おはようございます。
僕の朝が来ましたよ。
誰のためでもない僕の朝は、
僕のためだけに来ましたよ。
僕は必死でそれを掴んで離さない。
逃げてしまいそうな気がして。
おい!朝。僕のために、僕のためだけに、昼になって夜になって……、
擬人法ですか?
僕はただ、自分がそうやって何かに必死に取りすがっている様子が、
可笑しくてしょうがないのです。
朝が来ないなんて、冗談じゃないもんね、
つまり今が、いかに幸せで滑稽であるのか、
今こそ思い知るべき時なんだよね、あくどき者よ。