マリオ「ナレーター君!」

 

第一声から私を呼ぶな!

マリオ「これよりワタッチの研究を始める!」

 

・・・え?

ワタッチの・・・ 研究!?

 

マリオ「なんだ? 研究ってそんなに驚くことか?」

 

研究に驚いてるわけじゃねえよ!

ワタッチの方に驚いてるんだよ!!

 

マリオ「なーんだ ワタッチか」

 

ねえいつからワタッチはこのブログに出てきたの?

 

マリオ「先週の日曜日のブログ」

 

そうだけど私が聞きたい回答じゃない!!

 

マリオ「わがままだな」

マリオ「ということで今からワタッチの研究を始める」

 

おーーい! 私はまだ聞きたいことが

 

マリオ「助手! カモーン!」

 

え? 助手?

 

月曜日「きちゃった!」

 

マリオ「うわあああああ! 逃げろーーーーーー!」

 

いやマリオが呼んだんだよね?

それとこいつは月曜日である

曜日の月曜日が擬人化したキャラ

性別は女性である

 

マリオ「ぜぇ・・・ ぜぇ・・・」

マリオ「じゃ、じゃあ研究を始めようか」

 

実質本編始まる前から体力使い切ったようなやつがいるのですが

 

マリオ「ナレーター! 言われてるぞ!」

 

なんで自分で自分をディスったことになってるのだ!!!

 

マリオ「Monday! Are you ready?」

 

月曜日「うん!」

 

マリオ「あっ、ちょっとトイレ」

 

体調がバッチグーではなかったマリオであった

 

それからしばらく時が経ち・・・

 

マリオ「よーーし! やっていくぞーーー!」

 

月曜日「ところでワタッチって何?」

 

マリオ「ワタッチは!」

 

ワタッチとは突如として現れた謎の生命体である

見た目は青い球体に白い目が一つだけついている

なんとなくスライムっぽい感じだ

そしてでかさが1.2mある

 

マリオ「全部説明された・・・」

 

流石に説明だけはさせて

じゃないと私の存在意義が本格的になくなるからさ

 

月曜日「それでそのワタッチはどこに?」

 

マリオ「ということで月曜日ちゃん!」

マリオ「早速ワタッチを捕獲してきなさい」

 

まだ調達してなかったんかい

 

マリオ「ということで暇なので雑談でもしましょうか」

 

月曜日「連れてきましたーーー!」

 

マリオ「なんで捕まえてきたんだ!」

 

おーーまえーーがーーつーーかーまえてーーーこーーーーいってーーーーいーーーーーーーーーったかーーーらーだーーーーーーーーーーーーーーーろーーーーーーー

 

ワタッチ「・・・」

 

調達してきたワタッチは大人しい

 

月曜日「マリオ ここからどうすればいいの?」

 

マリオ「大人しいんだったらとりあえず放置してスマブラでもするか」

 

おい博士

 

マリオ「おれは博士でもなければ天才博士でもない」

 

アホな博士もどきってことか

 

マリオ「そういうことだ!」

 

月曜日「マリオはアホってことでいいの?」

 

ワタッチ「・・・・・・・」

 

ワタッチは目を光らせている

 

月曜日「なんか・・・」

月曜日「怖くなってきたーーー!」

 

マリオ「大丈夫だ! ワタッチは人を襲わないからな!」

 

月曜日「・・・ほんとに?」

 

マリオ「ああ! ワタッチは空から生まれた生き物で人間に興味がないから襲われることもないって2chに書いてあったぜ!」

 

この世でもっとも説得力のないエビデンス持ってくんな

 

マリオ「ということで月曜日!」

マリオ「ワタッチに触ってみてくれ!」

 

ワタッチ「・・・・・・・」

 

月曜日「ひとつ目の白目が不気味だけど・・・」

 

月曜日はワタッチに触れた

 

月曜日「・・・襲われない」

 

マリオ「な? オレ嘘つかないだろ?」

 

月曜日「ちょんちょん」

 

月曜日はワタッチをつついたり撫でたりしている

 

ワタッチ「・・・・・」

 

ワタッチの目の光が消えた

 

マリオ「ああ ワタッチは腹が減ってるみたいだな」

マリオ「ちなみにワタッチの主食は人間だぞ」

 

ワタッチは月曜日を取り込もうとした

 

月曜日「うわああああああああああああああああ!!」

 

月曜日はワタッチを振り払うと急いで逃げ出した

ワタッチは月曜日を追いかけていった

 

月曜日「マリオの嘘つきーーーー!」

 

マリオ「いや俺は言ったはずだぞ」

マリオ「人を襲わないって」

 

・・・つまり?

 

マリオ「襲わないだけで食べられないとは言ってないからな」

 

月曜日「でも食べようとして襲いかかってくるじゃーーーーーん!」

 

マリオ「そもそもワタッチの研究自体安全じゃないけどな」

 

じゃあそれを最初に説明しろよ

 

ア ヒューミニッツレイター・・・

 

マリオ「ということで次はワタッチの食べるものについての研究だ!」

 

月曜日「・・・」

 

ワリオ「いやなんで俺連れてこられたんだよ!」

 

月曜日の身代わり

 

ワリオ「ナンデヤネン」

 

なぜにカタコト?

 

マリオ「これより食事についての研究を始める!」

 

月曜日「さっき結論出たじゃん」

 

マリオ「確かにワタッチたちの主食は人間だ」

マリオ「だがワタッチたちは栄養バランスを気にしているのでちゃんと他のものも食べるのだ!」

 

ワタッチのめがキラキラと輝く

多分褒めて欲しいんだと思う

 

月曜日「偉いでちゅねー」

 

あっ、襲いかかってきた

 

月曜日「わーーーー!」

 

マリオ「ワタッチは子供扱いされると容赦なく襲ってくるから気をつけてな」

 

だからもっと早く言えよ!

