茶道仲間とピアノリサイタルへ。ベートーヴェン「悲愴」とリスト「ラ・カンパネラ」を楽しむコツ
こんにちは![]()
旅行と美容、美味しいものが大好きな
アファフィフ主婦くまこです![]()
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「何か新しいことを始めたい!」
と思い立ったのが去年の秋。
おそるおそる始めた英会話に続き、
今年の5月からは凛とした空気に惹かれて
裏千家茶道のお教室にも通い始めました。
いくつになっても
新しい世界に触れるのは、
本当にワクワクしますね![]()
そんな茶道教室の先生と生徒さんたちと、
今度クラシックのピアノリサイタルに
ご一緒させていただくことになったんです
今日のブログでは、
そのリサイタルで特に楽しみにしている2曲、
ベートーヴェンの「悲愴」と
リストの「ラ・カンパネラ」
どちらも大好きな曲で、
これらを最大限に楽しむために
YouTubeで私なりに予習したことを
シェアさせてください。
「クラシックはちょっと難しそう…。」
と思っている方にも、
魅力が伝わったら嬉しいです![]()
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まるで重厚な映画!ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」
まず1曲目は、
ベートーヴェンのピアノソナタ第8番「悲愴」。
タイトルだけ聞くと
「悲しい曲なのかな?」
と思いますよね。
でも、ただ悲しいだけではない、
まるで1本の映画のような壮大な物語が
この曲には詰まっているんです。
逆境の中から生まれた情熱
この曲が作られたのは1798年。
ベートーヴェンが27歳の頃です。
若き天才ピアニストとして
ウィーンで名声を確立し、
まさにこれから!という時期でした。
しかし、その裏では彼を
生涯苦しめることになる
聴覚の異変に気づき始めていたと
言われています。
絶望的な状況にありながらも、
それを乗り越えようとする
強い意志やほとばしる情熱が、
この曲には込められているのかもしれません。
彼自身が
「グラン・ソナタ・パテティック
(壮大な悲愴ソナタ)」
と名付けたことからも、
この曲に込めた並々ならぬ想いが
伝わってきますね。
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第1楽章は、重々しい始まりから一転、嵐のような情熱的なメロディへ。人生の困難にたった一人で立ち向かうヒーローのような力強さを感じます。
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第2楽章は、聴いたことがある方も多いかもしれません。息をのむほど美しく、穏やかなメロディが、疲れた心を優しく包んでくれます。そっと寄り添ってくれるような、そんな感じです。
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そして第3楽章は、少し切なさを残しつつも、希望を持って前に進んでいくような軽快なフィナーレ。
人生の「苦悩」と「癒やし」
そして「希望」が描かれた、
まさに大人のための人間ドラマ。
私はどの楽章も好きなのですが、
第1楽章が終わった後の
第2楽章が始まる瞬間が大好きです![]()
緊張感のある旋律から一転して、
ふっと穏やかな音楽が流れる瞬間![]()
失恋して辛くてめっちゃ泣いた後、
辛いけど心が少し落ち着いて
来る感じのような…
そんな思い出が蘇ってきます![]()
当日はピアニストがどんな表情で
この物語を奏でてくれるのか、
今から楽しみでなりません![]()
キラキラの魔法!リストの「ラ・カンパネラ」
もう1曲は、
がらりと雰囲気が変わって、
リストの「ラ・カンパネラ」。
イタリア語で「鐘」という意味の通り、
キラキラと輝く鐘の音がピアノで表現される、
とても華やかな曲です![]()
“ピアノの王”が魅せる、憧れへの挑戦
この曲には元ネタがあるのをご存知でしたか?
それは“ヴァイオリンの魔人”
と呼ばれたパガニーニのヴァイオリン協奏曲🎻
リストは若い頃にパガニーニの超人的な
演奏を聴いて衝撃を受け、
「私はピアノのパガニーニになる!」
と決意したそうです![]()
そして、そのパガニーニのメロディを元に、
ピアノで極限のテクニックを
表現するために作られたのが、
この「ラ・カンパネラ」なんです。
リストがピアニストとして
ヨーロッパ中で絶大な人気を誇っていた、
まさに「スーパースター」だった時代の作品。
彼自身の圧倒的な技術と
スター性があったからこそ生まれた、
華やかでドラマティックな一曲です。
【豆知識】ピアニストの感性を刺激する、調の秘密
ところで、この「ラ・カンパネラ」には、
楽譜にまつわる非常に興味深い秘密があるんです。
実はこの曲、現在広く演奏されている
「パガニーニによる大練習曲」版の前に、
一度「超絶技巧練習曲」として
改訂された稿(第2稿)
が存在します。
その時の調は変イ短調(フラットが7つ!)
