今日は、「源泉徴収票」の扉を開けゴマ。
どもども、Open Sesame です。
時は年末調整真っ只中。
今年転職した方の中には、勤務先から
「前職の源泉徴収票は?」なんて言われて、
慌てて前の会社に連絡している人も居るのでは。
一方、
「前の会社になんて、もう連絡したくない。」
って人も多いでしょうね。
でも結果、
今の勤務先に迷惑かけることになるかも
しれませんので御用心。
かく言う私も、
若い頃にブラック企業にうっかり入って、
「こりゃダメだ」と一ヶ月で
逃げる様に辞めたことがあり、
記憶からも即時抹消したものの、
翌年になって
「あんた、年末調整の時に
前職の源泉徴収票出さなかったね?」と言われ
縮みあがったことがあります。
これは、
前の勤務先が提出した私の源泉徴収票と
今の勤務先が提出した私の源泉徴収票の、
つじつまがあってないから。
払った方(前の会社)としては経費でもあるし、
そりゃ申告しますよね。
なのに貰った方(わたし)が申告してないと
「税金の納め不足では?」となり、
私から税金を徴収して納めるべき
今の会社に連絡がくるという訳です。
気まずッ!
さっさと前の会社に連絡するに限るよね!
源泉徴収票は、
ほとんどの会社は退職時に発行してくれますし、
そうでなくとも「下さい」と言えば「やなこった」
なんて言えません。
あと、
「つじつま合ってない」でいうと
パートなどで収入を得ながら、
旦那さんの扶養に入ってる奥様方も御用心。
御自身のお勤め先が提出した源泉徴収票、
旦那さんのお勤め先が提出した源泉徴収票、
つじつまが合わなければ
同じように旦那さんのお勤め先に連絡が来ます。
より気まずッ!
余談ですが、
「年末調整?サラリーマンじゃないから関係ない」
という方々も
「あー、あと〇〇円経費使っておけば良かった~」
なんて時に、
「あ、アイツの名前で領収切っちゃうか」
なんて軽率なのも
当然つじつま合わず
この場合は「気まずッ」
なんてレベルじゃ済みません。
年末調整って
扶養に関することとか
プライベートなことも関わるので、
会社に知られたくないこともありますよねー。
そんな時は、
自分で確定申告って手もあります。
年内にはハッキリしなかったことや、
年内には間に合わなかった証明の再発行なども
確定申告なら間に合うかもしれないし。
何にせよ、
所得税と住民税では要件や計算も違ってきますし、
微妙なラインの方は、税金シュミレーションサイトで確認してみたり
今しか出来ないことは、
今のうちにやっときましょー。

