島旅⑪  誰かが見てくれていた。 | All the drawers of mine!

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関心あることすべてについて。

9月1日13時50分

井持浦教会到着。



赤いレンガ造りの小ぢんまりとした教会でちょっと見学。


バスのことも気になって、ささーーーーっとしか見学しませんでした。

しかも人の気配が全くなくて、

正直、ちょっと怖くなったので、

すぐに外を中心に見学しました。



バス停で10分ほど待っていたのですが、

このバス停が、民家のどまん前だったので、

こんな玄関先に、バックパッカーみたいなナリの女が突っ立っていたら、

さぞかし不審に思われるのでは、と思っていたら、

家の中から婦人が出てきて、

にこやかに「こんにちはニコニコ」と挨拶してくれた。



教会見学者だというのは、

当然解っていらっしゃったのかもしれないけれど、

その挨拶がとてもすてきで、やさしくて、

なんだか嬉しかった。



如何せん、この教会前には、

民家は数軒あるのですが、

車もあまり通らないし、

人気も本当に少なくて、

ただただ遠くの山からの蝉時雨だけが聞こえてきて、

早くバスが来ないかなぁと思っていたくらいだったので。


なんというか、人の声が聴きたくなるような、

そんな心細さがあった。



そんななかの挨拶。

しみた。






ようやくバスがやってきたら、

こわもての60前後くらいのおじさん運転手だった。


運賃は後払いだったので、

さっそく座席に座ってから、iPODを聴き始めて、

寝てしまった。




突然、運転手の馬鹿でかい声に目が覚めた。



お金払ってないんでしょ???といわれた。


突然のことで、びっくりしたら、

「今5分くらいバスを止められるから、

そこに郵便局があるからお金を崩してきなさいよ!」


と、郵便局を紹介してくれた。



この運転手は、

行きの運転手から事情を聞いていて、

郵便局前でわざわざ止めてくれたのだった。



財布だけ持って、ダッシュで郵便局に駆け込み、

お金を崩してもらいました。



運転手は、こわもてのおじさんだったので、

最初怖かったのですが、

崩して帰ってきたら、

満面の笑みで迎えてくれた。



そのおじさんの笑みで、

本当にほっこりしてしまった。



私の準備不足がことの発端ではあったのですが、

この気遣いにとても救われた。







バスがまた福江港に戻り、

運賃をきちんとはらいましたとさ。




ちなみに、このエピソードで、

ちょっとまた引っかかったのが、

おじさんに起こされた時に流れていたiPOD。


hitomiのLOVE2000だった。

「愛はどこからやってくるのでしょう、自分の胸に問いかけた」ですわ。


しかも、バスに戻ってから再びiPODを聴いていたら、

Black Eyed PeasのWhere Is the Loveだった。


さらには、この曲の後にはZARDの「心を開いて」だった。



またまた悶々とした気分に響いてしまった。



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心を開いて/ZARD
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