前回のあらすじ

 

 

前回レベル1.5に偶然迷い込んでしまったミクたち

10階構造の建物からなんとか脱出を試みたがあと少しのところで失敗した

 

この物語はミクが異空間であるバックルームズから現実世界への帰還に奮闘する長編ストーリーである

本編行くかー

 

ミク「・・・」

 

ミクは現在レベル1にいる

 

ミク「あとちょっとだったのに・・・」

 

レベル1.5のことをまだ根に持っているようだ

まあそりゃそうか

だって思わぬ形で脱出しちゃったもんねー

 

ミク「もう私やる気失せた」

 

仲間と逸れちゃったからかな?

 

ミク「・・・」

 

ああ ミクは今ご機嫌ななめである

斜め・・・ 斜め・・・

斜め77度の並びでなくなく嘶くななはんななだい

 

なんなく並べて長々め!

よっしゃ! 噛まずに言えた!

 

ミク「なんで今早口言葉言うの!」

 

ミクは怒ってレベル1を走り回っていた

・・・これは私にキレたの?

それともこの現状にキレたの?

 

ミク「ああああああああああああああ! ほんとなんなのーーーーーー!」

 

ミクが走り回っているとピンクの蛍光灯が目に入った

 

ミク「・・・周りの蛍光灯と違う色」

ミク「何かあるかも」

 

ミクはピンクの蛍光灯に従って進んでいった

 

ミク「・・・何これ」

 

ミクはピンクの五角形が描かれたドアの前に辿り着いた

 

ミク「ええい! どうにでもなれーー!」

 

ミクは意を決してドアを開けた

 

ミク「・・・あれ? レベル1とは違う老化だ」

 

おめでとう! ミクは次のレベルに移動したよ!

 

ミク「安全?」

 

くっそ危険

 

ミク「なんでだーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

レベル154 『laser game』

 

ミク「レーザーゲーム?」

 

まあその名の通りレーザーゲームをやらざるを得ないレベルだね

 

ミク「・・・ねえなんか聞こえない?」

 

・・・子供の泣き声が聞こえるね

 

ミク「この声はコットンで間違いない!」

 

ミクはすぐさま鳴き声の聞こえる方に向かっていった

 

ミク「ぎゃふん!」

 

だがすぐ壁に激突した

レベル154は黒く塗られた石造りの老化が迷路のように曲がりくねっている

光源は天井から電球が垂れ下がっているだけである

しかもこの電球の光はちょっと弱い

なので何か人工的な光源を持ち合わせていると探索が楽になる

 

ミク「光魔法で照らしながらいこーっと」

 

そうだった このブログ平気で魔法とか使うブログだった

 

ミク「コットン!! 無事かー!」

 

ミクはコットンを探し回っている

 

コットン「うわああああああああん! なんでコットンがこんな場所に取り残されなくちゃいけないのーーーーーーーーー!」

 

発見

 

ミク「コットン! 大丈夫?」

 

コットン「あっ」

 

前方からミクが走り寄ってきたのを確認するとコットンは目元に浮かべた涙を拭った

 

コットン「ミクお姉ちゃんだーー!」

 

ミク「コットン 泣いてたけど大丈夫?」

 

コットン「コットン泣いてないもん!」

コットン「だってねだってね! コットンは今年から小学4年生になったもんね!」

 

ミク「そっかー 強くなったんだねー」

 

まあ廊下に響き渡る泣き声でバレバレですがね

 

ミク「ナレーター! それは思っても口にしちゃダメ!」

 

コットン「そうだそうだーーー!」

 

やばい 私が泣きそう

 

3.047秒後・・・

 

コットン「ねえミクお姉ちゃん」

コットン「ここどこ?」

 

ミク「あ」

 

コットン「ばっくるーむず?」

 

ミク 『あ』しか言ってなかったのに伝わったのか

ほんと漫画って便利だよね

まあこれブログだけど

 

ミク「それで私たちはレーザーゲームをしないと脱出できないみたい」

 

コットン「レーザー・・・ それってピューンピューンってしてるあのレーザー?」

 

うん そのレーザーで間違いない

 

コットン「ナレーターは静かにしてて!」

 

おんぎゃあああああああああぁああああああ!!!!

 

ミク「・・・泣いてる?」

 

泣いてるよ! そりゃあもう嘘がつくほど泣いてるよ!

 

ミク「心配した私が馬鹿だった」

 

以上 私の迫真の嘘泣きでした

そしてレーザーゲームをするにはレーザールームを見つけてください

独特なレイアウトをしているドアの先がレーザールームです

 

コットン「レイアウト? れいあうと・・・」

コットン「どっから食えばよーーいものかーー♪」

 

ミク「歌って現実逃避しないで」

 

まあドアを見つけたらその時また説明するからさ

 

コットン「ドア? ドアならコットン見つけたよ!」

 

ミク「ほんと?」

 

コットン「「えっとね! 確かこっち!」

 

コットンは元気よく走っていった

 

コットン「ふぎゃ!」

 

はい 壁に激突しました

 

ミク「・・・もしかしてこれ?」

 

ミクがコットンの周辺を探索していると

ついにレーザールームの扉を発見した!

 

コットン「えっへん! これはコットンの手柄だね!」

 

ミク「水色の縦線がレイアウトのドアだ」

 

そこはラインルームである

レーザールームにもいくつか種類がありそのうちの一つがそれだ

ラインルームは部屋に入るとレーザーが作動する

 

数本のレーザーをくぐり抜けて部屋の奥にあるペンダントに触れればクリアだ

そしてラインルームに入r

 

コットン「おじゃましまーーす!」

 

ミク「あっ」

 

コットンがラインルームに入ってしまった

 

コットン「・・・」

コットン「コットン 怖くなってきた・・・」

 

コットンは部屋を出ようとしたが

 

コットン「あれ? 開かない!」

 

ミク「え!?」

 

外にいたミクも開けようとするがドアはびくともしません

全てのレーザールームに共通していることとして

一度部屋に入ると勝敗がつくまで扉が施錠される仕組みとなっています

 

コットン「わーーーーーー! コットンを出せーーーーーーーー!」

 

ちなみにラインルームは60秒の制限時間があり

制限時間内にペンダントに触れないと・・・

 

コットン「どうなるの! ねえどうなるの!!」

 

ミク「あっ、もうすぐ1分だ」

 

コットン「わあああああああああああああああ! 死にたくないよーーーーーーーー!」

 

扉は開いた

 

ミク「え?」

 

コットン「うわあああああ・・・」

 

コットンは泣きながらミクに抱きつこうとしたが・・・

 

コットン「・・・ふぅー! こんなもんかー!」

 

強がった

 

ミク「あれ? レーザーないじゃん」

 

ラインルームは60秒が過ぎるとレーザーは消えてペンダントも未知のメカニズムにより地面に沈んでいく

この状態になったらそれはゲームの敗北を意味する

 

ミク「・・・」

 

ミクは無言でラインルームを立ち去った

続きを書くのが面倒なので

 

次回に続く!