昔から、何でも大切に扱う方で、物持ちは良いです。でも、いくら大切でも、限度がありますよね。
皆さんの価値観も、それぞれでしょうが、私にも捨てやすい物、捨てづらい物があります。
捨てやすい物。書類、家電、家具。必要ないと感じたら、バッサバッサ捨てられます。
捨てづらい物。幼い頃の思い出、オモチャたち。ガスガンやら、漫画やら、ゲーム。
それと、男のロマンたち。車やバイクの部品、自転車、釣具、ゴルフ道具やサーフボード。これらも捨てられない。
いつか山で、キャンプファイヤー囲みながら、ハムをかじろうと狙っていたサバイバルナイフは、未だ出番なし。
そして、服や靴。そうそう、靴と言えば!
この靴は、どこにでも売ってるTimberlandですが、履きやすくて、ついつい、ずっと履いていたもの。

ある雨の日、歩いていると、ピチャッ、ピチャッと音が。変な音だなと思いながら、放っていたら水がしみてくる。
こんなブーツのくせに何故しみる?と思って靴の裏を見たら、両足とも磨り減りすぎて、中の素材が丸出し。

町の水溜りから、少しづつ水を集めていたのかと思うと、心底げんなりでした。今までマハロー、Timberland!
そんな事があった、次の日。下駄箱を見回していると、こんな靴が。
親父からイギリス出張のお土産に、ともらったClarks。詳しくないのですが、まだ日本では、それほど
出回っていない頃?ではなかったかな、、、と言うことは、いったい、何年前のものだ?

こちらは正直、あまり履いていなかった。でも、当時の嬉しかった気持ちが忘れられず、ずっと大切にしまってた。
Timberlandとはサヨナラしたし、これを機にたまには履くか!と思い立ち、いざ出発。
履いた瞬間、これまた不自然な音が!?ま、いっか。と、玄関に鍵かけて、一歩、二歩、三歩と歩きだし・・・
・・・四歩目には、キレイに裸足でした。靴と靴の裏が完全に分離。嘘のようですが、こんなことあるんですねー。

はっきり言って一人コント。でも周りには誰もいない。どうせなら誰か見て笑って欲しかった。
それほどキレイに四歩で裸足でした。街中だったらどうしてたろう・・・ぞ~っとする。今までマハロー、Clarks!
大切にすると言っても限度があるようです。でも、最後に強烈な思い出を焼き付けて、サヨナラしてくれます:笑。
あ、そうだ。先日のブログで書かせていただいたこちらの雑誌、昨日、販売開始のはず。
いい感じで掲載して頂けたかなー。楽しみだなー。
「ケイコとマナブ PresiousLife 2009 Spring」号に家族総出ででてます。機会があれば是非、見てみて下さいね!
石原鉄兵