ワドルドゥ「ロイヤルストレートフラッシュ!」

 

元気そうだね

 

デデデ「もうちょっと言うことあるだろ」

 

・・・楽しそうだね

 

デデデ「違う! やり直し!」

 

お前はナレーションに何を求めてるんだよ

 

デデデ「ワドルドゥを含めた兵士たちは結構遊んでいる」

 

確かに今もポーカーとブラックジャックを同時進行でしてるね

そのせいで何が何だかわからなくなってるけど

 

ワドルドゥ「ちょっ! 一旦違う遊び取り入れるぞ!」

 

一つの遊びにきめろよ

 

デデデ「あっ、大富豪も追加されたな」

 

なんでトランプで遊ぶゲーム追加した?

余計混乱するでしょ

 

デデデ「とまあ俺の兵士は遊んでいる」

 

もしかして労働時間中に?

 

デデデ「いや今は昼休憩だ」

 

じゃあいいだろ

 

デデデ「よくねえよ! どつき回すぞ!」

 

何が良くないんだよ! どつき回し返すぞ!

 

ワドルドゥ「このブログ 日本語下手くそなやつしかいないのか?」

 

デデデ「黙れ!」

 

ワドルドゥ「はい」

 

それで何がよくないの?

 

デデデ「もし城に何かあったらこいつらは対応できるか知りたいんだよ!」

 

自分の城のセキュリティーが気になったのか

・・・それって理由になってる?

 

デデデ「Good choice!」

 

いや何が?

 

ワドルドゥ「陛下は英検30級だから英語の使い方がわからないんだよ」

 

デデデ「ということで城のセキュリティーを調べていこう!」

 

その前に自分の知能指数調べてこい

 

デデデ「とは言っても俺は何もしないんだけどな」

 

じゃあさっき意気込んでたのは何?

 

デデデ「何か起きるまで俺はじっと待つ」

 

そんな都合よく何かが起こるわけ

 

トッテン「イヒヒヒ! 侵入成功!」

 

デデデ「起きたな」

 

ああ 私がフラグを立てちゃったからか

 

デデデ「フラグとか言うな!」

 

トッテン「イッヒッヒ! 大体こういう城は何か隠してるものなんだよな」

トッテン「例えば大量の借用書とか」

 

もし仮にあったとしたらデデデはこんな呑気に暮らしてないでしょ

 

トッテン「それもそうだな」

 

デデデ「誰が風船親父だ!」

 

はい 言ってないー

 

トッテン「この城のお宝は奪っていくぞーー!」

 

トッテンは走っていった

 

デデデ「さーてと、ワドルドゥはちゃんと対応できるだろうか」

 

デデデはこっそりトッテンの後をついていった

 

ワドルドゥ「動くな!」

 

トッテン「動く!」

 

ワドルドゥ「動くなって!」

 

トッテン「オイラは止まらない!」

 

ワドルドゥ「それ以上動いたら攻撃するぞ!」

ワドルドゥ「後ろにいる陛下がなぁ!」

 

トッテン「なにっ!?」

 

デデデ「おらー!」

 

デデデは爆裂ハンマーなげでトッテンに攻撃

少し怯んだトッテンの隙を見逃すことなく

デデデは加齢にトッテンを取り押さえた

 

トッテン「くそーーーーーー! また牢獄行きなのかーーーーー!」

 

トッテンは警察に引き渡された

 

ワドルドゥ「さすが陛下!」

 

デデデ「結局俺が倒しちゃったじゃねえか」

 

数分数分数分後ー!

 

デデデ「俺は今お出かけ中だ」

 

デデデはハイラル平原にやってきたようだ

 

デデデ「俺が城にいるとワドルドゥたちも俺に頼ってしまうからな」

デデデ「なのでお出かけ中だ」

 

急にIQあがったじゃん

 

デデデ「俺は元々IQ51だぞ!」

 

威張れる数値じゃないんだよ!

