ヨッシー「いやー このケーキ美味しいねー」

 

ヨッシーはクッパ城の冷蔵庫にしまってあったケーキを食べているようだ

しかもクッパと名前が書かれてある

これは・・・ 懲役3ヶ月の重罪ですな

 

ヨッシー「それにしてもこのケーキ美味しいなー」

ヨッシー「なんかこう・・・」

ヨッシー「美味しいなーーーーーー!」

 

食レポ下手か

 

クッパ「ああああああああああああ!!!」

 

クッパは絶叫した

 

ヨッシー「クッパ! どうしたの?」

 

白々しいヨッシーである

 

クッパ「画鋲踏んだ」

 

ああ それは痛い

 

ヨッシー「(よし! ケーキのことはバレてないみたい)」

 

クッパ「それとなんか我輩のケーキが食べられてるのだが」

 

ヨッシー「そんな酷いことするやつもいるんだね!」

 

クッパ「お前のことだよーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ヨッシー「うわあああああああああああ!!!」

 

2人は追いかけっこ Now!

 

クッパ「お前クッパの大冒険シリーズで助けてやっただろーーーーーー!」

 

別のシリーズの話を出すな

ややこしくなるだろ

 

ヨッシー「ごめんなさーーーーーーーーい!」

 

ヨッシーは冷蔵庫を倒してしまった

 

そのせいで大量のケーキが崩れてしまった

ざっと80個ぐらいあるだろうか

 

クッパ「あああああああああ!!!! よくもーーーーーーーーー!」

 

ヨッシー「ケーキドッサドサじゃん」

 

その流れでヨッシーはクッパにしばかれました

 

ヨッシー「ああ・・・」

 

クッパ「殴った方も痛いんだぞ!」

 

殴らずに魔法だけでヨッシーをギッタギタにした亀である

 

クッパ「・・・痛いんだぞ!」

 

主語を言え

 

クッパ「全く・・・ ってあれ?」

 

崩れたはずの80個のケーキが元通りになっている

・・・これは

 

ヨッシー「食べ放題ってことだね!」

 

クッパ「これ・・・ ただのケーキじゃない」

 

それはSCPである

SCP871 『系機の良いケーキ』

 

ヨッシー「何それ?」

 

簡単に言うと1日でSCP871を食べ切らないと次の日にSCP871が倍の量になります

つまり今日中にこの80個のケーキを食べないと次の日に160個になります

お察しの通り食べないでいるとどんどんSCP871の量が増えていきます

そして世界は滅亡します

 

クッパ「ヨッシー 食べろ」

 

ヨッシー「いただきまーーーす!」

 

クッパ「暴食の恐竜は扱いやすくて助かるぞ」

 

口に出てるぞー

 

ヨッシー「それよりそのSCPって何?」

 

Secure(確保)

Contain(収容)

Protect(保護)

の頭文字をとってSCPである

 

SCPとは自然法則に反した存在、物品、場所のことを指す

まあ簡単に言うとやばい性質を持ってるってこと

 

ヨッシー「なんでセキュアーが英語表記じゃないの?」

 

貴様はタブーに触れたようだ

よって死に値する

 

ヨッシー「うそーん」

 

クッパ「ん? なんか外がうるさいような」

 

ちなみに今トップの世界に大量のSCPが溢れています

 

クッパ「うそーん」

 

それじゃあいってらっしゃい!

ヨッシー、クッパ「うそーーーーーーーーん!!!」

 

2人はとりあえず外に出た

 

クッパ「どんなS SCPに出会えるかなーー!」

 

ヨッシー「そんな小学1年生の遠足で来た動物園みたいなテンションしないで!」

 

クッパ「ツッコミが具体的すぎるだろ」

クッパ「ということで悪者仲間のガノンドロフに今から通話します」

クッパはスマホを取り出してガノンドロフに電話した

クッパ「もしもし? うん」

クッパ「ああ そこは青の線を切って」

 

え? なんの話?

 

クッパ「そしてそこはボタンを押しっぱなしにして」

クッパ「残り時間の下一桁が3になったらボタンを離して」

 

ねえ爆弾解除でもしてるの?

 

ヨッシー「うわあ・・・ すごい石像だなー」

 

あっ、それも SCPだよ

 

ヨッシー「え?」

 

SCP173 『彫刻 オリジナル』

 

ヨッシー「・・・」

 

あっ! ヨッシー!

