僕にはたくさんの役割があって、
それはどれ一つも誰かに任せることができない。
でも、実際はどんどん手遅れになって、
それはこの世の中でもう、永遠に不可能な出来事として、
日の目を見ないまま終わっていく。
もしもね。僕がもっとしっかりしてたら、
もっとアクティヴでどんどん、こなしていたら、
どんなことが起きていたんだろうって。
誰が喜んで、誰が悲しんでいたんだろうって。
そんな風に考えるんだよ。
僕は『善人』になったり、『悪人』になったり。
そしてその役割はきっと生まれた時から決まってて、
きっとその達成率の高いか低いで、実際に僕は、
『善人』になったり、『悪人』になったりするんだよ、あくどきものよ。