ナレーター「(私は自宅の窓から外の様子を見て唖然としていた)」

ナレーター「(なぜなら外が一面雪景色だったからだ)」

ナレーター「(だが10分前までは雪など全く積もってなかったのだ)」

 

なんでだろうねー

 

ナレーター「この声はアルル?」

 

うん 今回は僕がナレーションをやるよ

 

ナレーター「でもなんで?」

 

ああ それは

 

トップ「メリーホワイトクリスマーーーーース!!」

 

ナレーター「ぎゃあああああ! 壁をぶち破って入ってきたーーーー!」

 

トップー ぶち破るなら窓だけにしないとダメでしょ

 

ナレーター「ぶち破ること自体ダメなんだよ!」

 

冗談だよ

 

ナレーター「なーんだ 冗談かー」

 

トップ「ナレーター! 雪合戦しますよ!」

 

ナレーター「なんで!?」

 

トップ「雪が積もってるから」

 

ナレーター「だからなんで雪が積もってるの?」

 

トップ「雪がないでスノーとつぶやいたらこうなりました」

 

ナレーター「なんなのこの世界」

 

だからこんなに寒いんだね・・・

 

トップ「寒くて水がこおるどーってか?」

 

ナレーター「追い打ちやめて」

 

トップ「それはさておき!」

 

ナレーター「さておくな」

 

トップ「雪合戦! しますよ!」

 

ナレーター「いや私は」

 

ナレーターは連れていかれました

 

ナレーター「トップのブログあるある!」

ナレーター「強制連行しがち!」

 

こんな状況でもあるあるを言う余裕はあるんだね

 

トップたちは移動中だよ

ちょっと待ってね

 

トップ「さあ! 戦いの始まりだ!」

 

オータム「はははははーーーーーー!!!!」

 

ナレーター「え? オータム?」

 

ニアー「頑張る」

 

ナレーター「ニアーも」

 

マホロア「ふっふっふ・・・」

 

マホロアもいるし

 

キャラ「プロプレイヤーの私もいるからな!」

 

ナレーター「プロプレイヤー・・・」

 

キャラ「・・・文句でもあるのか」

 

ニアー「ないです」

 

キャラ「第3者が返事するな!」

 

それにしても人が多いね

 

ナレーター「そりゃここは2次元小学校の運動場だからね」

 

トップ「・・・雪合戦をするにしては少し雪が足りませんね」

 

オータム「トップ! 運動場で遊んでもいいし?」

 

トップ「うん どうじょ」

 

うわあ! 一気に雪が降ってきた!

 

トップ「よし」

 

ナレーター「よくねえよ」

 

ニアー「早速雪だらけになっちゃった」

 

キャラ「雪を降らせるなら予告ぐらいしろ!」

 

ナレーター「勝手に雪を降らせるところに怒れよ!」

 

トップ「それではアルルさん ルール説明をお願いします」

 

あっ、苦情は無視なんだね

 

えー それじゃあルールを説明します

まず雪を投げてください

 

マホロア「え?」

 

ナレーター「そこで疑問持つ?」

 

そして魔法の使用は禁止です

 

マホロア「え!?」

 

オータム「こいつ絶対魔法使う予定だったし」

 

体力ゲージが0になった人は脱落です

 

マホロア「えぇ!?」

 

キャラ「お前雪合戦始めてなのか?」

 

そして最終的に残った2人が決勝に進出できます

 

マホロア「・・・」

 

ニアー「驚かないんだ」

 

トップ「今ここにいるのは6人!」

 

オータム「合わせて8人だしーー!」

 

トップ「あと2人どこから連れてきた」

 

ナレーター「元あった場所に返してきなさい」

 

あっ、オータムは季節の秋の擬人化キャラだよ

性別は男性です

 

キャラ「今更だな」

 

ごめん 紹介が遅れちゃった

 

トップ「それでは10数えるので皆さんは散ってください」

 

ナレーター「いよいよ始まるのか」

 

トップ「9! 10!」

 

オータム「スタートだしーーーーーーーー!!!!」

 

ニアー「え!? ちょっと待って!」

 

マホロア「まあそんなことだろうと思ったよぉ」

 

5人は散っていきまし・・・

 

ナレーター「その必要はない」

 

キャラ「あああああああああ!!!!」

 

え!? ナレーター!?

 

ナレーター「長期戦になる前に早く片付けてしまおう」

 

オータム「ぐわあああああああああ!!!」

 

ナレーターが! ナレーターが!!

ものすごい数の雪玉を投げてる!

