最近、こんなまとめを作りました。
今年5月に作った犬のまとめ、9月に作った猫のまとめに続いて作成したものですが、実は最初に作ろうと思い立ったのは猿なんです。
まあでもいきなり猿はマニアックかなと思って、犬、猫を先に作り、猿は結局手をつけられずにいたのですが、11月になって、来年申年だし、京都国立博物館では12月中旬から「さるづくし―干支を愛でる─」という特集陳列が始まるようだし、「和樂」の最新号は狩野山雪の「猿猴図」が表紙だし、と追い詰められるにいたって、ようやく着手した次第です。
新春特集陳列 さるづくし―干支を愛でる─(京都国立博物館)
和樂(わらく) 2015年 12 月号 [雑誌]/小学館

で、まとめには載せなかった絵をこちらで紹介します。
江戸時代の絵でこの可愛さっ!伊藤若冲が描くゆるかわすぎるお猿にキュン死確定!(Japaaan)
まずは若冲の「猿猴捕月図」?という作品。
詳細がよくわからないのでまとめには載せませんでしたが、まとめを作るきっかけのひとつでした。
コロタイプ長型はがき 〈猿蟹図〉 伊藤若冲筆(京都便利堂)
これも若冲。
谷文晁 猿蟹合戦(松本松栄堂)
こちらは谷文晁。
江戸の狩野派-優美への革新 2013年11月15日 出光美術館(ミズキズム!!)
狩野尚信「叭々鳥・猿猴図屏風」は若冲の「猿猴捕月図」と同じ「猿猴捉月」の故事を画題としたもの。
「猿猴捉月」というのは「猿が水に映った月を取ろうとして溺れた」という故事で、身分不相応な大望を抱いて破滅することのたとえなんですが、この猿たちにはどうか死なないでほしいです。
狩野尚信は「猿曳図」という絵をまとめで取り上げています。
探幽の弟で木挽町狩野家初代。
秋山遊猿図(東京国立博物館 画像検索)
秋山遊猿図(東京国立博物館 画像検索)
樹上二匹猿図(Museum of Fine Arts, Boston)
双猿胡蝶図(Museum of Fine Arts, Boston)
狙仙はまとめでも7点取り上げてますが、他にもいっぱいあります。
「秋山遊猿図」は重要文化財指定されている狙仙の代表作ですが、かわいさはそれほどでもないかなと思って載せませんでした。
ボストン美術館はかなりの日本画を所蔵していて、まとめでも狙仙3点、その他の画家の作品9点を取り上げています。
猿猴図屏風(Museum of Fine Arts, Boston)
猿猴図屏風(Museum of Fine Arts, Boston)
猿猴図屏風(Museum of Fine Arts, Boston)
ボストン美術館は等伯のものとされる猿の絵も所蔵してますが、「枯木猿猴図」と「竹林猿猴図屏風」、今年発見された「猿猴図」の3点で十分かなと思って載せませんでした。ただ、2つ目、3つ目の画像(この2隻で1双だと思います)は他の作品と顔が違って白目があるのが面白いです。
3つ目の画像を見ると「雪村」の落款があるようです。
ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡(江戸東京博物館)
琵琶湖文化館シリーズ 92(教育しが)
親子猿図(森 狙仙筆)(MIHO MUSEUM)
秋だ!文化だ!なにわのお宝探訪(大阪ファンクラブ)
森狙仙「桃に猿図」。桃でかすぎ。
これはなんでも鑑定団のまとめで取り上げてます。
鑑定額は300万円。
プライスさんの「若冲と江戸絵画展」その1(京都 洛中洛外 日々是好日)
森狙仙「猿猴狙蜂図」「梅花猿猴図」
「猿猴狙蜂図」は余白の使い方がいいですね。
動物絵画の250年(前期)(アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】)
岸勝「猿の坐禅図」
にんまりと笑みを浮かべた蛙が一匹。その横には「坐禅して人が仏になるならば」との言葉が。坐禅するだけで仏になれるのなら蛙はとっくになっているという意味である。
猿を襲う鷲図(The Metropolitan Museum of Art)
河鍋暁斎。これは一度は載せたんですが、かわいそうという感じの方が強いので削除しました。
かわいいとはかけはなれているので載せませんでしたが、これはこれで好きです。