ショートケーキ「はぁ・・・ クリスマスが近いからか忙しいわ・・・」

 

彼女はショートケーキ。 食べ物のショートケーキを擬人化させたキャラで性別は女性だ

 

そんなショートケーキは、現在ケーキ屋さんで働いている

 

ショート「この時期になると決まって忙しくなるのよ・・・ 大体私って元はケーキなのに・・・」

 

ぶつぶつと文句を垂れていますが、ここで働くことを決めたのはこいつですからね?

 

オータム「シングルで〜す🎵 シングルで〜す🎵 く〜り〜ぼーっち〜🎵」

 

惨めなやつが入ってきたぞ。 僧院。 配置につけ

 

ショート「配置はずっとレジカウンターなのよ!」

 

あっそっか

 

オータム「今日ケーキの予約を入れたオータムと申すしーーー!」

 

と、秋の擬人化であるオータムが予約したケーキを取りにきたのだろう

 

ショート「ああはいはい。 多分これね」

 

そうして箱詰めされたホールケーキを持ってきたショートケーキだったが・・・

 

オータム「・・・めちゃくちゃ美味そうな見た目だしーーーーー!」

 

ショート「・・・」

 

ショートケーキは一瞬、時が止まった

 

ショート「はぁああああああああ!?」

 

しかし、時が動き出してから第一に口から出たのは驚きで塗りつぶされた絶叫だった

 

ショート「ちょっ! あんたまで! あんたまでそっち側なの!?」

 

ショートケーキ。 自分もついでに食べられると思ってパニックになっていますね

 

オータム「(あんなウエディングケーキ・・・ 一度でいいから注文して食べてみたいしー・・・)」

 

しかし、当のオータムはレジカウンターの後ろにあるケースの中に鎮座しているウエディングケーキに夢中みたいだ

 

ショート「あぁあああんた!! 何をよからぬことを考えてるの!」

 

オータム「・・・え? こんなにでかいブツを食すのはダメだし?」

 

ショート「ダメというか犯罪なのよ! 殺人罪で即豚箱行きよこのアホんだら!!!!」

 

オータム「いやおかしいだろ! なんでケーキを食べるだけで誰かを殺すことになるんだよ!」

 

と、アンジ○ッシュみたいな勘違いコントを繰り広げている2人

 

ショート「はぁはぁはぁ・・・ もうこれだけ受け取ったら今後は2度とここに来るんじゃないわよ!」

 

オータム「(よし。 充分金はあるし)」

 

と、ホールケーキを受け取りながら財布の中を確認するオータム

 

オータム「まああんたがそこまでいうならわかったし。 ただ最後に30000円払うから」

 

ショート「いい加減にしなさいっつってんのよあんたーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

と、どこから取り出したのか 鉄パイプをオータムに向かって投げつけて追い払ったショートケーキなのであった

 

オータム「おれは・・・ ただケーキが欲しかっただけだし・・・」

 

ショート「はぁ・・・ ほんと忙しいわ」

 

勝者 ショートケーキ

 

勝因 勘違い