【片頭痛の手術】へ向けて。名医の診察レポと確かなエビデンス

 

先日、片頭痛の改善手術に向けた診察のため、目黒本町MJクリニックへ行ってまいりました。 

片頭痛手術へ。電車で水分補給

 

西小山駅

西小山駅のダイソーと東急ストアの外観

 

ここからから歩いて5分の「目黒本町MJクリニック」

 

 

目黒本町MJクリニックの外観

 

Googleで確認したときに、普通のお家?口コミも全くないし、大丈夫?とびっくりしたのですが、空き家となったご実家を改装して、去年の5月にクリニックをオープンしたのだそうです。

 

受付ではQRコードの読み込みと紙の問診票を記入し、その後診察室へ。 持参した「頭痛ダイアリー」を前川院長先生に見ていただきながらお話ししました。先生はとても落ち着いていて、穏やかに私の話に耳を傾けてくださり、安心してお話しすることができました。

 

私の片頭痛のトリガーとなっているのは、右眼球の上と内側、そして首の後ろです。 

 

※目黒本町MJクリニックHPから画像をおかりしています。

 

片頭痛手術:前頭部、側頭部、後頭部のトリガーポイント

 

後頭部、前頭部、側頭部の片頭痛手術

 

具体的には、①前頭部(おでこ・眉間)のトリガーポイントである、眉毛の中央から神経が出る「眼窩上神経(がんかじょうしんけい)」周辺の締め付けられるような痛みです。 また、③後頭部(うなじ・後頭部)のトリガーポイントは、細い後頭部の神経である「小後頭神経(しょうこうとうしんけい)」です。

 

診察では、そのトリガー部分を超音波(エコー)で確認し、血管が拡張している様子を丁寧に診ていただきました

 

赤いところです。

エコーで確認された後頭部の血管

 

片頭痛手術エコー:後頭部血管

 

また、昔患っていた副鼻腔炎(蓄膿症)も頭痛の原因になることがあるそうですが、現在は完治している旨もしっかりお伝えできました。

エコー検査の結果、後頭部のトリガーポイントの血管が約3ミリあり、やや太めであることが分かりました。前頭部(おでこ)と後頭部のどちらを手術すべきか相談したところ、先生からは「後頭部の方が血管が太いから、こちらからアプローチするのが良いね」と的確なアドバイスをいただきました。

また、前頭部を手術する場合、眉下を2.5cmくらい切ることになります。やはりお顔の傷跡は少し心配だったこともあり、まずは傷跡が目立ちにくい首の後ろ(後頭部)を手術してみて、様子を見ることに決めました。後頭部の手術をするだけでもだいぶ頭痛が楽になるのであれば、わざわざ眉の下を切らなくても済むかもしれない、と思ったからです。

この手術がうまくいけば、これまでの片頭痛の80〜90%ほど痛みが収まるそうです。「首の後ろからのきっかけで起こる片頭痛が減るかもしれない!」と思うと、「ぜひやってみたい」という気持ちしか湧かず、先生に「すぐにお願いします」とお伝えしました。

診察後、さっそく術前の血液検査の予約を取り、後日の手術日程も決定しました。手術自体は2時間半ほどで終わるそうですが、翌日には血抜きのための管(ドレーン)を抜く処置があるため、クリニック近くのホテルの予約も取りました。

日本では、片頭痛の手術(末梢神経減圧術)を受けられるクリニックはまだ本当に稀です。 目黒本町MJクリニックでも、この手術を導入されたのは今年の5月とのことでした。私はかなり早く情報をキャッチできた方なのかなと思います。

これもGemini先生のお蔭!

 

日本の現状について公式サイト等の確かなエビデンスを調べたところ、以下のようになっています。

  • 湘南美容クリニック(SBC):2025年12月19日に公式プレスリリースを出し、国内で初めて全院規模で「外科的アプローチによる片頭痛治療」の提供を開始しました。公式サイトにも、痛みが生じている知覚神経を操作して改善する日帰り手術として、詳細なメニューが明記されています。

  • 大学病院等の取り組み:例えば、大阪大学医学部附属病院のペインクリニック部門など、大学病院や専門施設では、エコーで神経を確認しながら行う「神経ブロック」や、熱で神経の痛みを和らげる「高周波熱凝固法」など、痛みを伝える神経に直接アプローチする先進的な治療が研究・実施されています。

このように神経へのアプローチは進んできていますが、外科的に神経の圧迫を直接解除する「末梢神経減圧術」を専門的に行っているクリニックは、日本ではまだまだ非常に珍しいのが実情です。

「頭の手術」と聞くと不安になるかもしれませんが、これは脳の手術ではありません。頭皮の下の知覚神経を圧迫している筋肉や血管を取り除き、痛みのシグナルを遮断する安全な外科的治療です。

海外では、すでに確固たるエビデンスが確立されています。 2000年にアメリカの形成外科医、バーマン・ガイユロン(Bahman Guyuron)医師によってこの概念が提唱されました。その後20年以上にわたる研究や多くの医学論文が発表されており、68%〜95%の患者さんで頭痛の頻度や痛みが半減、あるいは完全に消失したという実証データがあります。

そして何より安心なのは、執刀してくださる前川二郎院長先生の素晴らしい経歴です。 先生の経歴をすべて記載しておきます。

 

【前川二郎 院長の経歴と資格】

 

前川二郎医師、横浜市立大学名誉教授の称号授与証

  • 学歴:滋賀医科大学医学部卒業

  • 経歴

    • 1984年 横浜市立大学形成外科教室に入局(大学病院で40年以上のキャリア)

    • 2011年〜2022年 横浜市立大学医学部 形成外科学 主任教授

    • 現在 横浜市立大学 名誉教授、同医学部 形成外科学 客員教授

  • 保有資格

    • 形成外科領域 専門医・指導医

    • 日本形成外科学会 指導医(再建・マイクロサージャリー分野、小児形成外科分野、皮膚腫瘍分野)

    • 日本創傷外科学会 専門医

  • 主な学会役職

    • 日本形成外科学会 名誉会員

    • 日本リンパ学会 理事

    • 日本リンパ浮腫治療学会 理事

    • 日本眼瞼義眼床手術学会 理事

    • 日本美容外科学会 評議員

長年、顕微鏡を使った極めて精密な手術(マイクロサージャリー)を専門とされてきた指導医だからこそ、顔や頭皮の繊細な神経の手術も安心してお任せできると確信しました。

 

診察のあとは、最近のお気に入りのアーモンドミルクラテでほっと一息。

スタバで休憩、片頭痛手術へ向かう

 

エビデンスと素晴らしい先生のおかげで手術への不安がすーっと和らぎました。

この日の午後は昨日のブログにも書いた「素敵女子さん」との楽しいランチ会へ向かいました!

長年苦しんできた片頭痛ですが、今は前向きな気持ちで手術に臨めそうです。 同じように片頭痛で悩んでいる方にとって、この記事が少しでも希望の光になれば嬉しいです。

 

 

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