誰もいない場所から、
もううんざりというほど人がいる場所へ。
生まれた時の記憶かもしれない。
時々夢に見るんです。
内容はその都度違うし、たいがい忘れてしまうんですが、」
その、希望とも違う、絶望とも違う。
なにをすればいい?
なにをいえばいい?
という、わけのわからなさ。
わからなくていいのかな?
わからなくてもいいのかな?
わからないほうがいいのかな?
いまだに謎。
希望の正体、絶望の正体は、
その間を通過する時に開け閉めするドアの手触りと音、温度差。
全く同じ部屋の中を行ったり、来たり。
両方別に変わらないよ。
別に特別、価値なんてないのかな?あくどきものよ。