率直に言えば、とにかく楽でいたいわけです。楽に、楽~に暮らしていたい。

 

 それはどんな状態かと言えば、まず、やりたい事をやって、適度に褒められ、適度に評価され、それが適度な収入になって、やりたくない時は、世の中が待ってくれる。そして健康で食べ歩き、大切な人々はずっとそばにいる。

 

 これでしょうね。 実際こんな人いるのかな?

 

 でもそれには適度な危険や冒険がないと困る。やりたい事は多少悩んで続けないとすぐに飽きてしまう。 食べ歩きも旨いばかりではだめで、これはイマイチ……、という要素は欠かせない。大切な人々も時に気を遣う。

 

 とかくこの世は……、でも君を信頼する事でそれは叶えられるのかもね。

 

 ナイフと鞘。君はナイフ、私は鞘。ひょっとして私は、君を守るためにいるのか? あくどき者よ。