グスッ・・・ ひっぐ・・・

とうとう・・・ 終わっちゃうんだね・・・

ということで・・・ 最後の前回のあらすじ・・・

 

 

うわあああああああん!

 

クッパ「うるさい」

 

あっはい

クッパはマリオと一緒にアナザーディメンションに入った

 

そして今までの擬人化キャラたちを薙ぎ倒していった

それからマスターハンドとクレイジーハンドの処理をサティアに任せてクッパはとある場所に辿り着いたのだった

 

このシリーズはクッパがこの騒動の黒幕を打ち倒すべく立ち上がるストーリーである

 

本編に行くとしよう・・・

 

クッパ「はぁー・・・ 落ち着くなー」

クッパ「この冒険中一度だってこんなことがあっただろうか」

 

あっただろ

 

クッパ「雰囲気壊すなよ!」

クッパ「今我輩はベッドでリラックスしてるんだから!」

 

クッパは自宅のベッドでゴロゴロしていたのだった

 

クッパ「それにしてもなんで我輩の家に飛ばされたんだろ」

 

・・・少なくとも何かしらの意味はあるのだろう

 

クッパ「もしかして冒険を頑張った我輩へのプレゼントが!」

 

あるわけねえだろ 人生舐めるな

 

クッパ「じゃあ他に何があるって言うのさ」

 

黒幕が隠れてるんだろ

 

クッパ「え? 黒幕?」

クッパ「・・・なんの?」

 

マリオシリーズのキャラを攫わせるように命令したやつをさらに操ってたやつだよ!

 

クッパ「ややこしいぞ」

 

ややこしいことはないだろ!!!!!

・・・よく考えたらややこしかったわ

 

クッパ「な?」

 

ムカつく

 

クッパ「それよりその黒幕はどこにいるの?」

 

適当に探してみろ

そうすれば見つかる

 

クッパ「ゴミ箱の中には・・・」

 

初手で調べるとこそこなの?

 

クッパ「冷蔵庫の中には・・・ いないし」

クッパ「布団の中にもいないし」

クッパ「机の引き出しの中 エアコンの中 こたつの中 家の外 布団の中 布団の中 布団の中」

 

どんだけ布団の中調べてるんだよ

 

クッパ「もしかして布団の外か!」

 

はい そうです

 

クッパ「・・・え? なんで我輩の質問に答えられたの?」

 

・・・そろそろネタバラシと行こうか

 

クッパ「え?」

 

クッパ 押し入れ開けてごらん

 

クッパ「押し入れ?」

 

クッパは困惑しながらも押し入れを開けた

 

その中には・・・

 

ナレーター「やあ」

 

クッパ「ホギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ナレーター「うるさっ」

 

なんと押し入れの中にはナレーターがいたのだ!

あっ、ここからのナレーションはマリオがやっていくぞ

 

クッパ「ナレーター!?」

 

ナレーター「さてと、色々話したいことはあるけど」

 

クッパ「虐待か! 虐待だな!」

 

ナレーター「いや閉じ込められてたわけじゃなくてだね」

 

多分ナレーターは自主的に閉じ込められてたみたいだ

 

ナレーター「それを世間では閉じこもるという」

 

クッパ「それでなんでナレーターがこんなところにいるの?」

 

ナレーター「だってナレーションルームにいたら居場所がすぐにわかっちゃうでしょ」

 

クッパ「?」

 

ナレーター「黒幕たるものがそんなわかりやすい場所にいてどうするのさ」

 

黒幕・・・

 

クッパ「・・・え? どういうこと?」

 

ナレーター「頭悪くないか?」

 

クッパ そいつが俺たちマリオシリーズをさらった黒幕だ

 

クッパ「へー」

 

ナレーター「いやいやいや ちょっと待てちょっと待て!」

ナレーター「いくらなんでも反応薄すぎでしょ!」

 

クッパ「さっきの絶叫でリアクションする元気無くした」

 

ナレーター「そうか・・・」

ナレーター「ならそれでいい」

 

ナレーターはひとつ咳払いをした

 

ナレーター「いかにも私がこの騒動の黒幕だ」

 

お前だったのか!

お前のせいで平成が雛見沢分校にガソリン撒いちゃったじゃないか!

 

ナレーター「それに関しては私なんにも知らん」

 

いやナレーションしてたやろがい!

