昨日は息子達が早く就寝。
メルカリ発送したり(久しぶり!)、アイスココアを飲みながら読書したり。
古典好きなんですよねー。
今回は、児童書コーナーで借りてきた『雨月物語・宇治拾遺物語』。
「むかし天竺というところに」
「むかし中国が唐土と呼ばれていた頃」など、
天竺、唐土、と聞いただけで私は胸が高鳴ります。
宇治拾遺物語の「ぼたもちと坊さん」が印象的でした。
ぼたもちの準備をするお寺。小僧が、本当はぼたもちを食べたいのですが、食べたいと素直に言えなくて、誰か声をかけてくれるだろうと寝たふりをしていました。
一度声をかけられたのに、すぐ返事するのは恥ずかして寝たふりを続けました。
そうしたら、寝かせておいてあげようと声をかけられない。ぼたもちを食べたい、困った!
しばらくした後返事をして大笑いされたというストーリー。
「よほどおかしかったとみえて、大笑いされました。それから八百年も経つのにまだ本の中で言い伝えられています。」とあります。
宇治拾遺物語は鎌倉時代前期。
当時の話がこうやって今も伝えられているのは面白いですね。
このお話は可愛い小僧ですけど、
素直になれないって、人間ありますよね。
素直に伝えること、大事です。
雲間の月光
昨日は雲間が見える月の光も楽しみました。