コットン「・・・」

 

コットンは珍しく机に向かっている

 

コットン「わーーーー! わかんないーーーーー!」

 

コットンは突然机を叩き始めた

 

コットン「春休みの宿題難しすぎるーーーー!」

 

ああ コットンの学校も春休みか

 

コットン「コットン 本当はお外で遊びたいんだよ!」

 

でもお姉ちゃんのボトムがそれを許してくれないと

 

コットン「宿題終わるまで遊んじゃだめって言われた・・・」

コットン「コットンはお外で元気いっぱいに遊びたいお年頃なのにーーーーー〜!」

 

それで宿題はどこまで終わったの?

 

コットン「とりあえず宿題に名前は書いたよ!」

 

・・・それだけ?

 

コットン「うん」

 

じゃあ何もやってないのと同じでは?

 

コットン「しーーーーーっ!」

 

はいはい

 

コットン「もういいや コットン充分頭使ったしね!」

 

コットンはお外に遊びに行こうとした

 

ボトム「宿題は?」

 

コットン「おわっ」

 

何一つ取り組んでいません

 

コットン「しーーーーーーっ!」

 

ボトム「コットン・・・」

 

コットン「だってだって! 宿題が難しいんだもん!」

 

ボトム「とにかく来なさい!」

 

ボトムはコットンを連行した

コットンは頑張って抵抗したがボトムの力には敵わずお尻ぺんぺんされた

 

32分後・・・

 

コットン「・・・」

 

コットンのお尻は赤く腫れてしまった

 

マリオ「お困りかね?」

 

コットン「・・・」

 

マリオ「返事がないがとりあえずお困りだってことで話を続けるぞ」

 

マリオが普通にボトムの家に侵入してきているのはなぜなんですかね

 

マリオ「どんな事件も多く見積もって3日で解決!」

 

見積すぎだよ

 

マリオ「見た目はマリオ! 中身は夢と性欲でいっぱいさ!」

 

○ね

 

マリオ「その名は自称名探偵マリオ!」

 

コットン「うーーーるーーーさーーーいーーーーーーー!」

 

コットンは自称名探偵マリオをボコボコにした

 

マリオ「あふん・・・」

 

コットン「・・・」

 

コットンは『つーかーれーたー!』モードみたい

 

マリオ「久しぶりの自称名探偵マリオを・・・ けちょんけちょんにしやがって・・・」

 

コットンはそれだけ今拗ねてるってこと

 

だって涙目だし

 

マリオ「これは援軍を連れてくる必要がありそうだな」

 

ということでマリオは援軍を連れてきた

 

ウィンター「あの・・・ えっと・・・」

 

ウィンターかー・・・

ウィンターとは季節の冬が擬人化したキャラ

性別は女性である

 

ウィンター「・・・」

 

ウィンターはコットンを撫でた

 

マリオ「・・・」

 

マリオも真似してコットンを撫でた

 

コットン「うぅ・・・ うわあああああああああん!」

 

コットンはウィンターにしがみついた

 

ウィンター「はわわわわわわわわわわわわ!?」

 

マリオ「・・・」

 

マリオはコットンを撫でようとしたが手を弾かれてしまった

 

コットン「コットン 宿題が解けなくてーー!」

コットン「それでお外遊びに行こうとしたらー! お姉ちゃんにお尻叩かれてーー!」

 

コットンの文句は3分ほど続いた

 

コットン「グスッ・・・ うぅう・・・」

 

ウィンター「・・・落ち着きましたか?」

 

コットンは頷いた

 

マリオ「よっしゃ! この自称名探偵マリオさんに任せておけ!」

 

マリオは意気揚々と宿題に取り掛かった

 

マリオ「理科の宿題か・・・」

マリオ「大体こういうのは白く濁るって書いておけば正解するんだよな」

 

ただし石灰水という言葉が入っている時限定である

 

マリオ「それで今度は英語か」

マリオ「まあこれも白く濁るって書いておけば正解するだろ」

 

ウィンター「え?」

 

マリオ「数学も全部の空欄に白く濁るって書いておけばどれか一つは当たるだろ」

 

そんなに『白く濁る』万能じゃねえよ!

 

マリオ「ちょっと待て 小学生の宿題で数学!?」

 

コットン「難しいのー! だからウィンターお姉ちゃんの力が必要なのーー!」

 

ウィンター「えっと、私も数学はあんまり・・・」

 

マリオ「ちょっとこの宿題作ったやつに講義の電話かけるか」

 

そこまでおおごとにしなくてよろし!

