ワリオ「ついに! この時が!」

 

とうとうワリオも出荷かー

 

ワリオ「誰が養豚場のアヒルだ!」

 

一回養豚場って紙に書いてみて

どこにもアヒルなんて書いてないでしょ

 

ワリオ「いや俺のボケをマジレスで返すな!」

 

それは失礼しました

それで、ワリオは何を喜んでるの?

 

ワリオ「今日仕事で大成功したんだよ!」

 

ワリオ 仕事してたのか

 

ワリオ「ワリオカンパニー!」

 

そういえばそんな会社持ってたねー

 

ワリオ「ということで今日は自分へのご褒美ということでとんかつを作った!」

ワリオ「これを食うのは実に201年ぶりだ」

 

・・・

 

ワリオ「だからツッコめよ!」

 

本来私はナレーターなんだよ!!

ツッコミが仕事じゃないんだよ!!

 

ワリオ「でも最近のお前はツッコミしてばかりじゃねえか」

 

ぐはあああああああああああ!

私の負けだ

 

ワリオ「はいはい めでたしめでたし」

 

ワリオは私に雑な対応をするととんかつにソースをかけた

 

さらにそのとんかつをご飯に乗せた

 

ワリオ「ソースカツ丼! 完成!」

 

卵は?

 

ワリオ「なかった」

 

なら仕方ないね

 

ワリオ「てなわけで早速いただきま」

 

スティーブ「お邪魔するぞー」

 

ワリオは先頭体制に入った

 

スティーブ「ワリオー 遊びに来たぞー」

スティーブ「ってどうした?」

 

ワリオ「・・・要件を言え」

 

スティーブ「遊びに来たぞ」

 

ワリオ「理由は?」

 

スティーブ「遊びに来ただけなのに理由がいるのか」

 

多分暇だったからとかでしょ

 

スティーブ「いやちょうどこの日にワリオと遊ぶ約束入れてたから」

 

ワリオ「身に覚えがねえ」

 

スティーブ「でも言ってたじゃんか」

スティーブ「数ヶ月前の夢の中で」

 

ワリオ「お前の夢の話は知らねえよ!」

 

スティーブ「・・・ん? ワリオ それは」

 

スティーブはワリオのソースカツ丼に気づいたようだ

 

ワリオ「・・・」

 

スティーブ「なんかいい匂いすると思ったらそれが原因か」

スティーブ「・・・なんか腹減ってきたな」

 

スティーブはワリオに近づく

 

ワリオ「ビックバンアターーーーック!」

 

○○ー○?

 

スティーブ「ほほう それはワリオの飯か」

 

ワリオ「人の飯だからな! 勝手に食うなよ!」

 

スティーブ「じゃあお金貸して」

 

ワリオ「あ?」

 

バトルするき満々だったワリオはスティーブのその発言に拍子抜けした

 

スティーブ「こうなったら俺も自宅で作る!」

スティーブ「遊ぶ約束はまた今度な」

スティーブ「ってことでソースカツ丼の材料費をください」

スティーブ「大丈夫だ! FXに投資すると思えば」

 

ワリオはスティーブに3000円を投げつけた

 

ワリオ「さっさと出ていけ!」

 

スティーブ「今日のワリオ心せまーーーーーーい!」

 

スティーブは3000円を握りしめてワリオの家を後にした

 

ワリオ「ったく油断も隙もない野郎だ」

 

・・・なんか私も食べたくなってきた

 

ワリオ「・・・」

 

わかってるって

ワリオのご飯は食べないからさ

 

ワリオ「頼むぞ」

 

でも流石にこれ以上誰かが来るってことはないんじゃないかな

 

マリオ「あああああああ! 腹減ったーーーーーー!」

 

・・・あっ、私がフラグを立てたからか

 

ワリオ「おい!!」

 

てへっ

 

マリオ「ワリオー 飯食いにきたぞー」

 

ワリオ「こいつ・・・ 遠慮ってものを知らねえのか」

 

まあマリオは日本人じゃないからね

 

マリオ「差別されました ソースカツ丼を要求します」

 

ワリオ「ナレーターのソースカツ丼でも食ってろ」

 

じゃーーんんいぇーーんながらナレーションルームにはそんなものありません

 

マリオ「じゃあワリオ ソースカツ丼preese!」

 

ワリオ「die」

 

そんな物騒な言葉使わないの!

 

マリオ「じゃあ無理やり奪うだけだーーーーー!」

 

マリオはワリオに飛びかかった

 

・・・普通ソースカツ丼に飛びつくものでは?

