ワースト「・・・ここはどこだ」

 

おっ、最初に目覚めたのはワーストかー

 

ワースト「ナレーター・・・ ここはどこだ」

 

とっくにご存知なんだろ?

ここがどこなのか

そしてこれから何をするのか

 

カービィ「うーん・・・ グッドモーニング!」

 

2位はカービィ・・・

 

待って 今のところ私の予想当たってるぞ

ってことはこれ3連単ありえるんじゃね?

 

ワースト「競馬じゃねえんだよこの野郎」

 

私の予想する3位はレナだ

どうだ・・・ くるのか?

 

レナ「・・・うっ」

 

やったーーーーーーーーーー!!!!!!

レナが起きたぞーーーーーーーーーーーー!

 

カービィ「ねえうるさいんだけど」

 

いや私の馬を使わない競馬大会が終わったから大声出してみんなを起こそうかと

 

レナ「あれ? ここは?」

 

なんかみんなしてありきたりな反応するなー

 

カービィ「そりゃいきなり変なところに連れてこられたらありきたりな反応しかできないよ」

 

レナ「圭一君! 起きて!」

 

圭一「あと5分だけ・・・」

 

ワースト「寝ぼけてる場合じゃねえだろ!」

 

ワーストは圭一をぶっ叩いた

 

圭一「うおっ!? なんだなんだ!?」

 

レナ「・・・どうやら私たち誘拐されちゃったみたいだね」

 

圭一「誘拐!? 冗談じゃねえ!」

 

カービィ「一体誰が僕たちを」

 

いやそんなありきたりな会話はいいから

早くそこにいる奴ら全員起こして

じゃないと進められないからさ

 

圭一「進める?」

 

はい! さっさと行動する!

 

ワースト「けっ」

 

数分後なりーーー!

 

カービィ「多分これで全員だね」

 

はい ご苦労様です

 

ロゼッタ「それで私たちを集めて何をさせるつもりなの?」

 

もう気づいてるでしょ

 

圭一「あ?」

 

誰もお前になんか聞いてない!!!

 

圭一「俺には冷たいな」

 

カービィ「・・・ああ もしかしてデスゲーム?」

 

YES! DEATH GAME!!!

 

ワースト「なんで全部大文字なんだよ」

 

ロゼッタ「大文字?」

 

考えるな(定期)

 

圭一「デデデデデデデデデデスゲームだと!?」

 

ああ 安心して

これは誰も死なないデスゲームだからね

 

レナ「じゃあいつもの部活と同じだね」

 

圭一「いや魅音の部活はたまに社会的な死を与えられることがあるじゃねえか」

 

ワースト「てめえらの部活の話はどうでもいいんだよ」

 

ロゼッタ「・・・今年もやるの?」

 

うん やります

 

カービィ「お金かかった?」

 

まあそれなりに

 

ワースト「それで途中棄権はありか?」

 

ありって言ったら即帰るやつが現れそうなのでなしです

ということでこのデスゲームのルールについて説明していこう!

とは言っても大まかなルールは去年とほぼ同じなんですけどね

 

このデスゲームは全員参加です

途中棄権はできません

 

ロゼッタ「あのー ワーストが施設から出ようとしてるんですが」

 

途中棄権無しって言ったばっかだろ!

 

ワースト「ちっ・・・」

 

そしてステージは全部で9つあります

 

カービィ「・・・え? 9つ?」

 

うん 9つ

 

カービィ「去年よりステージが2個多い・・・」

 

ちょっとバージョンアップしてみました

 

圭一「お、おい・・・」

 

どうしたの? 今回初めてデスゲームに参加する前原圭一

 

圭一「そのステージの中で脱落したら・・・ どうなるんだ?」

 

ああ それは私が持っている麻酔銃で眠らせるだけだよ

 

レナ「死なないって言うのは本当なんだね」

 

え? 疑ってた?

 

レナ「・・・」

 

黙って頷かれちゃった

 

とまあ大体説明することと言ったらこのぐらいかな

最後に何か質問ある?

 

カービィ「このデスゲームの主催者はナレーターですか?」

 

間違いない

 

レナ「本当に誰も死なないんですか?」

 

間違いない

 

ワースト「途中棄権」

 

間違い

 

カービィ「21−3=2.5」

 

間違い

 

圭一「麻酔銃で眠らされたやつはその後どうなるんだ?」

 

仮眠室に連れて行って寝かせる

 

圭一「死ぬ?」

 

間違いだって言ってるだろうが!!!!

 

ロゼッタ「なんでキレるの」

 

じゃ、そういうことなので皆さんよろしくお願いします

 

ワースト「帰るかー」

 

ワースト 脱落

 

ワースト「冗談だっつうの」

 

続く