こんにちは。
前回のブログにて、読書をしていると書きました。
今まで、読めずにたまっていたやつとか、
新しく買って読んだ本とか、
とにかく黙読したり、時には音読しております。
まず誤解のないように、音読した本をご紹介しますと・・・
宮沢賢治集です。
彼の作品は、独特の擬音語や、節があって、
音読すると面白いなぁと思いました。
読んでいるうちに、情景が浮かぶのです。
(岩手の情景なんだろか。)
だから音読なのです。
セロ弾きのゴーシュも面白かったけど、
よだかの星では、読んでいるうちにボロボロ涙が出てきてしまった。
よだかの苦悩が、グッサリ心に刺さるのです。
独特の節といえば・・・
川上未映子の「わたくし率イン歯ーまたは世界」
も、最後の最後で、「はぁ~!」とドキッとする展開になって面白かった。
途中までは??が続いていたのだけど。
そして文章に関西の節があって独特。
主人公の女は、奥歯に固執する。
そして、恋人にも固執する。
固執しすぎて、「わたくし」の世界の中で生きてしまう、この女。
おおざっぱに言って、自己チュウ。
その後の話は、ネタばれになるから話せませんけれど、
この主人公の女の性質は、
私にもあるかもしれない。
ある女から、この主人公は
「わたしわたしわたし・・・・ってあんた『わたし病』なんとちゃう?」
みたいなことを言われる。
読んでいるうちに、私自身、私の中にある「わたし病」
…それに気づいて、「はぁ~!」となったのでした
この本も、音読するとおもしろいかもしれないね。
今回の一曲:
椎名林檎/ギプス
最近の椎名林檎の作品は、あまり聞いていませんが、
前の椎名林檎の歌詞は、「あたし」がよく使われていました。
川上未映子の文を読んで、この人の歌詞をふと思い出しました。
椎名林檎の歌に出てくる「あたし」は、
小説に出てくる『わたし病』ではないけれど、その要素は持っている女の子、
って印象がありました。
ギプスの歌詞を読んだとき、めちゃめちゃ切ないんだけど、
この切なさは自分で乗り越えるしかないんだよな、
と思うの。
恋愛は甘いけど厳しくもある。
ストイックか![]()
☆おわり☆