 

ワリオ「マリオ! 落ち着け!」

 

ワリオは戦ったが

マリオの方が戦闘力が高いのでかなりやられている

不利な状況に立たされているのだった

 

マリオ「これでソースカツ丼は俺のものだーーーーーーー!」

 

ワリオ「やめろーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ワリオはマリオを突き飛ばした

 

ばたもん「焼きそばーーー! 焼きそば焼きそば焼きそば焼きそ

ばーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

これまた随分と伸ばしたねえ

 

マリオ「何っ!? 焼きそばだと!?」

 

ばたもん「今なら2000円!」

 

ワリオ「たっか!」

 

スティーブ「すいませーん 焼きそばくださーい」

スティーブはワリオから借りたお金を焼きそばに使ったのだった

 

マリオ「俺もくれーーーーーーーーーーーーーー!」

 

マリオもスティーブに釣られてワリオの家を飛び出しましたとさ

 

数分後・・・

 

ワリオ「とうとう俺はSPを導入した」

 

Spores  poison

 

ワリオ「Security police!」

 

いや頭文字はあってるじゃん!

 

ワリオ「はぁ・・・ ナレーターも英語ができない人だったとはな」

 

できるし! めちゃくちゃできるし!

 

ワリオ「はいはい」

 

それでワリオはどんなSPを導入したの?

 

ワリオ「護衛してくれるタイプだ」

 

そりゃそれが本業だからね

逆にそれ以外のタイプは何があるの?

 

キノピオ「知らない」

 

そっか

 

・・・え? きのこ?

 

キノピオ「キノピオ!!!」

 

・・・もしかしてこれがSP?

 

キノピオ「これがとはなんだ!」

キノピオ「僕たちは立派なSPだぞ!」

 

ワリオ「依頼料は高かったけどな」

ワリオ「だがこれで俺は安心してソースカツ丼が食えるってわけだ」

 

ワリオは箸を持った

ようやくありつけるね

 

キノピオ「・・・」

 

ワリオ「・・・なんだ」

 

キノピオ「いやなんでもないけど」

 

ワリオは箸でかつを持った

 

キノピオ「👀」

 

ワリオ「・・・」

 

キノピオ「😑」

 

ワリオ「・・・」

 

キノピオたち「😶」

 

ワリオ「あああ! なんなんだよ!」

 

150人ほどのキノピオたちはワリオのソースカツ丼をみてかたまっている

 

ワリオ「・・・お前ら嘘だよな?」

 

キノピオ「美味しそうだなー」

 

ワリオ「まさかそんなことしないよな?」

 

キノピオ「そういえば今日はまだご飯食べてないなー」

 

ワリオ「・・・」

 

キノピオたちはワリオに迫ってくる

 

ワリオ「くそーーーーーーーーーー!」

 

ワリオはソースカツ丼を持って逃げ出した

 

キノピオ「追えーーーーーーーー!」

 

SPが敵となった瞬間である

 

ワリオ「なんでだよ! なんでみんな狙ってくるんだよ!」

ワリオ「サンドイッチ! ウィンナーコーヒー! ハムエッグ!」

ワリオ「このよには美味いもので溢れてるじゃねえか!」

ワリオ「なのに! なんで俺のソースカツ丼を狙うんだよ!」

 

ワリオは逃亡しながら追いかけてくるキノピオたちに怒鳴っていた

 

キノピオ「待てーーーーー!」

 

ワリオ「ふざけるなーーーーーーーー!」

 

ワリオは勢いよくソースカツ丼を食べ始めた

 

キノピオたち「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

 

最近叫び声多くない?

 

ワリオ「ごちそうさま! 美味かった!」

 

キノピオたち「許すなーーーーーーーー!」

 

キノピオたちの怒りをかったワリオであった

 

ワリオ「くそくそくそくそ!!」

 

ワリオはバイクに乗って逃亡しました

 

キノピオ「追跡!」

キノピオ「・・・は流石に無理!」

 

バイクで逃げられちゃったからね

 

キノピオ「どうしよう・・・」

 

マリオ「いやー! 美味そうだなー!」

 

マリオはばたもんの屋台で購入した焼きそばを持っている

 

キノピオたち「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

 

マリオ「うおおおおおお!? なんだよこの大量のキノコはーーーーーー!」

 

マリオは急いで逃げました

こうして今日も世界は回っている

 

・・・なんか私もお腹空いてきたな

 

スティーブ「結局昼飯はカレーライスと焼きそばになったな」

 

待てーーーーーーーーーーー!

 

スティーブ「渡すものかーーーー!」

 

結論! この世には追うものと追われるものがいる!

はい! 終わり!

 

待てーーーーーーーーーー!