 

マリオ「ということで再び援軍を連れてきたぞ!」

 

また連れてきたのか

 

魔理沙「ウィッス!」

 

コットン「魔理沙お姉ちゃん・・・」

 

魔理沙「どうしたコットン そんなに泣いて」

魔理沙「お前らしいじゃねえかー!」

 

コットンらしいんだ

 

コットン「かく・・・ かく・・・」

 

魔理沙「あー 若気の至りだなー!」

 

マリオ「春休みの宿題って若気の至りだったのかー!」

 

いいえ 違います

 

魔理沙「この魔法使いである魔理沙さんに任せておけばコットンは笑顔になるだろう!」

魔理沙「さらにボトムも喜び家全体の空気が明るくなってそれが町に浸透していって治安が良くなり経済も発展して地球温暖化が解決され」

 

ウィンター「あぁ・・・ えー・・・ そのー・・・」

 

ツッコみたいけど恥ずかしくてもじもじするウィンターであった

 

魔理沙「それじゃあこの宿題を処理していこう!」

 

コットン「わーーーい!」

 

魔理沙「まず普通に宿題に取り掛かります」

 

マリオ「ふむふむ」

 

魔理沙「そして首を傾げます」

 

マリオ「ほうほう!」

 

魔理沙「もう一度宿題を見ます」

 

マリオ「はいはい」

 

魔理沙「首を傾げます」

 

マリオ「あーね」

 

魔理沙「八卦楼を用意します」

 

マリオ「なるほど!」

 

それ魔理沙の武器だよね?

 

魔理沙「そして狙いを定めて・・・」

 

魔理沙「マスタースパーーーーーーク!!!!!!!!!」

 

待てーーーーーーーーーー〜!

 

魔理沙「私は待たない!」

魔理沙「沈みかかった船ってやつだぜーーーーーーー!」

 

ウィンター「沈んだら・・・ えっと・・・ だ、ダメですよ」

 

言葉が思いつかなかったウィンターであった

 

魔理沙「ってそれを言うなら乗り掛かった船だろ!」

 

マリオ「ちゃんと自分で出したボケを拾ってて偉いぞー!」

 

ゴミ拾いみたいなノリで褒めるな!

 

魔理沙「はっはっはー! 弾幕はパワーだぜーーー!」

 

ボトム「・・・何してるんですか?」

 

魔理沙「・・・姉?」

 

コットン「うん」

 

魔理沙「・・・怒ってる?」

 

コットン「多分」

 

魔理沙「・・・」

 

魔理沙は軽く息を吸った

そして逃げ出した

 

ボトム「この泥棒! 来なさい!」

 

魔理沙「今回は何も盗んでないだろーー! マイハニーーー!」

 

コットン「違うもん! お姉ちゃんはボトムって名前だもん!」

 

マリオ「そういう意味じゃない(定期)」

 

なお魔理沙は女性です

そして魔理沙は今お尻ぺんぺんされている

 

マリオ「コットン! 今がチャンスだ!」

 

ウィンター「え? 何がですか?」

 

マリオ「今しかお外で遊ぶチャンスはないぞ!」

 

コットン「わーーーーーーーーーー!」

 

コットンは元気よくお外に飛び出した

 

ウィンター「コットンさーーーーん!」

 

ウィンターはコットンを呼び止めようとしたが

そんなものはコットンの耳には届かず走り去ってしまった

 

マリオ「いい話だなー!」

 

どこら辺がいい話なんですか?

なおその後コットンは花粉症になって帰ってきました

 

そして・・・

 

魔理沙「・・・」

 

魔理沙のお尻も赤く腫れちゃったとさ

 

コットン「そっちじゃないでしょーーーーーーーーー!」

 

コットンは再びボトムにお尻ぺんぺんされましたとさ

 

コットン「3月26日!」

コットン「宿題! わからなかったの!」

コットン「でもコットンはね! いっぱいいっぱい頑張って終わらせたの!」

 

宿題そのものを終わらせたの間違いです

 

コットン「コットン頑張ったのに今お姉ちゃんにいじめられてるーーーー!」

コットン「誰か助けてーーーーーーーー!」

 

ボトム「コットン! あんたはいつもいつもーーーーー!」

 

マリオ「・・・」

 

ちなみにマリオもお尻が赤く腫れています

ウィンターは逃げ出したのでノーダメージでした

 

コットン「かわいそうなコットン・・・」

 

魔理沙「いや私がかわいそうだろ」

 

マリオ「いや今回一番被害受けてるの俺」