時々、もっと堂々と人を非難しなさい、って言われるけど、
僕は人を非難するのは昔から苦手だし嫌いです。
いいところをみつけたい、そう思いながら、
人の悪いところばかりに目が向く自分の心の矮小さが、
とても醜く感じて嫌いだからです。
人の良いところをみつけたって、自分は全然傷付かないし、なにも減らない。
でも人の悪いところをみつけた時は、しかもそれを喜んでいる時は、
自分がどんどん小さく弱くなっていくようで、
それはむしろ恐怖に近い。それはいい訳の材料にしかならないから。
僕は人を非難しない!なんて言うと、
ハハハ、と笑われて、少しして軽蔑されるのはわかってます。でも、
小さい仲間に僕を引きづり込もうとする、小さい人々を、
僕は仲間だと思いたくないんだよ、あくどき者よ。