元特攻隊員だった茶人・千玄室氏(102歳)の言葉。平和への想いと「一服」の意味。
こんにちは![]()
旅行と美味しいものが大好きな
アラフィフ主婦のくまこです![]()
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そんな中、先日YouTubeで
たまたま見かけた動画。
少し気になって見てみたら、
とても衝撃的な内容だったんです。
それは、今年の8月14日に102歳で大往生された、
裏千家15代家元の千玄室
(せん げんしつ)大宗匠の
インタビュー動画。
100歳とは思えない位、
凛とした佇まいと語られるお姿に
まず驚かされました![]()
さらに衝撃を受けたのは、
彼が戦時中に特攻隊のパイロットだった
という事実でした。
「茶道」と「特攻隊」。
結びつかないように思える
二つの世界を生きた方の言葉は、
あまりにも重く、そして深く、
私たちの心に響いてきます。
■ 死を覚悟した日々の中の「一服」
千玄室氏は、第二次世界大戦中、
特攻隊員としていつ死ぬか
わからない毎日を送っていました。
動画の中で彼が語ったのは、
死と隣り合わせの仲間たちのために、
お茶を点てていたというお話。
たとえ立派な茶室でなくとも、
仲間と向き合い、
心を込めて点てる一服の時間。
それは、明日をも知れぬ
命を生きる若者たちにとって、
唯一、人間らしさを取り戻し、
心の安らぎを得られる
時間だったのかもしれません。
ある日、仲間から
「明日出撃するから、
最後の一服を点ててほしい」
と頼まれたこと。
お茶は単なる嗜みではなく、
生と死のはざまで、
若者たちの魂の拠り所と
なっていたのですね。
私がお稽古でいただく一服が、
こんなにも深い意味を持つなんて…。
■ 生き残った者の使命「一碗の平和」
千玄室氏は、昭和18年、
同志社大学2年在学中に
自ら志願して海軍に入隊。
飛行科に入り特攻を志願。
しかし出撃の直前に
待機命令が出て生き残り、
九死に一生を得ます。
でも、それは単なる喜びだけでは
なかったそうです。
仲間が自分の代わりに
命を落としたという、
深い罪悪感。
その大きな葛藤を乗り越え、
彼は戦後、新たな使命を見出します。
それが「一碗の平和」を掲げ、
茶道を通じて世界に平和を
広めることでした。
70カ国以上を訪問し、
人種や文化、
宗教の壁を越えて、
お茶の精神を伝え続けたのです。
一杯のお茶を共にいただくことで、
相手を思いやり、
尊敬する心が生まれる。
その積み重ねこそが、
平和な世界への第一歩だと信じて。
■ 私たち世代が受け取るべきメッセージ
動画の後半、
大宗匠は現代の日本の若者たちに、
強いメッセージを送っていました。
「自国の文化や歴史にもっと誇りを持ってほしい」
そして、過去の悲劇を忘れずに、
平和な未来を築くことの重要性を、
力強く訴えかけます。
これは、若者だけでなく、
私たちアラフィフ世代にも
向けられた言葉だと感じました。
平和な時代に生まれ、
当たり前のように旅行やグルメ、
趣味を楽しめる私たち。
この日常が、どれだけ尊く、
奇跡的なことなのか。
そして、この平和を守るために、
私たちに何ができるのか。
千玄室氏の生き様は、
私たち一人ひとりに、
静かに、でも確かに
問いかけているように感じます。
彼が伝えたかった
「和敬清寂(わけいせいじゃく)」の精神。
お互いを敬い、心を清らかにして、
どんな時も動じない心を持つこと。
これこそ、今の不安定な世界に
一番必要なのかもしれません。
この動画は、特攻隊という
悲しい歴史を通して、
平和の尊さを改めて考えさせてくれる、
素晴らしいものでした。
もしご興味があれば、
ぜひご覧になってください。
きっと、心が洗われるような、
大切な何かに出会えるはずです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました✨
大宗匠の想いをさらに深く知りたい方は、
こちらの本もおすすめです。
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