ワリオ「・・・うっ」

 

ワリオは目が覚めた

 

ピーチ「こいつやっと起きたわ」

 

ワリオ「ピーチ?」

 

メタナイト「ピーチだけじゃないぞ」

 

ウェスト「私たちも一緒だよ〜」

 

ワリオ「なんだよこのメンツは」

 

なおウェストとは方角の西が擬人化したキャラである

性別は女性だ

 

ワリオ「・・・ん? ここはどこだ?」

 

地球でアース!

 

ワリオ「嘘つくな! 思いっきり宇宙じゃねえか!」

 

メタナイト「宇宙だよ! 文句でもあるか!」

 

ワリオ「なんでお前がキレてるんだよ!」

 

ウェスト「私たちは〜 ナレーションセンターにあった宇宙船に乗って〜」

ウェスト「広い広い広い広い宇宙にやってきたのだ〜〜!」

 

ピーチ「こいついつもよりさらにテンションがおかしいことになってるわよ」

 

ワリオ「まあ宇宙で酒を飲むと酔っ払いやすいって言うからな」

 

それよりナレーションセンターの宇宙船返してくれない?

 

ピーチ「前置きはこのぐらいにするわよ」

 

むーーーーーーーーーーーーーしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?

 

ピーチ「話をダラダラ長くするのも嫌だから簡潔に言うわよ」

ピーチ「さあ! 惑星探しに行こう!」

 

ワリオ「簡潔すぎるだろ!」

 

メタナイト「えっと、ピーチがプリティスアースに飽きたから別の惑星に住みたいそうだ」

 

ワリオ「惑星に飽きるもクソもないだろ!!」

 

なおプリティスアースとはトップたちが住んでいる惑星の名前である

 

ウェスト「話もまとまったことですし〜 レッツゴ〜〜〜〜!」

 

ウェストは適当に宇宙船の操作をした

 

ピーチ「ちょっ! あんた!」

 

宇宙船は太陽に一直線に向かっていった

 

めでたしめでたし

 

ワリオ「誰目線でもめでたくねえよ!!!!」

 

なお宇宙船はぎりぎり軌道を変えた

 

ちっ

 

メタナイト「最初の惑星についたぞ」

 

ワリオ「(さっきの舌打ちは聞かなかったことにしておくか)」

 

最初にたどり着いた惑星は『ミロシュアマリンパリス』である

 

ウェスト「時期尚早?」

 

ウェストのみみもとうとう終わりの時が来たか

 

ウェスト「私の耳はまだまだ現役だよ〜」

 

ピーチ「さっさと降りないと宇宙船爆破させるわよー」

 

ピーチはもう宇宙船から降りているようだ

 

ワリオ「おいピーチ! 宇宙着はいいのか!」

 

ピーチ「・・・宇宙着?」

ピーチ「あっ、忘れてたわ」

 

次の瞬間ピーチは苦しみ出した

 

メタナイト「痛風か?」

 

ワリオ「お前宇宙ってどんな場所か言ってみろ」

 

メタナイト「空気がない場所で無重力」

 

ワリオ「それわかっててなんで最初に思い浮かぶ可能性が痛風なんだよ!!」

 

ウェスト「ワリオ〜 ツッコんでないで早く宇宙着持ってきなよ〜」

 

ワリオ「それが宇宙船のどこにも見当たらない!」

 

・・・

 

ワリオ「ナレーター この宇宙船に宇宙着はあるか?」

 

宇宙着積むの忘れちゃったニャンニャン

 

ワリオ「ふざけるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

メタナイト「(ニャンニャン?)」

 

ピーチ「うっ・・・暑い・・・」

 

ウェスト「涼しくなーーれーー」

 

なりません

それとミロシュアマリンパリスは水星に似た惑星だよ

水星と似てるからミロシュアマリンパリスも太陽にめっちゃ近いし

暑いのだ!

 

ピーチ「ふざけるなーーーーーーー!」

 

ワリオ「くそっ! こうなったら一度プリティスアースに帰還して体制を立て直すぞ!」

 

ウェスト「そうだね〜」

 

メタナイト「それしか・・・ ないか・・・」

 

ということで3人は宇宙船でプリティスアースに帰還しました

 

なおピーチは置いていかれました

 

ピーチ「あ・・・・・」

 

ピーチ 終了のお知らせ

 

しばらく時飛ばすでー

 

ワリオ「よし 宇宙着もちゃんと持ってきたぞ」

 

メタナイト「今度こそこれでいけるはず」

 

しょぼん「うわあああ! すごーーーい!」

しょぼん「これが宇宙なんだね!」

 

どうやらウェストはリストラされたようです

 

しょぼん「ねえねえ! あの惑星行ってみようよ!」

 

ワリオ「いやピーチが」

 

まあこのブログもはやアニメみたいなものだしギャグ補正とかでピーチなら大丈夫でしょ

 

ワリオ「・・・それもそうか」

 

ワリオはミロシュアマリンパリスから離れた

 

メタナイト「ブログ? ギャグ補正?」

 

しょぼん「多分気にしたら負けってやつだよ」

 

そしてワリオたちは次なる惑星にやってきた

 

メタナイト「・・・ここは?」

 

ワリオ「金星みたいな惑星だな」

 

