記事タイトルはこのニュースを見た時、そう叫んだ非モテ人はどれだけこの日本に居たのか...気になる。

35億人存在するとされる男子達で円グラフを作るなら、非モテ人ゾーンにおおよそ7割以上が属すと勝手に推測している。

言うまでもなく僕もその内の1人...。もはや非モテ人筆頭として軍団を束ねるに些かの力不足を感じさせない実力者だ。

非モテ人にとって同じヒューマン・ビーイングであるはずなのに、『女性』とは全くアンノウンな存在...。本当に地球上に35億も存在するのか!?あの犯罪界のレジェンド加藤智弘曰く「イケメンが女を独り占めしている」説は真理か。

そんな悲惨な僕の現状は置いておき、このニュースを目にして少し前に流行った突撃系男子が思い出せられる。ぶつかった際に触れる胸の感触が忘れられず若い女性に突撃を繰り返した者もいるとか。

妄想と空想の世界で拗らせてしまった男がふとした瞬間に訪れた現実世界のラッキースケベに味を占め、己の欲求を満たす為に傷害罪を恐れず果敢に攻め続け逮捕された。到った理由は大方そんなところか。

そして今回のばったりくんこと吉川誠容疑者(38)。

 

 

 

これはぶつかり男を遥か上回る凶悪さだ。動機や経緯はぶつかり男と同程度だとしても、こちらはあくまで相手側の善意を利用する方法を取っている。

目の前で突然倒れた吉川容疑者を気に掛けた女性側の優しさに付け込こみ、露骨に抱き着いたかヨロけたフリをしたかは定かではないが事に及ぶ。

まあ清々しいほどに明々白々な犯罪行為なわけで、情状酌量無しに有罪判決を喰らってくれと言いたい気持ちをほんの少しだけ堪えてみる。


なぜなら似たようなことを行動に移すかもしれない人間は世の中山のようにおり、他ならぬ僕も女性から全く相手にされない計測メーターはMAXをとうに振り切っているので、いつ似たような行為に及ぶか知れたものではない。

非モテ人として彼を擁護するつもりは全く無いが、気持ちは分からないでもないのが本音だ。「僕だけは絶対にしない!」なんて口にするつもりも無い。自分だけは大丈夫精神は悲劇を招く。


非モテ人にこの世の中は優しく無い。

法律も、人間もだ。

己を律して耐える。

似たような思想を持っていても、実行したかしていないかは天と地程の差がある。「0」と「1」は数字上は1しか違いは無いが、内容は圧倒的に異なる。

そう、非モテ人は耐えるしか手が無いのだ!


嗚呼無情。