 

ナレーター「そういえばそんなふうにナレーションしていた時代もあったね」

 

クッパ「ナレーター・・・ ずっとそこでナレーションしてたのか」

 

ナレーター「ああ そうだ」

ナレーター「パート1からずっっっっっっっっっとな」

 

というかなんで俺たちマリオシリーズを誘拐させたんだ!

 

ナレーター「私は見たかったんだよ・・・」

ナレーター「クッパが勇敢に冒険する姿が見たかったんだよ!」

 

クッパ「へー」

 

ナレーター「でもクッパは波瀾万丈な冒険をしてくれなかった」

 

クッパ「いや充分してたと思うんですが」

 

ナレーター「それもこれもパート1でワーストが倒されたからだ!」

ナレーター「あいつ! スノーフルで電話を終えた後に瞬間移動で別の駅に行きやがって!!!」

 

ナレーター「お前がヘマしてなければもっと波瀾万丈な冒険をしてくれたんだぞ!!!!!!!!」

ナレーター「聞いているのかワースト!」

 

こいつどこに話しかけてるんだ?

というか波瀾万丈な冒険をするのはクッパだからワーストは関係なくね?

 

クッパ「ふざけるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

クッパが突然キレた

 

クッパ「我輩の大冒険がお前の娯楽のためだと?」

クッパ「我輩の冒険は見せ物だったと言うのか!!!!!」

 

クッパ「我輩は今の今まで必死に冒険してきたんだ!」

クッパ「挫けそうになった時もあった! おうちに帰りたくなった時もたくさんあった!」

 

クッパ「冒険なんてつまらないと思った時もあった!」

クッパ「でもマリオシリーズのみんながいない世界の方がもっとつまらない!!!!」

 

クッパ「そんな我輩が元通りの世界を目指して旅してきた冒険がつまらないだと?」

 

ナレーター「・・・言ってませんが」

 

クッパ「お前に我輩の何がわかると言うんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

クッパは怒りのエネルギーでアディーンした

 

アディーンっていうのは覚醒技のことな

 

クッパ「お前を倒してやる!!!!」

クッパ「もう誰も取り残さない! もう誰も失いたくない!!!!」

 

ナレーター「・・・やれやれ これだから最近の亀は」

 

ナレーターも戦闘モードに入った

 

ナレーター「このシリーズは駄作だ」

ナレーター「お前を倒してリセットしてもう一度新たな大冒険を始めようじゃないか!!!!」

 

2人のバトルが始まった

それは凄まじいものだった

 

もうナレーションが追いつかないほどのスピードだったし

何より2人の必死そうな姿を見てるとナレーションなんかできないわな

 

クッパ「うぅ・・・ 強すぎる・・・」

 

ナレーター「クッパ お前はこの冒険を通して何か成長したか?」

ナレーター「何も成長してないじゃないか」

ナレーター「マルクでさえ格闘王であれだけ成長したのにね」

 

いやあれは成長せざるを得なかっただろ

 

クッパ「がはっ・・・」

 

ナレーター「もうこれで終わりにしよう」

 

ナレーターは特大の魔力球を構えている

 

クッパ「あぁ・・・ あぁああぁああ・・・」

 

クッパは特大の魔力級を見て絶望するしかなかった

 

ナレーター「この家もろとも消し炭になるがいい!」

 

クッパ「もうだめだ・・・ おしまいだぁ・・・」

 

クッパ・・・ お前は諦めるのか?

 

クッパ「だってどんなに頑張っても勝ち目ないじゃん・・・」

 

とか言いながら今まで苦難を乗り越えてきたじゃないか!

 

クッパ「・・・・・・」

 

はぁ・・・ 長年のライバルとしてがっかりだぜ

と言って見捨てるほど俺は冷酷じゃないけどな!

 

クッパ「え?」

 

マリオ「おらーー!」

 

ナレーター「ゲボラァアアアアアアアア!」

 

クッパ「マリオ!? ナレーションはどうしたんだよ!」

 

それならワーストがしてるだろ

 

クッパ「ワースト!」

 

パート1でお前にはっ倒されたことは許さないけどな

だがそれ以上に許せないのは・・・

 

ナレーターとかいうやつが頑張ってここまで仕上げてきたシナリオを駄作だのなんだの言ってることだがな

 

ナレーター「なんだと!?」

 

こっちはお前の指示に散々従ってきたんだ

そのくせに自分の思った通りにいかなかったらすぐ廃棄だの駄作だの言いやがって

 

演者の俺たちの気持ちも考えろよな

 

クッパ「え? 演者?」

 

・・・演者は適当に行っただけだ

 

クッパ「そっか」

 

ナレーター「畜生! 散々私のことを侮辱しやがって!!!」

 

マリオ「もしもしルイージ? きてくれるか?」

マリオ「それとピーチとヨッシーとキノピオとワリオとデイジーとロゼッタもよろしくな」

 

クッパ「え?」

 

明治! サウス! 木曜日! 金曜日! スプリング! ウィンター! ウェスト! 平成! オータム!

