トップの町は人並外れた強さのやつらが集まっているので

そりゃあ事件も起こりやすい

 

でもそんな事件の中にはちょっとへんてこな事件もあるわけだ

ということで毎度お馴染みの珍事件シリーズ やっていこう

 

トム「どもーー! 毎度お馴染みの強盗でーーす!」

 

強盗のトム これで何回目だよ

 

トム「だが今回は銀行員は襲わないぜ!」

 

というと?

 

リティー「・・・」

 

トム「あんなふうに銀行口座から金を下ろした客を襲うぞ!」

トム「ってことですみませーん」

 

強盗だ! 金をよこせ!

って言わないんだ

 

トム「あっ」

 

リティー「?」

 

トム「ちょっと仕切り直していいですかね」

 

リティーは頷いた

 

トム「では改めまして」

トム「強盗だ! 金を出せ!」

 

リティー「😩」

 

ナイスリアクションである

 

トム「今お金下ろしましたね?」

 

リティーは頷いた(2回目)

 

トム「その金を俺によこせ!」

 

リティー「😨」

 

リティーは素直にお金を渡した

 

トム「・・・まだあるだろ」

トム「銀行口座にあるだろ! ジャンプしてみろよ!」

 

リティー「❓」

 

リティーはジャンプした

 

トム「・・・まだお金あるだろ!」

 

うん 今のくだり必要?

 

リティー「・・・」

 

リティーは口座を指差した

 

トム「ん?」

 

口座には0円と表示されていた

 

トム「・・・お金ないんだな」

 

リティー「😔」

 

トム「なんか可哀想だからこれ返すわ」

 

トムはリティーにお金を返した

そして銀行を去った

だが強盗をしたことには代わりないのですぐに警察に逮捕されましたとさ

 

トム「俺! ちゃんと! 返した!」

 

ミク「はいはい 詳しくは署で聞くからね」

 

はい次ー!

 

ミク「ただいまー」

 

ワースト「ただいま戻りました! だろ」

 

ミクは警察署に戻ってきたようだ

 

ミク「トムの取り調べは大変だよ」

 

ワースト「まああいつIQ低いからな」

 

2人が軽い雑談をしていると

 

ミドル「ただいまー」

 

ミク「おかえりー」

 

ワースト「てめえら警察官なめてるだろ」

 

ミドルが帰ってきた

 

ミドル「やっぱりマリオの行方は掴めなかったっすね」

 

ミク「ああ マフィアのボスの?」

 

ワースト「はぁ・・・ まだ諦めてねえのかよ」

 

マリオは5年ぐらい逃げ続けているマフィアのボスである

 

ミドル「やっぱり諦めた方がいいんすかねー・・・」

 

ミドルは休憩がてらにYouTubeの料理動画を見た

 

マリオ「じゃあ今日もね! 料理していくぞ!」

 

マリオだった

 

ミドル「・・・これマリオっすよね?」

 

ワースト「あ? お前まだその話引きずってるのかよ」

 

ワーストも動画を見た

 

ワースト「・・・この手袋のタトゥー あいつの特徴と一致するな」

 

ミクも気になり動画を覗き込んだ

 

ミク「え? これマリオ?」

 

ミドル「でも現在逃亡中のマフィアが料理系ユーチューバーなんかしますかね」

 

ミク「するんじゃない? だってマリオだし」

 

ミドル「なんすかそれ」

 

というわけで3人は念のためマリオの家に向かった

 

ワースト「邪魔するぞー」

 

マリオ「え?」

 

ワースト「・・・いたな」

 

ミドル「いたっすね」

 

普通にいました

そして逮捕されました

 

はい次ー!

 

マリオ「俺はマリオ!」

 

あれ? マフィア?

 

マリオ「別人物です」

 

なーんだ 別人物かー

 

マリオ「今日は生まれて初めてのバンジージャンプに挑戦するぜー!」

 

ミドル「次の方ー」

 

あれ? 警察官?

 

ミドル「別人物っす」

 

なーんだ 別人物かー(2回目)

 

ミドル「紐はつけるっすか?」

 

マリオ「当たり前だろ」

 

マリオは腰に紐を巻きつけた

 

ミドル「それじゃあいくっすよー!」

ミドル「3!」

 

マリオ「バンジーーーーー!」

 

ミドルのカウントダウンが始まったと同時にマリオは飛び降りた

 

マリオ「ひゃっほーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

マリオは落ちていく

 

マリオ「気持ちいいなーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

落ちていく

 

マリオ「スリル満点だーーーーーーーーーー!」

 

落ちていく

 

マリオ「ははははははははははははははははははははははーーーーーーーーーーーーー!」

 

そして激突

・・・え? 激突!?

 

ミドル「・・・あれ? 紐が完全に伸びきってないっすね」

 

マリオ バンジージャンプの紐が長すぎて死亡っと

 

マリオ「勝手に殺すなよー」

 

なんで生きてるの?

 

マリオ「え? 生きてたらダメなの?」

 

なおこれらは全て実際に起こった事件である

 

マリオ「いやこれに至っては事故じゃね?」