 

ナレーター「382kmのストレートだ」

 

マホロア「細かすぎだよぉ!」

 

ナレーター「次は変化球で攻めようじゃないか!」

 

ニアー「きゃーーーーーーーー!!」

 

こんなカオスな状況でもトップはなんとか逃げ出したみたい

 

トップ「ナレーターの投球スキルを完全に忘れてました」

 

ナレーターってそんなにすごいの?

 

トップ「メジャー入ってますよ」

 

ああ それはすごいね

 

トップ「こっちは急いで砦を作りましょう」

 

トップは雪で壁を作り始めた

 

オータム「破壊するしーーーーー!」

 

オータムが破壊しちゃった

 

トップ「てめえこのやろうーーーーー!」

 

トップは雪で作ったバズーカでオータムを撃った

 

キャラ「プロプレイヤーをなめるなーーー!」

 

あっ、キャラが乱入してきたよ

 

ナレーター「はっはっは・・・ 見つけた」

 

3人「はっ!」

 

ナレーター「ふんっ!」

 

ナレーターの投げた雪玉が途中で3個に分裂した!

 

オータム「必殺! 死んだふり!」

 

死んだふりで雪玉を避けた

 

キャラ「決意の力だ!!」

 

キャラは決意で雪玉を跳ね返した

 

トップ「げふっ! がはっ! ぐほっ!!」

 

3個ともトップに命中したよ

 

オータム「はははははははは!!! 死んだふりは最強だしーーーーー!」

 

キャラ「このーーーーー!!」

 

キャラが持っていたナイフでオータムを攻撃

 

オータム「うっ・・・」

 

トップのバズーカも食らってたからオータムは瀕死だったみたい

だからキャラの一撃でオータムの体力が0になっちゃった

オータムは脱落だね

 

トップ「おらーー!」

 

トップはバズーカを撃った

ナレーターは逃げ出した

 

そして視点を変えて・・・

 

ニアー「どうしよう・・・ ひとりぼっちになっちゃった・・・」

ニアー「はぁ・・・ はぁ・・・」

ニアー「落ち着いて・・・ 落ち着いて落ち着いて・・・」

ニアー「そうだよ・・・ 大丈夫大丈夫」

ニアー「だいじょ・・・・・・・・」

ニアー「あぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 

え!? なになになになに!?

 

ニアー「ああああああああああああああ!!」

 

ニアーが1人になった途端に暴れ出した!

 

マホロア「後ろがガラ空きだよぉ」

 

ニアー「へっくしょーーーーーーーーーーーん!」

 

振り向いたと同時にくしゃみをしちゃった

 

マホロア「うわああああああああああ!!」

 

ナレーター「マホロア お疲れー」

 

マホロア「そうはさせるかーー!」

 

マホロアがニアーを盾にした

 

ナレーター「横がガラ空きだよぉ」

 

マホロア「!」

 

ニアー「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

マホロア、ナレーター「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

ニアーはマホロアとナレーターに襲いかかった

 

いやいや! 暴力はダメだって!

 

ニアー! 失格失格ーーー!

 

マホロア「ふぅ・・・ 一難去った」

 

ナレーター「むむっ!」

 

ナレーターは咄嗟にマホロアを盾にした

 

マホロア「え?」

 

キャラのおもちゃのナイフ攻撃がマホロアに炸裂!

 

マホロア「うわっ!」

 

マホロアの体力は0になったよ

 

マホロア「暴力はダメなのに・・・ 武器の使用はOKなの?」

 

マホロアは脱落だね

 

トップ「不意打ち!」

 

ナレーター「無駄だ」

 

ナレーターはトップにカウンターをお見舞いした

もうみんなの体力は残り少ない

 

3人「この一球に全てをかける!」

 

3人は同時に投げた

 

トップのガトリングから放たれるたくさんの雪玉

キャラのナイフから放たれる雪

 

ナレーターの投げた434kmのストレート

 

生き残ったのは・・・

 

ナレーター「はぁ・・・ はぁ・・・」

 

キャラ「くそっ 脳糖分が不足している」

キャラ「至急チョコバーを持って来い!」

 

勝ち残ったのはナレーターとキャラだよ!

おめでとう!

 

ナレーター「じゃあ帰るか」

 

キャラ「帰れるわけないだろ」

 

ナレーター「え?」

 

キャラ「このまま決勝戦まで待機だ!」

 

ナレーター「いやーーーー! 離してーーーー!」

 

ナレーターは連行されちゃった

 

ナレーター「結局私は最後まで連れていかれる立場なのかーーーーーーーーー!!!」

 

Bブロック編に続く