10日午後11時頃、兵庫県加西市上野町の県道で、同市北条町横尾の会社員生田直介さん(46)の長男で市立北条小6年敦弘君(12)と次男で同2年汰成(たいせい)君(8)が、軽トラックにはねられた。
汰成君は頭などを強く打ち死亡、敦弘君も病院に運ばれたが、間もなく死亡した。加西署は、軽トラックを運転していた同市下万願寺町、建築業小池巧容疑者(53)を自動車運転過失致死傷容疑で現行犯逮捕した。呼気1リットル中0・4ミリ・グラムのアルコール分を検出したため、危険運転致死容疑でも調べている。調べに対し、小池容疑者は「酒を飲んだが、人をはねた認識はない」と供述している。
発表によると、兄弟は通っている空手教室の先生と一緒に皆既月食を観測しようと約束。母親(36)と10日夜、周囲が暗くて観測しやすい先生宅を訪問した。先生が体調を崩していたため、帰宅しようと道路沿いの家から道路に出た際にはねられた。母親も一緒に出たが、いったん先生宅に引き返していたという。小池容疑者は事故現場で救急隊員に「ビールを3本飲んだ」と話していたという。(11日4時05分付、読売新聞『小学生2人はねられ死亡、皆既月食の観測帰り』より抜粋)
またしても理不尽な飲酒運転の事故で2人が死亡しましたか。しかも月食観測帰りですからね。被疑者本人も悪質ですよね。飲んだ上にはねた覚えがないということですからね。とても許せないですね。
ここ数年は横ばいの数字が続いてますからね。となると危険運転致死(場合によっては傷害致死)の法定刑に無期懲役を入れて縛っていくしかないのでしょうかね。1年以上や3年以上の懲役だけでは物足りなくなってきているでしょうからね。