三国演義は面白いけど長くてちょっと飽きる。そんな時には休憩に別の本を読む。読書の休憩に読書。という訳で古本屋へ。
斉藤光政『偽書「東日流外三郡誌」事件』
450円。日本史には余り興味がないが、面白く一気読みしてしまった。ジャーナリストなのだから中立を維持し真書派の意見にもページを割いて欲しかったが、それだけ幼稚な「偽書」だったということなのか。そんな稚拙な嘘に騙され、或いは嘘と知りながら便乗する人々の心理も軽くではあるが解説されており興味深い。私は歴史のあるようで無い土地の産まれなので、「東北出身者のコンプレックス」と言われてもピンとこないが、そうした二千年近くもの下積みがこの事件を産んだと思うと空恐ろしくもある。
岩宿遺跡発見の顛末や旧石器捏造事件など、この辺りは調べ出すと時間があっという間に過ぎる。
かの国をどうこう言ってられんよなぁ。
ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」
500円。前々から気になっていた本。上巻のみを見つけ買ったはいいが、下巻を新品で買うほど読みたくもなく。値下がり、下巻も揃って買えるようになってから買えば良かった。
下巻購入まで積み。
京極夏彦「ルー=ガルー」
100円。値段シールが剥がされており、その代わりに中に5,6枚値段シールが貼り付けられた悪戯品。新書・古書両方を扱う本屋で購入したのだが、レジで定価を言い渡された。値札無いからって、染み・折れのある本を何の疑いもなく新品と判断するかね。
これも積み。読者にネタを募るというのは面白いが、何もアニメージュでやらんでも。先入観持っちゃう。
ジェリー・S.ピヴェン「日本の狂気」
Amazonマケプレ。254円。
届いてないので何とも言えないが、Amazonのレビューを見る限りは面白そう。幾つかの事件から日本人の心理を読み取る様な内容。
安能務「三国演義」は三巻まで読む。初読時にも感じたが、「~だね」とか、口調が軽く戦国武将としては威厳が無さ過ぎる。
これ以外は横山三国志しか読んでいないので、張飛を恐れ出陣を渋る呂布とか、アスペで小物臭い孔明とかも私のイメージじゃない。でも、この解釈の方が筋が通っているような気がするし、何より登場人物を身近に感じられる。前述の口調もそれに貢献している。
こういうのも良いけど、荒唐無稽で「関羽つえー!孔明すげー!」みたいな三国演義も読みたいなぁ。
読書熱の低下も良書?に出会えて快復しつつある。積んでるカラマーゾフの兄弟に手を付けられる位になればいいのだが。