でした。
しかし、最終版では嬰ト短調(シャープが5つ)
へと書き換えられています。
面白いことに、この2つの調、
ピアノの鍵盤で弾く音は全く同じ
「異名同音」なんです。
では、なぜわざわざ同じ音を出す調に
書き換えたのでしょうか?
そこには、
楽譜がピアニストの感性に直接働きかける
「視覚効果」を熟知していた、
リストならではの深い狙いが
あったと言われています。
ピアニストにとって、
楽譜は単なる音の設計図ではありません。
シャープ(♯)が並ぶ楽譜は、
その見た目からして
「明瞭で、硬質的、そして輝かしい」
という印象を与えます。
一方で、フラット(♭)が並ぶ楽譜は
「柔らかく、深みがあり、落ち着いた」
という印象を演奏者に与える傾向があるのです。
リストは、この曲の持つ硬質で
キラキラとした鐘の響き、
その鋭い輝きをピアニストが
直感的に表現できるよう、
あえてシャープが並ぶ
嬰ト短調を選んだそうです![]()
つまり、楽譜を見た瞬間から
演奏者に正しいイメージを喚起させ、
求める音色へと導く![]()
ピアニストが楽譜から受け取る
インスピレーションまでもデザインするとは、
まさに“ピアノの王”リスト
の恐るべき慧眼ですね![]()
作曲家のそんな意図を想像すると、
一音一音に込められた色彩が
より鮮やかに感じられませんか![]()
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そしてこの曲の聴きどころは、
なんと言ってもピアニストの「神業」![]()
「超絶技巧練習曲」という名前の通り、
人間業とは思えないほどの速さで
指が鍵盤を舞うんです![]()
特に、高い音で奏でられる鐘の音は、
まるで宝石がキラキラとこぼれ落ちるよう![]()
理屈抜きに「わぁ、すごい!綺麗!」と、
その場の空気ごと楽しめる、
エンターテイメント性の高い一曲。
きっと会場中がその音の魔法に
魅了されるはずです
今日ご紹介した曲、
一度聴いてみたくなりませんか?
新しい世界への扉、そして再会の時
茶道を始めたことで、
美しい所作や季節の移ろいを
感じる喜びだけでなく、
クラシック音楽を楽しめる方たちと
出会えたことが、本当に嬉しくて![]()
私は以前フルートとピアノを習っていて
クラシック音楽が生活の一部でした![]()
今は一人で楽しんでいた音楽を、
皆さんと分かち合える感動があります![]()
曲の背景を予習する時間は
もちろん楽しいですが、
当日の会場で、同じメロディに心を震わせ、
演奏後にその感動をすぐに
共有できる仲間がいる——
これ以上の贅沢はありません![]()
お気に入りのワンピースを着て、
少しだけお洒落をして出かける非日常感も、
大切な仲間と一緒だからこそ、
喜びが何倍にも膨らむ気がします![]()
クラシック音楽を聴くような特別な日には、
いつもと違うお洒落も
楽しみたいですよね![]()
※これは先月のコンサートの画像
私が着ているのは
セオリーリュクスのものですが、
ユニクロでも似たものが売ってます
コンサートの前後にお仲間と素敵なお食事、
なんていうのも最高の贅沢。
※これは辻井さんの演奏を聞きに行った後
帰ってきたら、
その時の感動をレポートしますね!![]()
皆さんの心の中にも、
昔大好きだったのに、
いつの間にか心の隅に置いてしまっている
「好き」はありませんか![]()
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もう一度その扉を開けてみると、
素敵な未来が待っているかもしれませんよ![]()
そんな感じ![]()
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くまこのインスタグラム![]()
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では、また![]()
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