八尺様「ポポポッポポポッポポッポポッポポッポ」
うん やっぱり何言ってるのかわからないわ
てけてけ「どんな言語でも翻訳できるナレーターもこれだけは無理なんだねー」
いや今日は調子が悪い日であって普段はちゃんと翻訳を
てけてけ「そういう言い訳はいいから」
八尺様「・・・ポポポーポポポー」
てけてけ「え？ 違和感？」
八尺様「ポポッポポッポポポッポッポポポ」
てけてけ「身長を測ればいいの？」
おい通訳者 会話してねえで通訳しろ
てけてけ「ああ 今日のはっちゃんは違和感があるんだって」
てけてけ「だから試しに身長を測ってみてって言われてるところ」
身長なら私の持ってるスカウターで測れるけど
てけてけ「最近のスカウターって強さだけじゃなくて身長とかも測れるんだねー」
ちなみにその人のスリーサイズも測れる
てけてけ「ちょい」
あっ、てけてけは下半身がないからツーサイズか
てけてけ「○す」
思ったより効いてて草
八尺様「ポポポポポッポポポポッポポッポポポポーポポポポポポポポ（圧）」
てけてけ「はよ測れよ、あとスリーサイズ測ったら躊躇なくこの世から消し去るだってさ」
怖すぎワロタ
そして八尺様の身長は225cmだってさ
八尺様「ポ！？」
てけてけ「嘘・・・ でしょ・・・」
スカウターは嘘をつかない
八尺様「ポポポポポ・・・」
てけてけ「私の自慢だった身長が・・・」
八尺様「ポポポポポポポポポポポポポポポポポッポポポポポポポポーーー！」
てけてけ「これじゃあ八尺様じゃなくて7.5尺様じゃない！！ だって」
そっか 一尺は30cmで八尺様は八尺あるから240cmだったね
でも今は225cmだから七尺と一尺の半分で7.5尺様だと
八尺様「ポポポポ・・・」
てけてけ「これじゃあ私お嫁に行けないって言ってる」
え？ お嫁に行けるとでも思ってるの？
てけてけ「えー ただいまナレーターが八尺様にギタギタにされています」
てけてけ「これを読んでいるそこのあなたは暴力で物事を解決するのはやめましょうね」
てけてけ「それと誰かを傷つけたり蹴落としたりする笑いもなるべく控えるようにしましょうね」
数分後・・・
てけてけ「ということで八尺様を頑張って元の身長に戻そう！」
私をギタギタにするパートは必要だっただろうか
八尺様「ポポポポポポポポ」
てけてけ「必要ですけど何か？ だってさ」
それでまずは何をしていくの？
八尺様「ポポポポポポ」
てけてけ「牛乳飲む」
意外と普通だった
八尺様「・・・」
てけてけ「あっ、そういえば牛乳買うの忘れてた」
現在 八尺様はてけてけをけちょんけちょんにしています
先ほどてけてけも言っていましたがこういうふうに暴力で全てを解決しようとするのはやめましょう
まあ八尺様の場合はカルシウム不足っていうのも原因の一つかもね
てけてけ「・・・」
八尺様「ポポポポポー」
多分だけど
誰かーー！ 牛乳くださーーい！
って言ってると思う
早苗「牛乳なら持ってますよー！」
買い物帰りの早苗がやってきた
八尺様「ポポポ？」
その牛乳貸してほしいんだけどいいよね？
かな・・・
いや流石に意訳しすぎか？
てけてけ「合ってる・・・」
やったー！
早苗「どうぞどうぞ！」
早苗は牛乳を一本手渡した
早苗「さて、私から牛乳をもらったことですし！」
八尺様「ポ？」
早苗「一緒に守矢教を崇拝しましょう！」
早苗は守矢教という宗教を信仰しているシスター・・・
いや、一応守矢神社の巫女だったっけ？
早苗「守矢教に入れば身長だって伸びますし肩こりだって治りますよ！」
八尺様「・・・」
早苗「それに猫背も治るし学校や仕事に遅刻しないけどゆっくりもできないような微妙な時間帯に起きることもなくなります！」
絶妙にほしい能力なのが腹立つ
早苗「同居人のナレーターからも何か一言言ってくださいよー！」
入信しなくていいです
八尺様「ポポポー」
またねー だってさ
早苗「あああああああああ！ 大事な資金源がーーーーーーーーー！」
信者のことを金としかみていない早苗で合った
早苗「いや今のは口がすべっ」
八尺様移動中・・・
八尺様「ポ！ ポ！ ポ！ ポ！」
現在八尺様はWii fitをしている
てけてけ「頑張れーーー！」
ひきこさん「・・・」
なお2人はひきこさんの家に来てWii fitをしている
そのため家主であるひきこさんは部屋を占領されているので仕方なく隅っこでじっとしているのだ
ひきこさん「せめて家に来るならアポとってきてからでしょ・・・」
アポが必要らしい
ひきこさん「それとパスポートも」
ここ海外なの？
ひきこさん「まあ一応」
周りに海どころか水源すらないんですけど
ひきこさん「海を跨がないタイプの海外」
それを国内って言うんじゃないかな
八尺様「ポポポ！！」
てけてけ「スカウター！」
ああ はいはい
えっと・・・ 220cmだってさ
八尺様「ポォオォオォオォオォオォオォオォオォオ！！」
通訳がなくても怒ってることが伝わってくる
てけてけ「これじゃあ3ぶんの23尺様だね」
ひきこさん「全然しっくりこない名前・・・」
ひきこさん「それとWii fitって体重をあれこれするゲームじゃ」
それを聞いた八尺様は窓ガラスを突き破って出ていった
ひきこさん「ちょっとーーーーーーーーー！！」
てけてけ「じゃ！」
てけてけも窓ガラスを突き破って出ていった
ひきこさん「玄関から出ていってよーーーーーーーーーーーー！」
そして・・・
八尺様「はぁ・・・ はぁ・・・」
どうやらあれから色々なことをやってきたようだ
てけてけ「おそらくこれで大丈夫なはずだよ・・・」
てけてけ「さ、さあ 今日はぐっすり眠って明日どうなってるk」
てけてけは眠りについた
八尺様「そこで寝るんかい・・・」
八尺様もゆっくりと眠りについたのだった
・・・え？ 今八尺様喋った？
え！？ いやいやいや！ ちょっと待って！？
え！？ 喋った！？ えぇ！？！？
そして次の日・・・
てけてけ「うーん・・・ おはよう」
てけてけが目を覚ますと・・・
てけてけ「え？ 何これ」
てけてけの前に巨大な足が
しかもこの足 家の屋根を貫いてやがる
てけてけ「・・・これってもしかして」
てけてけは上を見た
八尺様「・・・でっかくなった」
なおスカウターで測ってみると2400cmでした
てけてけ「でかくなりすぎだよーーーーーーーーーーーーー！！！」
八尺様「今日から八十尺様ね」
いや八尺様普通に喋れるじゃん！！
てけてけ「そこ！？ ねえそこなの！？」
そこに決まってるだろ！！