中日の来季新監督に決まった高木守道氏（７０）が、就任発表から一夜明けた２３日、イチロー外野手（３７、マリナーズ）、福留孝介外野手（３４、インディアンス）、川上憲伸投手（３６、ブレーブス）ら地元に縁のあるメジャーリーガーにラブコールを送った。テレビ解説のためにヤクルト戦が行われた本拠地・ナゴヤＤを訪れ、大補強へ熱弁を振るった。
次期監督は今季限りで退任する落合監督と監督室で会談。チーム状況について説明を受け「私にできることはします、という言葉ももらった。和やかに話ができてホッとしています」と早くも円満な関係を築いた。
オフの補強については「大砲が欲しい。イチロー、福留に（投手では）川上。冗談みたいだけど、実際のところ来て欲しいですよ」と言い切った。もちろん、契約や高年俸などハードルは高く、井手取締役編成担当は「コストパフォーマンスが合えば」と慎重だったが、高木氏はこの日の朝、愛知県出身のイチローの父・宣之さん（６８）に電話で「ぜひ欲しいと連絡しておいて下さい」と伝え「分かりました」と返事をもらったという。
組閣についても「地元の方が昔の選手時代を知っているような人にコーチになってもらうのも必要」とＯＢ中心になることを明言。現在、球団のＯＢ会長でもある人脈を駆使する方針だ。リップサービスの意味も込められているとはいえ、現場復帰への情熱はあふれんばかりだ。
◆３人の契約内容は？ イチローは来季、５年総額９０００万ドルの契約最終年を迎え、年俸は１７００万ドル（約１２億９２００万円）となる。福留は今季が４年総額４８００万ドルの契約最終年。年俸は１３５０万ドル（約１０億２６００万円）。ブレーブス傘下２Ａミシシッピの川上は今季で総額２３００万ドルの３年契約を満了となる。年俸は６６６万７０００ドル（約５億６００万円）。（24日８時01分付、スポーツ報知『イチロー欲しい！来季監督・高木氏、チチローに“交渉”電話…中日』より抜粋）
愛知県が出身地のイチローとOBである川上・福留にラブコールですか。でもいずれも高額な年俸がネックとなって赤字改善には厳しいとは思いますがね。いずれもメジャー志向が強ければダメですしね。どうかとは…。