前回のあらすじ

 

 

クッパはワタッチに追い込まれていたが

突然墓の中から飛び出してきたサティアによってその場を脱したのだった

 

そして色々あって雛見沢分校に辿り着いたのだった

え? その色々を説明しろって?

 

・・・この物語はクッパが攫われたマリオシリーズのキャラたちを助けにいく長編ストーリーである

 

クッパ「マリオー! 今助けるからなー!」

 

マリオ「助かるぜ!」

 

クッパがマリオの縄を解こうとしたその時

 

平成「俺もそんなお人好しじゃねえからさー」

 

クッパを飛び蹴りでぶっ飛ばしたのだった

 

なおこいつは平成である

元号の平成が擬人化したキャラだ

性別は男性である

 

クッパ「おいサティア! 時間稼ぎしておけって言っただろ!」

 

サティア「それがし 時間稼ぎと悲劇のヒロインぶってる女と自己紹介が苦手でさー」

 

マリオ「あー わかるぜー!」

 

わかるの?

 

平成「さっきの嫌いなもの紹介も自己紹介では?」

 

サティア「ノーカン! ノーカンノーカンノーカンノーカン!!!!!」

 

平成「そういうことでいいか」

 

クッパ「おい平成! 我輩と勝負しろ!」

 

平成「あーそれな」

 

平成は少しため息をついた

 

平成「俺ってあまり闘いとか好きじゃねえんだよ」

 

クッパ「え? そうなの?」

 

平成「揉め事になると少し面倒だろ?」

平成「だからなるべく話し合いで解決したいんだ」

 

サティア「お前思ったより平和主義者なんだな」

 

ということで平成とクッパは学校の机を引っ張り出してきた

 

クッパ「えー それではこれより話し合いを始めたいと思います」

 

サティア「検察官がわは準備が整っております」

 

マリオ「弁護人も整ってるぜ!」

 

なんで裁判みたいになってるんですかねー

 

平成「それでクッパはどういったご用件で?」

 

クッパ「そちらが拉致しているマリオを解放してほしいのです」

 

マリオ「タシュケテー」

 

平成「ですがこちら側としても事情がありまして」

 

クッパ「そこをなんとか!」

 

2人は話し合いを続けている

まさかのボス戦が話し合いになるとは思ってなかったが

 

クッパ「・・・ところでなんかガソリンみたいな匂いがするのですが」

 

サティア「ガソリンみたいな匂いじゃなくてガソリンの匂いだなこれ」

 

クッパ、マリオ「ファ!?」

 

平成「あっ、言い忘れていましたがこの校舎全体にガソリンを巻いておきました」

平成「ダラダラと会話を引き伸ばさないようにするためです」

 

マリオ「よしクッパ! 火炎放射だ!」

 

クッパ「ファイヤブレスって言え!」

 

ツッコむポイントそこじゃないんだよ!!

 

クッパがファイヤブレスしちゃったら!

 

マリオ「そのぐらい俺でも理解してるぜ!」

マリオ「だが! それを逆に利用してやるんだ!」

 

サティア「リバース?」

 

マリオ「クッパがファイヤブレスするとガソリンに引火する」

マリオ「だが! それはガソリンに直接火が当たった時だ!」

マリオ「ずーばーり! ガソリンに当たらないように火を吹けば平成を倒せるでしょう!」

 

おどるポンポコリンのアニメに出てきそうなキャラの喋り方してるところ申し訳ないけど

今そのガソリンは帰化しちゃってるのですよ

 

平成「なんでそれを!」

 

よくみたらわかった

 

クッパ「トリックアートかよ」

 

マリオ「それで帰化したらどうなるんだよ」

 

火をつけた時点で空気中に漂っているガソリンに引火

結果として粉塵爆発のような大爆発を爆発するってことだ

 

クッパ「小泉構文みたいになってるぞー」

 

平成「話がそれましたが爆発に巻き込まれたくなければさっさとお引き取りください」

 

サティア「帰るかー」

 

マリオ「待て待て! 弁護人の俺はどうなるんだよ!」

 

クッパ「まだ弁護人って設定続けてたのか」

 

平成「マリオは引き続きここで待機な」

 

マリオ「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

マリオは縄を引きちぎると平成にヒップドロップをした

 

平成「ぐえっ! おい! 話し合いで解決するって言ったばっかりだろ!」

 

マリオ「そう言いながらお前さっきクッパに飛び蹴りしてたじゃん」

 

平成「あっ」

 

サティア「こいつ無自覚だったみたいだぞーーー!」

 

無自覚ほど怖いものはないよね ほんとに

 

マリオ「じゃ! ここらでおいとまさせていただきますわ!」

 

マリオは雛見沢分校を飛び出した

 

平成「くっそ! 待て!」

 

平成も後を追いかけようとしたが

 

サティア「ここからはそれがしとクー君が相手するでござる!」

 

クッパ「逃げたマリオのためにもここでお前を倒してやる!」

 

マリオ「ただいまー」

 

クッパ「なんで我輩がかっこつけた直後に帰ってくるのだーーーーー!」

 

自分でかっこつけたという自覚はあるようだ

 

マリオ「だって外にワタッチいっぱいいるし」

マリオ「ということで教室でのんびりしてますわ!」

 

平成「言っておくがこの学校は21時を過ぎると俺が仕込んだ炎魔法のギミックが作動して大爆発するからな」

 

マリオ「やだーーーーーーーーーー!!!!」

 

マリオはまた学校を飛び出した

 

クッパ「・・・あいつ何したいの?」

 

平成「こっちが聞きてえよ」

 

ということでクッパと平成の戦いはカットしました

 

平成「なんで・・・ カットされた・・・」

 

 

クッパ「ふぅー! 結構時間かかったなー!」

 

サティア「クー君! もうすぐ21時だぞ!」

 

クッパ「うわああああ! 急いで逃げろーーーーーー!」

 

2人は学校を飛び出した

2人の背後では学校が大爆発していましたとさ

 

クッパ「やばいぞ〜♪ やばいぞ〜♪ 逃げろ〜♪ 逃げろ〜♪」

 

サティア「ワタッチを〜♪ ワタッチを〜♪」

サティア「けーーーーーちらーーーすーーーーーーーー♪」

 

お前ら本当は焦ってないだろ

 

クッパ、サティア「んなわけないだろ!」

 

クッパ、サティア「はまってんだ! 焦ってあたふたするの!」

 

どんな趣味だよ

 

サティア「それでクー君! この雛見沢からの出口はあるのかーー?」

 

クッパ「もう出口を探すのも時間がもったいない!」

クッパ「もう飛んでいくぞーーーーーー!」

 

サティア「いいねーーーーーーー!」

 

いやまた飛ぶの?

このシリーズ結構飛んでるよね?

 

クッパ「アディーンしちゃえば飛んでいけるのだーーーーーーー!」

 

ああ アディーンか

アディーンとは覚醒技の名前である

 

サティア「それがしもお供するぞーー!」

 

2人はスーパーマンのポーズをすると空高く飛んでいった

なお飛び立つ際の爆風と衝撃波でワタッチたちは全滅しました

雛見沢に平和が訪れましたとさ

 

クッパ「苦しい・・・」

 

サティア「宇宙着・・・ 持ってきて・・・」

 

2人は宇宙まで飛んでいきました

そして考えるのをやめた

 

クッパ「お腹すいたなー・・・」

 

考えてたわ

 

続く