あらすじ

二度目の騎馬戦を終えたよ

そして今のところ

青組4勝 コバルトブルー組3勝

どうなるかなー?


土曜日「次の競技は・・・」

アタリメ指令「ドッチボールだぞい!」

土曜日「・・・もはや運動会の競技じゃないな」

土曜日「というか、なんでお前がここにいるんだよ」

土曜日「お前は青組だろ」

アタリメ「ほりぇ? そうじゃったか」

アタリメ「どっちも同じ色に見えるのじゃが」

土曜日「・・・それな」


はいはい 選手の皆様は、さっさと出場しやがれください

ポリーン「その口調は俺の個性だろうが!」

*(ポリーンは女性です)


それじゃあ、イカれたメンバーを紹介するぜ!

インクリング「イカしたメンバーだろうが!」

*(インクリングは男性です)

インクリング「そんなことわざわざ報告しなくていいだろ!」

まずは青組のメンバーから紹介しよう

インクリング「あっどうも なんかグラウンドに来たらいつの間にか青組になっていたインクリングです」

説明長いね

はい次

インクリング「なんだこの野郎」

アタリメ「フェッフェッフェ ドッチボールが生きがいのアタリメ指令じゃ!」

アタリメは老人だが、身体能力はとても高い

はい次

ポリーン「・・・マリオをしばきたいポリーンですわ!」

お嬢様キャラは他にいるからねー


次はコバルトブルー組だね

土曜日「・・・はっ! 寝てた」

3日寝ていない彼の名前は土曜日

土曜日が擬人化した存在だ

性別は男性だ

はい次

スプリング「えーっと、こう見えてとても緊張しているスプリングです」

季節の春が擬人化したやつだ

性別は女性だ

はい次

昭和「はいどうもー! 歴史が長い昭和お爺さんでーーす!」

見た目はめっちゃお兄さんである

元号の昭和が擬人化した存在だ

男性だ

はい メンバー紹介終わり

それじゃあ始めるよー

はいよーいドン

インクリング、土曜日「なんでそんなに雑なんだよ!」


さて始まりましたドッチボール

え? 運動会の競技じゃないって?

ごもっともでございます

インクリング「おらーーーーーーー!!」

スプリング「いやーーー! なんで私ばかり狙うの!!」

青組はスプリング選手に集中攻撃しているようですねー

土曜日「・・・」

昭和「お疲れ様でーーーす!」

インクリング「くそーーーーーーーーーー!」

あーーーー! 昭和選手が見事にボールをキャッチ

そしてインクリング選手にボールをぶつけたーーーー!

インクリング 脱落


インクリング「外野に行くしかないか」

倒されたら外野に行きます

土曜日「・・・・・」

インクリング「アタリメ指令! 土曜日は寝ているみたいだぞ!」

インクリング「今のうちにしとめろーーーーーー!!」

アタリメ「司令官であるわしに指令するなーー!」

アタリメ指令は土曜日に全力の一球をお見舞いした

土曜日「・・・」

なんと! 土曜日選手!

寝たままボールをキャッチ

インクリング「え?」

ポリーン「くる!」

土曜日は、アタリメと同じくらいの勢いでボールを投げたーー!

ポリーン「くっ!」

ポリーン選手がギリギリキャッチ!

ポリーン「(めんどくさい昭和から片づけるであります)」

スプリング「昭和! 気をつけて!」

スプリング選手の心を読む能力が発動!

ポリーン「ふっ」

おーっと! ポリーン選手!

スプリング選手に狙いを変えた!

スプリング「あっ」

時既に遅し

ポリーン「はぁああああああああああああ!」

スプリング「ああああああああああああ!」

ポリーン選手! スプリング選手の心を読む能力の裏をついたようです!

昭和「お疲れ様でーーす!」

おーーーーーーーーっと! ここで昭和選手がスプリング選手の盾となったーーー!

昭和「俺は外野で暇してまーーーす! しゃかでーーーーす!」

昭和「お疲れ様ですーーーー!」

昭和 脱落


土曜日「・・・昭和が脱落したか」

スプリング「え? 起きてたの?」

土曜日「インクリングが叫んだ時点で起きてた」

土曜日「あんなに近くで大声を出されて目を覚さない奴の方がおかしいだろ」

なお、ワリオは目を覚さなかった模様

土曜日「あいつ何応援席で寝てるんだよ!」

インクリング「おっと、背中がガラ空きだぜ!」

いつの間にか外野のインクリングがボールを持っているーーー!

