コットン「やだやだやだやだやだーーーーーー!!!!」

 

お決まりのやつから始まって参りましたけど

 

ボトム「いい加減勉強しなさい!!!」

 

コットン「コットン勉強苦手だもん!」

 

ボトム「やりなさい!」

ボトム「テストも近いんでしょ!! なら尚更やらなきゃダメでしょ!」

 

コットン「やーーーめーーーてーーー! コットンにテストの話は効果抜群なんだぞーーーーーー!」

 

この間トップが英語のテストで赤点取ってた

 

コットン「わぁぁぁぁぁぁぁぁ!! やーーーーめーーーーーろーーーーーーーーー!!!」

 

他人のテスト事情の話もダメなのね

 

ボトム「とにかくやりなさい!!! 今すぐに!!!!!!」

 

コットン「コットン4年生だぞ!!」

 

ボトム「だからどうした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ボトムはコットンの部屋を後にした

 

コットン「うぅ・・・ コットン勉強したくないー・・・」

 

アルル「気持ちはわかるよ」

アルル「でもねコットン 勉強をしないと将来ダメダメになっ」

 

コットン「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

コットンはいつの間にかそばにいたアルルにめっちゃびっくりして思わずレーザーを発射してしまった

 

アルル「ばたんきゅー・・・」

 

時を飛ばそう

 

コットン「ごめんなさい・・・」

 

アルル「全然いいよ 僕にも悪いところがあったから」

 

というかアルルはどうやって家に侵入していつからそばにいたの?

 

アルル「たまたま窓が開いていてコットンがしょんぼりしてたからつい」

 

それで窓を開けて入っちゃったと

 

・・・コットンの部屋2階なんだけどなー

 

コットン「やりたくないーーーーー!」

 

コットンは勉強がめっちゃ嫌いみたい

なのでとりあえずジタバタしているようだ

 

アルル「そうだなー・・・ じゃあ勉強の方法を変えてみよう」

 

コットン「?」

 

アルル「きっとクイズみたいにしてやれば楽しく取り組めるんじゃないかな」

 

コットン「クイズ?」

 

アルル「ナレーター 試しに問題出してみて」

 

了解

それじゃあコットン 体育の問題だ

 

コットン「??」

 

バスケで片足を軸にしながらやるドリブルをなんという?

 

コットン「わかんないーーーーーーーーーー!」

 

ピボットターンな

有名な珍回答でハッピーターンとか俺のターンとかって答えてたやつもいたなー

 

コットン「・・・・・」

 

あれ? なんで拗ねてるの?

 

アルル「君がおとなげない問題出したからでしょ!」

 

そうでした

 

クラスメート$「話は聞かせてもらったーーーーー!」

 

すると突然窓から不審者が・・・

 

・・・いや、こいつトップのクラスメートの$さんだ

 

アルル「いやいやいや! 誰!?」

 

$「まあ誰だっていいじゃないかー!」

$「おーいコットーン! お前は勉強が苦手らしいなー!」

$「そういう時は軽い頭の体操をすると良いぞーーー!」

 

コットン「うわああああああああああん! おねえちゃーーーーーーーーーーーん!」

 

コットンは号泣しながら階下に降りていった

 

$「・・・あれ? なんで?」

 

アルル「そりゃあいきなり知らない人が家に入ってきて自分の名前を呼ばれたら誰だって怖いでしょ」

 

$「確かにーー!」

 

$さんは大笑いした

 

ボトム「ちょっとさー・・・ お話ししようよ」

 

$「あっ、ボトムだ」

$「いやちょっと待って! 俺はコットンの家庭教師として勉強を」

 

$さんは連れていかれた

 

コットン「グスッ・・・ なんでコットンだけ・・・」

 

アルル「よしよし」

 

A few days later

 

コットン「・・・」

 

コットンは珍しく緊張している

 

コットン「当たり前でしょーーーーーー!」

 

しょぼん「しーーーーーーーっ!」

 

メリーさん「コットン 次騒いだら2週間停学なの」

 

ああ 今テスト中か

 

コットン「国語のテスト中なの!(小声)」

 

ちょっと問題見てみるか

 

えっと・・・ 四字熟語の意味を答える問題のようだ

 

(1) 疾風迅雷

 

コットン「素早く激しいことだったよね(小声)」

すごい 当たってる

 

(2) 百花繚乱

 

コットン「優れた人物や立派な業績が知識にたくさん現れることだよね(小声)」

すごい これも当たってる

 

(3) 夜郎自大

 

・・・ん? こんな四字熟語あるの?

コットン「自分の力や実力が優れていると思い込んでいることだよね(小声)」

ねえ国語辞典でも持ち込んでるの?

そうじゃないとこんなに正確な回答できなくない?

 

(4) 無知蒙昧

 

いやいやいや!! むずいむずいむずい!!

コットン「知恵や学問がないために道理を理解できず愚かなことだよね(小声)」

ねえやっぱり国語辞典持ってきてるでしょ

もしくはこっそりGoogle検索してるか

 

(5) 変態百室

 

もう私には無理だ・・・

コットン「次々と姿や形を変えていくことだよね(小声)」

このコットン 全然可愛くない

 

コットン「なんでそんなこというのーーーーーーーーーーーー!」

 

しょぼん「・・・メリー先生」

 

メリーさん「さ、コットン 職員室行きなの」

 

コットン「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

コットンは全力のジタバタで対抗したが数人係で職員室に連行された

 

・・・いやちょっと待て

 

コットン あのジタバタに紛れてテストの問題全部解いてやがる!

 

しょぼん「え!?!?」

 

コットンってやればできる子なんだね

 

しょぼん「あれ? これは国語辞典?」

 

はい コットン有罪

 

数学編に続く