擬人化キャラになんかするシリーズ第4弾である

 

えーっとですね 今回はタイトルにもあるとおり

告白をしていきたいと思います

 

それで私は自分の性別がよくわからないということで

まあ手当たり次第に告白していこうかなって感じだね

 

幼稚園で男子全員に告白する女子のような気持ちでさあ行くぞ!

 

ウィンター「ナレーターさん? 急に呼び出してどうしましたか?」

 

ウィンターは真っ直ぐに私の目を見つめてくる

なおここからは毎度おなじみの心の声でナレーションしていきます

 

ナレーター「好きでした」

 

ウィンター「・・・え? 何がですか?」

 

流石に短すぎて伝わらなかったようだ

 

ナレーター「ウィンターが好きでした」

 

ウィンター「え?」

 

ナレーター「ウィンターが! 好きでした!」

 

ウィンター「ふぇえぇ!?」

ウィンター「いや、その・・・ 急に好きと言われましても・・・」

 

ナレーター「5秒前ー!」

ナレーター「3! 2! 1!」

ナレーター「好きでした!」

 

ウィンター「いや、カウントダウンをすればいいとかそういうことじゃないというか・・・」

 

ウィンターはめっちゃもじもじしている

きっと人生で初めて告白されたのだろう

 

ウィンター「えっと・・・ これからよろしくお願いします」

 

いや成功しちゃったよ

 

ナレーター「ごめんなさい」

 

ウィンター「え?」

 

ナレーター「いや私はウィンターが好きだって言っただけで付き合って欲しいとは一言も発してないんだけど」

 

ウィンター「紛らわしいことするんじゃねええええええええええええええええええええ!!!!!!」

 

ナレーター「ギエピヤアアアアアアアアアアアアアア!」

 

ウィンターの別人格に私はぶっ飛ばされましたよっと

 

ナレーター「いてて・・・ 1人目からこんな調子でこの先大丈夫かな」

 

サウス「ナレーター いるかー?」

 

ナレーター「あっ、いるよー」

 

続いて私が呼んだのは視覚障害者のサウスである

 

サウス「それでナレーター 俺に話ってなんだ?」

 

ナレーター「私は前からサウスが好きでした!」

 

サウス「・・・ん? これはどういう意味だ?」

サウス「友達としてってことか? それとも」

 

ナレーター「恋愛的な意味です!」

 

サウスは少しフリーズした

 

サウス「そうか 俺のことが好きなのか」

 

サウス「じゃあ俺に何されても言うこと聞くってことだよな?」

 

ナレーター「え?」

 

サウス「俺のことが好きって言ってくれたのはお前が初めてだよ」

サウス「今までのやつらはすぐ壊れちゃってあまり面白くなかったんだよ」

 

サウス「ナレーターの体の中はどうなってるのか前々から知りたかったからなー」

 

なんかやばい雰囲気なのですが

 

サウス「ということでナレーター」

 

サウスはナイフを構えた

 

ナレーター「ギャアアアアアアアアアアアァアアアアアアアアアアアァアアアアアァアアアァアアアァアアア!!!!!」

 

私は絶叫しながらナレーションルームを飛び出した

 

サウス「待てよナレーター! 好きなんだろ?」

 

サウスは狂気的な笑い声をあげると私を追いかけてきた

 

ナレーター「うわあああああああああああああ!」

 

それから少し時がたち・・・

 

ナレーター「はぁはぁ・・・ なんとか逃げ切れた・・・」

ナレーター「サウスがサイコパスだってことを忘れていた・・・」

 

水曜日「失礼します」

 

私が肩で息をしていると水曜日が入ってきた

 

水曜日「本日はお日柄もよく」

 

ナレーター「堅苦しいしそれは招かれた方はあんまり言わないだろ」

 

水曜日「それで私になんの話ですか?」

 

ナレーター「水曜日が好きでした」

 

水曜日「・・・はい」

 

ナレーター「・・・水曜日が好きでした!」

 

水曜日「・・・はい」

 

ナレーター「水曜日が!!!! 好きで」

 

水曜日「だからなんですか?」

水曜日「あなたが水曜日を好きになったからと言ってそれを私に報告するのはいいですがその好きと言うのはどういった意味なのかが明確になっていませんし好きだからこうしてほしいという着地点もない」

 

ナレーター「嘘です」

 

水曜日「・・・」

水曜日「嘘ってなんですか? 水曜日が好きというのが嘘なんですか? なぜ嘘をつくのですかと聞いてもまともな答えは返ってこないでしょう しかし水曜日が好きと言う嘘をつくことによって何かメリットなどはあるのでしょうか また水曜日の部分が嘘なのか好きと言う部分が嘘なのかはたまたそのどちらとも嘘なのかなど不確定事項が」

 

ナレーター「めんどくせええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

 

私は水曜日を追い出した

 

ナレーター「もうなんだよこれ」

 

まともな反応をしてくれたのはウィンターだけである

 

擬人化キャラってこんないかれたやつらしかいないの?

 

大正「ググゲギ」

 

失礼

 

ナレーター「大正のことが好きでした」

 

もうさっさと終わらせよう

 

大正「いや俺もう恋人いるから」

 

ナレーター「ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッァァァァッァッァァァァァァ!?」

 

大正「そんなに驚くことか?」

 

私は衝撃的すぎてそのまま気を失った

 

大正「ま、恋人いるってのは嘘なんだけどな」