インクリング「さらば土曜日!」

インクリング選手がボールを投げた!

土曜日「いてっ」

土曜日選手にボールが当たった

だがしかし! これは顔面セーフだーーーーーー!

インクリング「しまった! 土曜日の身長があまりにも小さいせいで、顔面に当ててしまった!」

土曜日「お前の方が俺より小さいだろうが!」

土曜日は、その場で空中回し蹴りを決めた!

怪我人は出なかったのでご安心を

土曜日「くたばれーーーーーーー!」

土曜日選手がボールをまっすぐ投げたーーー!

アタリメ「まだまだじゃのー」

アタリメ選手がボールをキャッチ!

そしてボールをすごい勢いで投げ返したーーーー!

土曜日「それは無理だろーーーーー!」

土曜日 脱落


スプリング「あれ? 私一人?」

コバルトブルー組は、スプリング選手ただ一人となってしまった

昭和「俺たちが外野でサポートしますーーー!」

昭和「主に土曜日が!」

土曜日「お前もやれよ」

ポリーン「うるさい!」

ポリーン選手のクレームが入ったところで試合再会である

ポリーン「スプリングーーーーー!! これで終わりです!!」

スプリング「急に敬語!」

ポリーン選手 思いっきりボールを投げた!

スプリング「あああ! 本当に怖い!」

しかし間一髪のところで回避!

インクリング「はっはっは 覚悟しろー」

そういえば外野にいたインクリング選手がボールをキャッチ

インクリング「え? 俺忘れられてたの?」

インクリング選手がボールを落とした

スプリング「よし!」

インクリング「あっ!」

スプリング選手がすかさずボールを拾った!

スプリング「えいっ!」

ポリーン「え?」

自分の髪を整えていたポリーン選手にボールが飛んできた

ポリーン「それは反則でしょうがーーーーーーー!!」

ポリーン 脱落


アタリメ「とうとうラストスパートじゃ!」

アタリメ選手は生き生きとしている!

昭和「コバルトブルー組が勝ちますーーー!」

ポリーン「いいや! ポリーン組が勝つわよ!」

青組である

インクリング「・・・」

アタリメ「ほげえええええええええええええええ!」

アタリメ選手 最初からものすごい豪速球を投げた!

スプリング「やだやだやだやだ!」

スプリング選手は避けた!

スプリングは避けることが得意なようですね

インクリング「(へっへっへ これで終わりだ!)」

スプリング「はっ!」

インクリング選手からの攻撃を見事に交わしたスプリング

インクリング「・・・なんで?」

ポリーン「あの春もどきは心が読めるのよ!」

スプリング「一応ちゃんとした春の擬人化です」

春もどきじゃないぞ!


さて! 試合はとても白熱しています!

応援席からもすごい熱気が伝わってきますねー

まあ運動会の競技じゃないんだけど

土曜日「それを言うと、一気に冷めるからやめろ」

あっはい

アタリメ「ほげええええ! ほげええええええええええ!!」

スプリング「キャッチ! そして投げる!」

スプリング「打ったら戻る! 真ん中へ!」

これはテニスではありません

ポリーン「いい加減終われーーーーーーー!」

ポリーン選手が投げた!

昭和「お疲れ様でーーーーす!」

昭和選手がキャッチしてアタリメめがけて投げた!

アタリメ「フェッ!」

アタリメは見事に回避!

スプリング「きゃーーーーーーーーーーーー!」

昭和選手の投げたボールが、スプリング選手に直撃したーーーーー!

スプリング 脱落

よって、青組の勝利!

インクリング「よっしゃーーーーーー!」

アタリメ「フォッフォッフォッフォッフォ!」

スプリング「ちょっと待って! 昭和は私の味方じゃないの!?」

味方です

一応ドッチボールのルールは、ボールに当たったらアウトという少しアバウトな説明となっております

なので、ここら辺は私が判断しました

土曜日「と言うと?」

外野から投げられたボールは、例え味方のボールであっても当たればアウトとする

このルールに則り、青組の勝利です!

ポリーン「やっと終わったわ」

昭和「疲れましたーー!」

土曜日「まあおかげで目が覚めたけどな」

スプリング「・・・納得がいかないのは私だけ?」

大丈夫 これを読んでいる人もきっと納得していないから

スプリング「何が大丈夫なの?」