サザンの「海」という曲を聞いて
男が女に捨てられる曲だと思った。
ひと夏の恋ってヤツ。
でも、たぶん、逆が正解だと思う。
とすると、私はなぜそう思ったのか。
答えは簡単だった。
自分が同じことをしたからだ。
その人をいとおしく思っていたし
どきどきする気持ちもあったけれど
夏が終わるころには色褪せて見えた。
振り回されたというのなら
そうなんだろうし、
私のわがままなのだというなら
そうだろう。
ただ、ひとつ言えるのは
終わってしまったのだ。
私の中で、あの人との夏が。
あの人を置き去りにしたまま。
頭の片隅に埋もれていた記憶。
季節外れの曲を聞いて思い出すには
まだ、少し苦すぎた。