仕事はタフに!服装はラフに! | 大塚訓平の「命があればあとはかすり傷」                   (2009.6.20脊髄損傷Th-10)

大塚訓平の「命があればあとはかすり傷」                   (2009.6.20脊髄損傷Th-10)

栃木県宇都宮市で働く車いすの不動産会社社長ブログ。株式会社オーリアル 代表取締役 NPO法人アクセシブル・ラボ 理事長 大塚 訓平の超前向きな毎日を綴るブログです。

「仕事ラフに!服装はラフに!」

そんな言葉がぴったりの大好きなアイテム。
 
その名は【ワークウェアスーツ】。
 
発売開始以来、様々なメディアで取り上げられ、人気大爆発中のWWS。
仕事の時はもちろん、プライベートでも自由に着こなせる可能性無限大のアイテム。
 
今回は、車いすユーザーならではの僕の目線でWWSについて書きたいと思います。
 
まず最初に言わなくてはならないのが、車いすユーザーのスーツ探しは困難を極めるということ。
全ての車いすユーザーがそうとは言い切れないが、逞しい上腕の持ち主が多い。普段から腕力に頼って生活しているからだろう。
 
僕も服を買う時に試着をすると、腕が入らない事が多々ある。デザインやシルエットなどは自分好みだったとしても、サイズが合わない事がほとんど。
そして、車いすを漕ぐ時に気になるのが、袖口の汚れ。タイヤに擦れて袖口が汚れたり、ひどい場合は生地が破れてしまうこともある。
 
だから、僕は腕まくりしたい。カッコつけてるわけではなく・・・(いや、少しはカッコつけたいw)
 
 
袖をおろすと、完全にタイヤに当たってしまう。
 
ついでにジャケットの裾も汚れる。
ボタンを留めていても風や漕いだ勢いで裾部分がタイヤに当たることも。
 
こうした事を考えると、自分の体型に合って着心地が良く、車いすでの移動の際に邪魔にならない、そしてデザインの良いものを見つけるのは難しい。
 
この3つを解消してくれたのがWWS!
ストレッチ素材により、発達した上腕もスルッと入り、胸回りも苦しくない。
 
おまけに汚れたら水でササっと洗えば良い。
最近は息子を抱っこすると、よだれがいっぱいつきますが、少し水をつければ落ちちゃいます。
子育て世代にもおススメ!


 

 

 

 

 

そして、この撥水効果がありがたいのが、雨が降った時!
 
車いすユーザーは傘させません。
傘さしながら車いすで移動できる人はいますが、決して動きやすいものではない。
 
これだけ水を弾いてくれると、ちょっとした雨なんかヘッチャラで雨宿りしていこうなんて思わない。
 
ついでにパンツを履く際、サラサラとした素材なので、摩擦が起こりにくく、またウエストゴムが付いているため、とっても着替えやすい。
例えばベッドの上などで着替えようとすると、ほとんどの場合、摩擦が起こり、身体を何度も左右に傾けながら履くので、結構時間もかかる。
 
これだけの機能を兼ね備え、デザイン良いときたら買うしかないでしょ!
 
洗濯しても、すぐ乾くから便利!
 
 
全国の車いすユーザーの皆さんにも是非おススメしたい。
 
まずはサイトをチェックしてみよう!
 
因みに僕は170cm、腕周り37cmで