瞬きしちゃ

 

ヨッシー「ぎゃああああああああああ!」

 

あー 遅かったかー

SCP173は一度視界に入ったら絶対に目を逸らしてはいけないのだ

例え瞬きでもしてはいけない

なぜなら視界から外れた瞬間ものすごい勢いで迫ってきて首の骨をへし折ってくるからだ

 

ヨッシー「・・・しっぺだけで済んだけど」

 

え?

 

ヨッシー「しっぺだけで済んだけど」

 

・・・そういう時もある

 

ヨッシー「解説放棄しないで」

 

クッパ「ヨッシー! 来てくれるって!」

 

クッパはヨッシーの方を見た

ヨッシーも声に釣られてSCP173から目を離した

 

クッパ、ヨッシー「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

2人はぶん殴られました

首をへし折ることはないようです

さすが誰も死なない優しいブログ!

 

・・・え? 他のブログでは普通に死んでるって?

 

ガノンドロフ「ふははははははははははーーーーーーーーー!!!!!」

 

ガノンドロフはSCP173を切り捨てた

 

ガノン「待たせたなあ!」

 

クッパ「ス○ーク?」

 

多分違うと思う

 

ヨッシー「ガノンドロフーーー!」

 

ヨッシーは安堵したようだ

 

ヨッシー「このケーキ食べてーーーー!」

 

ああ そういうことか

 

ガノン「ふははは! 自分で食え!」

 

ヨッシー「まあまあそう言わずに」

 

ガノン「散れーーーーーーー!」

 

ヨッシー「うわあああああああああああああああ!!」

 

ヨッシーは吹き飛ばされた

ガノンドロフはヨッシーを追いかけていった

 

クッパ「・・・この石像どうするの?」

 

SCP173な

 

ヨッシー「うっ・・・ ここは?」

 

明治「明治さんの家だよ」

 

明治さんとは元号の擬人化キャラだ

性別は女性である

 

ガノン「ふははははは!」

 

あっ、ガノンドロフがもうやってきた

 

明治「あれ? ガノンちゃんどうしたの?」

 

ガノン「今の我は機嫌が悪い」

ガノン「無理やりあの亀に呼び出されたからな・・・」

 

ヨッシー「そっかー その恨みはクッパにぶつけてもろて」

 

ガノンはヨッシーに攻撃した

 

ヨッシー「助けてーーーーーーー!」

 

ヨッシーは居間に転がり込んだ

ガノンドロフもその中に入っていった

 

明治「・・・この居間立ち入り禁止だったんだけどねー」

 

じゃあ看板でも立てておけよ

 

ニアー「明治? 何かあった?」

 

明治「あっ、なんでもないよー」

 

ニアー「・・・何この居間」

 

ニアーは謎の居間に入った

 

明治「あっ! ニアーちゃん!」

 

明治さんも入ろうとしたが・・・

 

明治「自分で立ち入り禁止って決めちゃったから入れないよーー!」

 

自分で決めたルールに縛られる明治さんであった

 

一方3人は・・・

 

ヨッシー「ケーキを食べさせようとしたことは謝るからーーーー!」

 

ガノン「今更遅いわ! 苦しめーーーー!」

 

ガノンドロフが一方的にヨッシーをいじめていた

 

ニアー「・・・何ここ」

ニアー「なんとなくこの居間に長居しちゃいけない気がする」

 

まあこの居間 SCPだからねー

 

ヨッシー「またーーーーー!?」

 

SCP002 『生きている居間』

簡単に言うと長居するとSCP002の部屋の家具の一つになっちゃうぞ

 

ニアー「出る出る出る出る出る出る!」

 

ガノン「ふはははは・・・ またSCPか・・・」

 

あっ、ガノンのこめかみがピクピクしてる

 

ガノン「いい加減にしろ!!!」

 

ガノンは魔法でSCP002を破壊

SCPの常識ぶち壊していくじゃん

 

ヨッシー「ああああああああああ! 逃げろーーーーーーー!」

 

ニアー「私も逃げっへっくしょーーーーーーーーーーーーーーーーん!」

 

ニアーのくしゃみはガノンドロフとSCP002を概念ごと吹き飛ばした

そのままSCP002はどこかに行ってしまった

 

そして・・・

 

ニアー「怖かった・・・」

 

明治「よしよし」

 

ニアーは怖かったみたい

そりゃあね 急にSCPとか出てきたらビビるよね

 

ヨッシー「あのー・・・ まだ外がすごいことになってるんですが」

 

ああ それは次回に回すよ

 

ヨッシー「え? これ1話完結型じゃないの?」

 

尺がオーバーしたので続く

 

ヨッシー「もうやだーーーーーーーーーーーー!!」