愕した。



今年回転寿司ペロペロ事件は大きく2件あり、1件は金髪高校生の高井十蔵(17)が湯呑みや醤油ボトルをペロペロしてスシローに約160億の損失を出し、損害賠償として6700万円を請求されたスシローペロペロ事件。



もう1件が吉野被告のくら寿司ペロペロ事件。


バカッターの延長に過ぎないと考え両者共にスルーした案件だが、今日読んだ記事で吉野被告の本性を知ったためこの記事を作った。

吉野被告は愛知県警中署は2023年3月8日、住所不定・無職の少年(19)、吉野被告の交際相手のA子(15)と3人でくら寿司の醤油差しをペロペロした動画をネットに上げ、威力業務妨害の疑いで逮捕された。

この3人はくら寿司では醤油差しの交換により57万の費用が掛かり、それ以上に風評被害による売り上げ減の損益を与えた。

「自分の承認欲求のためだった。人気者になりたかった。バカなことをした」

バカッターを不用意に実行に移すに妥当な動機だと思うし、嘘偽りのない回答なのだと思う。それ以上でもそれ以下でもない。僕もそこまで興味を持つ存在では無かった。


しかし違った。

想像以上に問題のある人物だった。

なんとTwitterで知り合った交際相手A子に売春をさせ、そのお金で全国を転々としていたらしい。売春を知ったA子の母親は娘と吉野被告を関わらせないように誓約書を書かせたりしたが、制止を振り払って家出という形で2人は名古屋へ行った。

「家を出てオレとどっかへ行こう。名古屋なら援助交際で稼げる。東京だと親から近いし、援助交際の単価も安い。名古屋で2人で生活しよう」

生活費は全てA子が稼いでいた。

漫画「ウシジマくん」で彼女をソープで働かせて生活する男が出てくる。こんなの漫画の中の話であり、実際にこんな献身的な女性が居るわけないと考えていた僕には青天の霹靂だ。

A子は15歳。この年齢で売春に抵抗が無い時点でこの子の家庭環境もおよそ真っ当では無い気がするのは僕だけではないはず。

ここで吉野被告の凄いのが、A子を洗脳したのか「オレもホストで稼ごうかと思う」の言葉にA子は泣いて反対した。他の女に関わることが嫌だったのだろうが、よくぞここまでA子を洗脳したものだ。考えられない献身だ。


そこで事件を起こした。

共犯者の少年とTwitterで知り合い、3人でペロペロ事件を起こした。その動画を撮っていた時にA子も近くにいたのだと知って僕は驚いている。

吉野被告はペロペロ事件と、A子を営利誘拐した容疑でも再逮捕された。

この時点での吉野被告の性格を考えると、このペロペロ事件は起こるべくして起きた事件だと思う。偶発的に起きたものではない。下手したら別の店でも同じことをしている可能性も高い。


公判で「自分がすべて悪いです。逮捕後に考えが変わった。交際相手の女の子は利用するんじゃなくて、守ってあげないといけない。それがはっきり分かっていなかった。A子にはもう会うつもりはありません。自分が人生をメチャクチャにしてしまった。一生干渉するつもりもありません。A子の親御さんにも大切な娘さんを傷つけてしまい、申し訳なく思っています。反省している気持ちを行動で示していきたい」と口にしていた。

干渉…しないって可能なのか?

法律に詳しくないので分からないが、本人や親御さんにも賠償責任が生じないのか?

「若いから」で片付けるには、相当無理がある。

世間ではスーツを着用し黒髪になって謝罪する姿に「反省を感じる」なんて言葉もあるが、そんな見た目だけの簡単な誠実アピールで信用するのは違うと思う。



これからどう生きるかで全て決まるので、僕を含めた世間の人々に生き様で証明してみせてくれ。