アルヒノジブン。 -12ページ目

アルヒノジブン。

由無しごとをつれづれと。

サザンの「海」という曲を聞いて
男が女に捨てられる曲だと思った。
ひと夏の恋ってヤツ。

でも、たぶん、逆が正解だと思う。

とすると、私はなぜそう思ったのか。
答えは簡単だった。
自分が同じことをしたからだ。

その人をいとおしく思っていたし
どきどきする気持ちもあったけれど
夏が終わるころには色褪せて見えた。

振り回されたというのなら
そうなんだろうし、
私のわがままなのだというなら
そうだろう。

ただ、ひとつ言えるのは
終わってしまったのだ。
私の中で、あの人との夏が。
あの人を置き去りにしたまま。

頭の片隅に埋もれていた記憶。
季節外れの曲を聞いて思い出すには
まだ、少し苦すぎた。


レンタルビデオの返却日なのに
まだ1本見ていないのがあったので
見てから返しに行こうということになった。
結局見終わったのは11時過ぎ。
寒いから、行くのはやめようかとも思ったけど
しっかり厚着してでかけた。

いつもならつながない手をしっかり握って
たわいもないことを話しながら
ビデオ店までの道のりは長くない。
「寒いね」と言い合いながら
でも、一緒に来てよかったと思う。

帰りに自販機で温かいお茶を買って
二人で飲みながら帰った。
私の手が冷たいと文句を言いながら
手をつないでくれていた。

ずっとこんなふうに、なんて
そこまでロマンチストじゃない。
ただ、一緒にいなければ分からないことが
案外たくさんあるって思った。
肩こり→片頭痛コースへ直行……。
あの黄色いソファがいい。
ちょっと大きくて、背もたれが動かせるから
いつもそこで寝てしまいそうになる。

風邪を引きやすいんだから
寝るなら布団で、と言われると
ちょっとせつない。

あの部屋とあのソファ。
なにをするでもなく
膝をたてて座っているだけで
しあわせって思うのに。

今日、お昼に外出しようとしたら
駐輪場に止めてあった原付の足を乗せる部分に
白いねこがちょこんとのっかっていた。

毛並みもあんまりよくないし
汚れてるのもあって気にかけてる子なので
余計に目につくみたい。

日なたぼっこでもないみたいだけど
原付が好きなのか
エンジンの熱であったまってるのか…。

近寄るとびくって身をかたくしたので
「何もしないよ」って声かけてみた。
わかるわけないか(笑)
とりあえず、今日はそこまで。