だんだん春の様になってくるとなんだろう、
諦めたような……、切り抜けたような……。
そんな気がすると、
自分が1つ年を取ったのを感じます。
春生まれの僕は、春が大好きです。
でも、春は僕の事をあまり好きじゃないようす。
お祝いもしてくれないし、
桜を咲かせてくれたり、土筆を育ててくれたりするけど、
きっと僕のためじゃないし。親に無視されているみたい。
だから春に好かれるために、
僕は一年間、色々考えているような気すらするのです。
僕の一生の目標は、春に好きになってもらう事。
そして一緒に生まれた事をお祝いしてもらう事。
ハッキリ言ってとても難しいです。
楽しく年を重ねる事は、こんなにも難しいんだね、あくどき者よ。