「琳派のきらめき」展の感想 ~鈴木其一編~ | 俺のまとめ -oremato-

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前回の中村芳中編に続いて鈴木其一編。
印象に残った作品を挙げていきます。

水辺家鴨図屏風」…これはネットで見た印象では、いかにも光琳風のかわいい作品だなと思っていたのですが、実物はくちばしや脚が妙にリアルに描かれていて気持ち悪かった(笑)。光琳だったらこんな風には描きません。こういうちょっと変なセンスもこの人の魅力の一つだと思います。

藤花図」…これも事前にネットで見ていて、正直そんなにピンときていなかったんですが、実物は引き込まれました。精緻な描きこみぶりは琳派風というより若冲っぽいと思ったり。

白椿に楽茶碗花鋏図」…まず、モチーフが風流。それぞれの質感も丁寧に表現されています。余白が多くこぢんまりとした感じもいい。

雪中竹梅小禽図」…左幅の静謐さもさることながら、葉に積もった雪が崩れ落ち、鳥が飛び立つその一瞬を見事に捉えた右幅が出色。

朴に尾長鳥図」…朴(ほお)も尾長鳥も珍しいモチーフだそうで、解説には異国情緒云々と書いてありましたが、たらし込みの色使いも不思議で、異国情緒を通り越して浮世離れした感じすらします。

画像は以下のブログのものにリンクを貼らせていただきました。

猫アリーナ 「水辺家鴨図屏風」「藤花図」
大倉里司 「白椿に楽茶碗花鋏図」
the Salon of Vertigo 「雪中竹梅小禽図」
てつりう美術随想録 「朴に尾長鳥図」

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