大相撲の横綱審議委員会が２８日、東京・両国国技館であり、鶴田卓彦委員長（元日本経済新聞社社長）は、九州場所で１３日目に横綱・白鵬が優勝を決めたことに言及し「早く決まりすぎ。華に乏しかった。大関や関脇が弱すぎるのか。もっと奮起しないと客席は沸かない」と話した。
大関昇進の理事会招集が決まった稀勢の里の戦いぶりについては「（師匠の死去という）悲しみを越えてよく頑張った。昇進は当然の意見が大勢だった」と語り、「琴奨菊とともに徹底して競り合えば、大相撲が盛り上がる」と期待した。下位力士の相撲内容にも触れ「あっさり負け、悔しさ、涙も見せない。もっと土俵際でもつれて、勝ちにこだわらないと面白くない」と述べた。（28日19時44分付、毎日新聞『＜大相撲＞横審委員長が九州場所での大関、関脇陣に苦言』より抜粋）
まあ、白鵬が充実して強すぎるのと彼以外の力士が弱いということですね。朝青龍のときと同じですね。バルちゃんやキセノン、奨さんならある程度は対抗できるでしょうからね。早いところこういう閉塞感を打開してもらう人が出てきてもらいたいですね。