ここは『チェブダストスピニット』である

 

しょぼん「・・・?」

 

金星と似た惑星である

なお金星は酸性の雨が降り注ぐめっちゃ危ない場所である

 

しょぼん「ってことはこの宇宙船やばいんじゃ」

 

それと普通に惑星に着陸してるけどさ

 

一同「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

宇宙船は暴風に飛ばされた

そりゃそうだ

だって金星の惑星表面は暴風が吹き荒れているのだから

 

ワリオ「それを早く言えーーーーーー!」

 

ワリオも宇宙にくるんだったら惑星の情報ぐらい調べておかないとダメでしょ

 

ワリオ「俺は宇宙に無理やり連れてこられたんだよーーーーーーーーーー!!!!」

 

しょぼん「それは僕も一緒だよーーーーーーーーーーーー!」

 

メタナイト「なんとかチェブダストスピニットを脱出しなければ!」

ちなみに金星は圧力も強いよ

地球で言うところの水深250m地点の水圧ぐらいあるね

・・・いや、どうだったかな

 

しょぼん「ナレーターも惑星の知識あんまりないじゃん!」

 

でもチェブダストスピニットは圧力強いし多分金星も圧力強いっしょ!

 

ワリオ「適当すぎるだろーーーー!」

 

そのまま宇宙船は暴風で吹き飛ばされていきました

 

ワリオ「はぁ・・・ はぁ・・・」

 

メタナイト「なんとか脱出できたな」

 

しょぼん「それでここは?」

 

『ニップジェイカス』だ

 

火星に似た惑星だね

 

ワリオ「・・・ここなら流石に外出てもいいんじゃないか?」

 

いいと思う!

多分! きっと! おそらく!

・・・出ていいよね?(小声)

 

メタナイト「それ誰に聞いてるんだよ」

 

しょぼん「それとそのネタ検定ごっこでも使ってたじゃん」

 

そういえばだいぶ前の検定でトップが使ってたわ

 

メタナイト「(検定ごっこ?)」

 

気にしたら負け

 

メタナイト「心読むな!」

 

ワリオ「じゃあ・・・ 出るぞ」

 

しょぼん「うん」

 

3人は宇宙着を着ると恐る恐る外に出た

 

メタナイト「・・・大丈夫っぽいな」

 

ニップジェイカスは気温が大体−240度ぐらいである

 

しょぼん「凍死するでしょ」

 

ワリオ「火星でも−50度前後だろ!」

 

なんか本気出しちゃったっぽい

 

ワリオ「手加減しろよ」

 

しょぼん「そもそも惑星が本気出すって何?」

 

そうして3人がしばらく探索を続けていると

 

モニカ「・・・」

 

なぜかモニカが宇宙着なしでパソコンをいじっていた

 

ワリオ「・・・お前何してるんだよ」

 

モニカ「え? ああ ワリオたちね」

 

しょぼん「ねえモニカ?」

 

メタナイト「なんで宇宙空間でパソコン操作してるんだ?」

 

モニカ「行きつけのカフェが珍しく混んでてうるさいからカフェを出てきたのよ」

 

ワリオ「いや出てきすぎだろ!!!!」

 

惑星規模で場所を変えないといけないぐらいうるさかったのかな

 

メタナイト「それと宇宙着をしてないが大丈夫なのか?」

 

モニカ「ああ 大丈夫大丈夫」

モニカ「だって私戦闘力63億だし」

 

しょぼん「何その中途半端な数字」

 

ちなみに戦闘力が50億を超えるキャラは宇宙空間でも生きられる

 

ワリオ「いや暮らせるとしてもここ不便だろ」

 

モニカ「いいや別に」

モニカ「静かでいい場所じゃない」

 

しょぼん「・・・まあ本人が幸せなんだったらそれでいいんじゃない?」

 

メタナイト「それもそうだな」

 

ワリオ「この惑星にはギリ住めそうだな」

 

3人は探索を終えると宇宙船で次の惑星に向かった

 

モニカ「あっ! ちょっとまってーーーー!」

 

モニカは飛び立った宇宙船に掴まってニップジェイカスを後にしたのだった

 

そして・・・

 

ワリオ「はぁー 疲れた・・・」

 

あの後ワリオたちは太陽系全ての惑星を周った

 

モニカ「やっと着いた・・・」

 

宇宙船にしがみついていたモニカも疲労が溜まっているみたいだ

 

ワリオ「モニカ お前どうやってニップジェイカスに辿り着いたんだよ」

 

モニカ「瞬間移動でピュッと」

 

しょぼん「じゃあ帰りも瞬間移動でよかったんじゃ」

 

モニカはしょぼんを掴んで地面に叩きつけた

 

メタナイト「それでワリオ 調査結果は?」

 

ワリオ「・・・やっぱりプリティスアースが一番だ」

 

ウェスト「だよね〜」

 

メタナイト「じゃあ帰るか」

 

しょぼん「そうだね」

 

ワリオ「・・・なんか忘れてる気がする」

 

ウェスト「あれじゃない? ピーチじゃな〜い?」

 

ワリオ「あっ」

 

なおピーチは口から魂が抜けていましたとさ

まあトップの能力ですぐ生き返るからいっか

 

ワリオ「俺たちの命軽すぎだろ!!」