これを食べずして、大阪のうどんを語るなかれ。
そう称えられる、誉れ高き「道頓堀 今井」本店のうどんを、ようやく食べることができた。
同行のKDMさんとジャンジャン横丁の八重勝で、たらふく串カツを食った後だった。当然、お腹はパンパカパン。
にもかかわらず、つるりと食べることができた。
なんといっても、やさしい出汁。なんてやさしいんだ! きつねとネギの甘みが、それに輪をかけて、やさしさを引き立てる。
麺も正しく、コシのやわい大阪うどん。暴飲暴食で弱った胃には、讃岐の強さではなく、この大阪のやさしさがうれしい。
実は、本店より前に、新大阪駅の新幹線改札内にオープンした今井でうどんを食べていた。
正直言って、期待外れ。とろとろの親子丼は絶品だったけど、うどんの出汁にコクがなく、ぬるくって、いまいちだったのだ。
けれど、これで今井をダメと決めつけなくてよかった。やはり、本店の実力は違った。
新大阪駅は立ち上げ直後だったせいで、味が決まらなかったのかもしれない。また食べてみて、判断したい。
いずれにせよ、大阪うどんのスタンダードを味わいたい人はぜひ。
道頓堀 今井
道頓堀 今井 本店
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270202/27001289/
道頓堀 今井 大阪のれんめぐり店
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27060865/dtlrvwlst/3599444/