 

プラン変更だ

今すぐナレーターをぶちのめせ!!!!!!

 

ナレーター「え?」

 

さあこれで18たい1になったな

いや、俺も含めたら19たい1か

 

クッパ「みんな・・・」

 

マリオ「おっ、きたきた」

 

ピーチ「あとで30000円しっかり口座に振り込んでおきなさいよ」

 

ヨッシー「ピーチはこういう時でもしっかりピーチしてるね」

 

キノピオ「頑張るぞーーーーーーー!」

 

ワリオ「さてと、ちょっと本気出すか」

 

ルイージ「兄さん いきなりこんな量のキャラが出たら読者さんが混乱しちゃうんじゃないの?」

 

デイジー「こんなクライマックスにそんなこと気にしてたら負けよ」

 

ロゼッタ「・・・負けなの?」

 

ナレーター「くっ!」

 

おっ、こっちもきたな

尺の都合上台詞は省くが

 

ナレーター「くそーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! なんなんだよ!」

ナレーター「あああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

ナレーターが魔法級を豪速球で投げ始めやがった

はぁ・・・ 面倒なフォローさせるなよ

 

ナレーター「くそが! 全部ワーストによって防がれる!」

 

マリオ「よしお前ら行くぞ!」

 

ピーチ「ふんっ」

 

ワリオ「おう!」

 

ルイージ「うん!」

 

ヨッシー「オッケー!」

 

デイジー「・・・」

 

ロゼッタ「わかった!」

 

キノピオ「りょうk」

 

クッパ「行くぞーーーーーー!」

 

キノピオ「・・・僕のセリフ ぶつ切りされた?」

 

クッパ「ナレーター! しかと見届けよ!」

 

8人「これがクッパの大冒険の・・・」

 

マリオ「えー・・・」

 

ヨッシー「えっと・・・」

 

ルイージ「終わりというかなんというか」

 

クッパ「だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

8人「だ、だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

ナレーター「くそーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ナレーターは消滅した

 

そして・・・

 

クッパ「・・・やったのか?」

 

マリオ「ああ! やったと思うぜ」

 

ワリオ「クッパ お疲れ様だったな」

 

ヨッシー「もう冒険は終わりだね」

 

クッパ「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

最後のセリフぐらいしっかり決めろよ ボケナス

 

ピーチ「まああんたが呼んだ擬人化どもはなんにもしてなかったけど」

 

あーあ 嫌だな

何もしてないやつに何もしてないって言われたな

 

ピーチ「は?」

 

あ?

 

ロゼッタ「ちょっと喧嘩はやめなって」

 

ルイージ「みんなすごく頑張ったと思うよ!」

 

キノピオ「そうだそうd」

 

ヨッシー「ルイージの言う通りだよ!」

 

キノピオ「・・・」

 

デイジー「じゃ、私は帰るから後始末よろしk」

 

クッパはすかさずデイジーの腕を掴んだ

 

クッパ「これで帰るなんてもったいないだろ!」

クッパ「みんなでパーティーするぞーーーーーーーーー!」

 

マリオ「いやそれはない」

 

クッパ「え?」

 

ワリオ「そういう気分じゃないからな」

 

ピーチ「あんた調子乗りすぎよ」

 

ヨッシー「僕早くおうち帰りたい」

 

ルイージ「クッパごめんね パーティーはまた別の機会に」

 

キノピオ「・・・僕はパーティーに参加しようk」

 

クッパ「うわああああああああああああああああん!!!!!!」

クッパ「みんなでパーティーしようよーーーーーーーーーーーーー!」

 

キノピオ「・・・」

 

ロゼッタ「しよっか」

 

マリオ「そうだな! どうせこの後予定ないしいいかー!」

 

ルイージ「兄さんがそう言うなら僕もしようかな」

 

クッパ「わーーーーーーーーーーーい!」

 

・・・そんな感じで9人でパーティーしたらしいぜ

 

やっと終わったか・・・

 

ったく面倒な仕事だったな・・・

 

END