有名になると良いことも悪いことも両方ある。某漫画の主人公の名前を愛称に使われ、熱心なファンの方は連日さぞ不快な思いをされていることだろう。風評被害が無ければいいのだが。



先月19日に東京都で大塩衣与さん(90)が強盗殺人に遭ったことを皮切りに、全国的に行われている強盗事件が実は同一グループで行われており、支持役としてフィリピンの出入国管理施設に収監真っ最中の渡邉優樹(38)容疑者と今村磨人(38)容疑者が首謀者であると明らかになった。指示は賄賂の温床である刑務所で手に入れたスマートフォンから。


フィリピンから日本の実行役に連絡を送り、実行役は危ない橋を渡り、指示役は安全に豪遊生活。世の中の会社は確かに社長のために働いているのだから普通の社会の仕組みと同じわけだ。やっていることは一切弁明不可能な鬼畜の極みだが。

この手の詐欺グループの長は逮捕リスクを少しでも減らすため海外から実施する常套手段ながら、上手く機能していたことが腹立たしい。

のべ詐欺2300件。総額35億円にも上るという。日本円でこの額ならフィリピンでは更に凄い額になりそうだ。フィリピンではさぞ金持ちだろう。

その2名の他、藤田聖也(38)容疑者、小島智信(45)容疑者も出てきた。


日本はフィリピンに対して4人を特殊詐欺事件に絡む窃盗容疑で直ぐにでも強制送還を要請しているが4人は別件で現在収監中なのだ。こんな輩はもう死んでも治らないと断言してしまいたい。

逮捕の直前にも警察官に対して1億2000万の賄賂を提案した。警察官はこの提案を見事に断った。刑務所が賄賂で成り立っているのに、この警察官はまるでバットマンのゴードン警部だ。


更に32歳の交際相手も発覚しており、日本からフィリピンへの現金運び役をやっていた。

いつも思うのだが、何故こうも犯罪者は女にモテるのだろうか。人畜無害の僕が一ッッ切モテないのに...。憎い。いやこれは性格の問題か。


渡邉容疑者の親族は「亡くなられた方とか老後のお金だったり取られてしまって本人だけのうのうと生きているなんて言ったらいいんですかね。辛いですね」とかなり辛口。10年連絡を取っていないので近況など知る由もないだろうが、最早切り捨てるような発言にも取れる。積極的に切り捨てた方がいい。

最早親族にもぞんざいに扱われる渡邉容疑者。名実共に諸悪の根源たる犯罪王になったわけだが、彼は自分の人生に納得しているのだろうか。

きっとこれだけの悪事を働き、稼ぎ、殺し、遊んだわけだから悔いは無かろう。無いよね?

後悔したとしても、詐欺をした事よりも別件で捕まってしまった自身のミスを悔いるタイプだ。

これまで人からお金を奪って自分の人生を華やかに彩ったのだから、逮捕後はそのツケを払って質素に厳かに生きるか死んでくれ。

評論家の見解では最低でも無期懲役らしい。38歳で人生が終わるわけだが、それでもツケは払い切れない。


惨たらしく醜態を晒して、生きた生きたいと懇願しながら死刑になってほしい。