 

デデデ「ということでお散歩しながら城に設置した監視カメラの映像を見ていくぞ」

 

デデデは歩きながらスマホでカメラの映像を見ている

 

デデデ「あれ? なんか画面がほんのり明るいような」

 

するとデデデのスマホの画面が切り替わった

 

サミット「速報です!」

サミット「現在デデデ城が放火魔の手により燃えています!」

 

デデデ「へー 大変だなー」

デデデ「しかしひどいやつもいるものだなー」

デデデ「それにしても燃えているデデデ城ってところ大丈夫かなー」

 

デデデはそのまま散歩を続けた

そして1時間後・・・

 

デデデ「いやー! 結構歩いたなー!」

デデデ「そろそろ帰るかー!」

 

サミット「デデデ城は全焼しました」

 

デデデ「あー 燃え尽きちゃったのかー」

デデデ「デデデ城なくなっちゃったんだなー」

デデデ「デデデ城・・・」

デデデ「・・・」

デデデ「これ俺の城じゃねえか!!」

 

いや気づくのおっそ!

 

デデデ「なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ!」

 

いやいずれ気づくかなって

 

デデデ「今日の俺はIQ51なんだからもうちょっと気遣えよ!」

 

IQ51がそんなに高くない数値って自覚できたんだねー

 

デデデ「やべええええええ! 大丈夫かーーーーー!」

 

デデデは急いで城に帰った

 

デデデ「俺の城は無事かーーーー!」

 

見事になくなってますね

 

デデデ「・・・まあまた作ればいいかー!」

 

そこは落ち込むところでは?

 

ワドルドゥ「あっ、陛下」

 

デデデ「ワドルドゥ! 無事か!」

 

ワドルドゥ「はい! しっかり放火魔は捕まえました!」

ワドルドゥ「ただ城は見捨てちゃったんですけどね」

 

デデデ「普通優先順位逆だろ」

 

すごい! デデデがまともなツッコミをした!

 

デデデ「まあいい とりあえずその放火魔を連れてこい」

 

ワドルドゥ「こいつです」

 

サミット「すいませんでした」

 

デデデ「お前さっきまでニュースキャスターしてなかった?」

 

どうやらサミットが犯人みたい

 

サミット「ニュースで噛んでしまってすいませんでした!」

 

デデデ「おい違うじゃねえか」

 

ワドルドゥ「ほんまや」

 

デデデ「真の放火魔は?」

 

ワドルドゥ「あっ、ちょうど今逮捕されたみたいですね」

 

デデデ「お前何も収穫できてねえじゃん」

 

ワドルドゥ「おっしゃる通りです」

ワドルドゥ「さ、城直しますか」

 

ワドルドゥは大量のワドルディを呼び寄せた

 

ワドルドゥ「ワニャワニャワニャ!」

ワドルドゥ「ワニャーワッニャワニャーワニャーワワワーニャーワニャー」

 

ワドルドゥ「はい 解散」

 

ワドルドゥは大量のワドルディと一緒に材料を持ってきた

そしてものすごい勢いで建設を始めた

 

デデデ「うおおおお・・・」

 

城は一瞬で出来上がった

 

デデデ「さすが俺!」

 

ワドルドゥ「私たち家来のいいところだけ掻っ攫っていくんですね」

 

そして・・・

 

ワドルドゥ「じゃんけんぽん!」

 

ワドルドゥたちはグーチョキパーで何かを作りながらにらめっこをしている

あっ、さらにそこにしりとりも追加したようだ

 

デデデ「俺は気づいたよ」

 

何に?

 

デデデ「俺はワドルドゥたちを正直なめていた」

デデデ「ただの戦力としてしか見てなかった」

デデデ「でもこいつらは俺のできないことを平然とやってのける才能があるってことに気づいたんだ」

デデデができないことを平然とやって退けたんだね

デデデ「そこに痺れてはないし憧れてもないからな」

 

ちぇっ

 

デデデ「なんでがっかりしてるかはさておき」

デデデ「きっと俺たちは2人で一つの存在なんだと思う」

デデデ「どちらかが欠けたら力を発揮できないんだ」

 

家来がいないと何もできない王様ってことね

 

デデデ「誰が王様だ!」

デデデ「俺は自称大王だぞ!」

 

そっち否定するのかー

 

デデデ「ということでこれからも俺たちをよろしく!」

 

ワドルドゥ「あははははーー! 楽しいなーー!」

 

ワドルドゥたちは昼休憩を楽しむのだった

 

デデデ「いや今は労働時間中だ」

 

働けよ!!!!!!!!!!!!