 

ワリオ「で、ワタッチに何を食わせればいいんだ?」

 

マリオ「まずは脂っこいものを食べさせてみるか」

 

月曜日「ちょうど脂っこいものならあるしね」

 

ワリオ「なぜ2人して俺のことを見ながら言う」

 

マリオはワリオを羽交締めにするとワタッチの元に持っていった

 

ワリオ「やめろーーーーーー! 貴様! 何をする気だーーーー!」

 

あれ? キャラ変わってね?

まあ最近のブログじゃよくあることか

 

マリオ「ワタッチ! 飯だぞー!」

 

マリオはワリオをワタッチの元に持ってきた

 

ワタッチ「・・・」

 

ワタッチはゆっくりとワリオに近づいていく

 

ワリオ「うおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ワリオ! 抵抗する!

マリオ! 振り解く!

 

ワリオ「食われてたまるかーーーーーーーーー!」

 

そして懐から取り出したにんにくましましのラーメンをワタッチに投げつけた

 

ワタッチ「!?」

 

ワタッチは驚きながらもラーメンを丼ごと取り込んだ

 

ワリオ「・・・これで食べたことになるのか?」

 

マリオ「間違いなくワタッチはにんにくましましラーメンを食べたぞ」

 

ワタッチ「・・・・・・・・」

 

ワタッチは満足そうだ

 

月曜日「・・・美味しかった?」

 

あっ、襲われてる

 

月曜日「なんで私だけーーーーーーーー!」

 

ワリオ「気に入られたんだろ」

 

月曜日「たーーーすーーーけーーーてーーーーーーーー!」

 

さらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらに数分後・・・

 

マリオ「次にワタッチの強さについて研究していこう!」

 

マリオはキノピオを連れてきた

 

ワタッチ「・・・」

 

ワタッチはキノピオに興味津々だ

 

キノピオ「・・・ああ これがワタッチなんだね」

 

このキノピオは先ほどまでナレーションセンターの一角で己の限界を引き出していたキノピオである

 

ワリオ「それだけ聞くと強そうだな」

 

月曜日「キノピオは強いからきっと倒せるよ!」

 

ワタッチ「・・・」

 

キノピオ「・・・でかっ」

 

まあ1.2mとは言ったけど

スライムに似たような特徴をしているから大きさを自由自在に変えることができるんだよね

なんなら形も自由自在に変えることが可能だしね

 

キノピオ「僕帰ろうかな」

 

マリオ「逃げ道はないぜ」

 

ワタッチ「・・・・・・・・・・」

 

ワタッチは力を貯めている

 

キノピオ「あわわわわわ・・・」

 

ひよってるキノピオにいい知らせです

 

ワタッチの戦闘力は50万だよ

 

キノピオ「・・・」

 

まだ警戒してる

 

ワリオ「まあ何をしてくるかわからないからな」

 

月曜日「その時の振る舞い方や賢さとかが勝負に決着をつけるからね」

 

マリオ「確かにキノピオの戦闘力は100万だが単純な数値の優劣だけではこの世界の戦いの勝敗はジャッジできないからな」

 

ワタッチは間合いを詰めて一気に襲いかかってきた

 

キノピオ「ひええええええええええ!!!」

 

キノピオはめちゃめちゃビビりながら攻撃を避けた

 

ワタッチ「・・・・・」

 

ワタッチは自身の一部を切り取ってそれをキノピオに放った

 

キノピオ「それーー!」

 

キノピオも魔力弾で相殺した

 

キノピオ「それーーーーーーーー!」

 

そのままキノピオは全身から電気を放出した

 

ワタッチ「・・・・」

 

ワタッチは地面に染み込むことにより電気攻撃を回避した

 

ワリオ「・・・なかなかいい勝負してるな」

 

マリオ「まあスキルとかも考えると両者の実力は互角と言っても過言ではないからな」

 

月曜日「キノピオ頑張れー〜!」

 

月曜日の応援によりキノピオはちょっとだけ元気になった

 

キノピオ「おりゃあああああああああ!」

 

そしてワタッチに向かってレーザーを発射した

 

ワタッチ「・・・・・・・」

 

だがワタッチはレーザーを吸収

吸収したレーザーを全身から放出した

 

キノピオ「うわああああああああ!」

 

キノピオは大量のレーザーに対応できずにやられてしまった

 

キノピオ「ああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

なお敗北したキノピオはワタッチが消化吸収しました

 

ワリオ「スタッフが美味しくいただきましたみたいなノリで言うな!!」

 

月曜日「キノピオーーーーーーー!」

 

マリオ「じゃあ次はワリオな」

 

ワリオ「は!? ちょっ待て!」

 

ワリオvsワタッチ

Ready fight!

 

ワリオ「おら!」

 

ワリオの魔法によりワタッチは一撃でやられた

 

ワリオ「・・・倒してしまった」

 

マリオ「まあ所詮戦闘力50万だしな」

 

月曜日「お墓建てよっか」

 

ワリオ「ああ」

 

2人はしんみりとした気持ちでその場をさった

 

マリオ「・・・ということでワタッチの研究は以上とする!」

 

いやそんなに研究らしい研究してないよね?

 

マリオ「そんなに文句を言うならナレーターが研究してくれたまえ」

 

誰がするか!

 

マリオ「さてと、次回の研究のためにまたワタッチを捕獲してきますか」

 

ネガティブという感情が欠落した男は別のワタッチを捕獲しに行きましたとさ

 

・・・私もワタッチのお墓参り行ってこよう