願うがままに思い描いて | 重金属備忘録

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日々のいろんなことを忘れないように!片言隻句の積み重ね&大いなる独り言☆

大雑把な言い方になりますが、ヒトの脳みそのつくりとして、現実と空想、過去と未来などをしっかり区別して認識できないそうです。

 

確かに、記憶の部分で覚えていることはありますが、時間が経つにつれて受け止め方が変わったり、また、他の人に聞いてみては異なる様子だったりします。

 

ある意味では、「当てにならない」ということでもありますが、なるほど、受け止め方、解釈の仕方に余地があるとも言えそうです。

 

それが過去の記憶であっても、今後に活かすのであれば、失敗や後悔ばかりに塗れたものではなく、なかなかに楽しいもの、愉快であったととらえるのが良いかと思います。

 

より好意的にとらえる、前向きに解釈するということで、自分の認識をゴチャマゼにしてしまっても良いかもしれません。

 

あの時の自分の振る舞い、言動の部分で、「もっとこうしていれば良かった」ということを、実際とは異なっても、それを再現ドラマのように思い浮かべるということです。

 

以前の話で、少年野球の代打としてバッターボックスに立ったのだけれど、球を見極めているうち、バットを振ることなく三振になってしまったという話を聞いたことがあります。

 

自身でも「なぜ打てなかった」となるでしょうし、チームメイトからもあれこれ言われてしまえば、なかなか悔しい思いが拭いきれないものです。

 

ただ、今回の主題としては、これを「なぜバットを振らなかったんだ」と律儀に回想するより、「あそこで思いっきり振っていたらヒットになった」と思い込む方が、今後、別のことに取り組む時の心構えとして有効であるように思います。

 

そこで、ド真ん中に良い球が来て、めいっぱいバットを振っている自分、そして、ヒット(あるいはホームラン)を打っている自分を思い浮かべ、同時に、その手応えや気持ち良さも感じるようにします。

 

こういう「イメージトレーニング」をすることで、今の時分、力はみなぎり、気持ちも弾み、前向きに取り組んでいけるので、場面や事柄は変わっても、実際に何かしらの手応えのある行動につながっていきます。

 

後悔や反省をいくらしたところで、その時点には戻れないので、その時のベストは何だったのかを考えるようにする、そういう習慣として覚えておくと良いのでしょう。

 

脳みその認識の仕方のウラを突き、また、解釈自体を変えていこうとする発想、これを組み合わせていくのです。

 

今年も残すところもう少し、来年が良い勢いではじめられるよう、この「イメージトレーニング」というやり方で上手に振り返り、大きく弾みをつけていけると良いと思います☆