御機嫌いかがですか?

Open Sesameの福岡です。
 
 
先日、家族旅行に行ってまいりました。
母、兄、私の三人旅です。
 
 
 
これは、日頃から母が口にしていた願いを、
すべて叶えてあげようと、兄が企画した旅。
 
 
いっそ2人で楽しんで来て欲しいとこですが
私が参加しないならボツになる企画。
 
ハイハイ、参加しますよ、しますとも。
 

 
今回の宿泊先は、熊本です。
福岡から行く私としては、
現地で合流したいところですが
そんなことは、よもやよもや、言えますまい。
 
よもやよもや・・・
 
 
 
私のテンションの低さを察したのか
「親孝行、したい時には親はなし。
出来る時にしっかりしておけ。」
というメールまで届きましたが、
 
 
いや、もう、
私的には悔いがないくらいしてる気分、
母の希望には、長きに渡り付き合ってきたつもり。


 
その上で、
「母の想いに応えようとすると、キリがない」
と結論に達したのです。
 
 
 
 
以前は、
 
どこまでも母想いな兄に対し、
同じ様に接することが出来ない自分を
「なんつー冷血人間なのだ。」と思ってました。
 
 
私の言動や態度は全て兄にも筒抜けの様で
脳の老化のことや老いた親との付き合い方が書かれた
推薦図書のリンクが送られてきたりして
真面目な妹は、ちゃんと読みました。
 
 
 
でも、そもそも、
兄に見せる母と、私に見せる母は違うし、
 
母への想いや行動への表しかたも、兄と私では違う。
どっちがマルとかバツとかない。
気が乗らないものは乗らない。(ドサクサ)

 
 
そんな調子で始まった
「兄プレゼンツ、一泊二日の秋の旅」。
 
 
「想いに応えようとするとキリがない」と
フェイドアウトを目論んだ妹に対し、
 
日頃の何気ないつぶやきを全部拾って叶えてあげた
兄の大きな愛が伝わる行程でした。
 
三人旅なのに9人乗りのレンタカーまで手配
 
 
 
しかも、
「年齢的に、これで最後かもしれないし」
なんて参加した道中で、
来年の春・夏・秋のツアーも発表されました・・・。
 
 
 
それと共に、
「あぁ、母にはこんな風に切り返せばいいんだな。」
という、やりとりも垣間見ました。
 
 
 

三人で山道を走っていた時
 
「今、向こうからダンプカーが突っ込んできてくれたらいいのに。
今、三人一緒に死ねたら最高に幸せや。」と
母が言いました。
 
 
兄は、それに対し
「ハハッ、勘弁してよ!」と笑ってました。
 


他の言葉にも
「甘えるのもいい加減にしてよ~!」 など、
スッパリ拒否しつつも、その言い方は絶妙。
 
 
 

私はと言えば、日頃からこの手の発言に

「なんちゅう自己中!!」と憤慨したり、
「いやいや、ただ零れた言葉かもしれんのに、
真に受けて怒って、なんて冷血・・・」と
自分を責めてきたけど、

それもこれも、
その言動に付き合い、無理難題も叶えようとしてた
からだよなー。


 
 
 
くしくも、旅の宿で、母から言われたことがあります。
 
母のリクエストでとった「熊本城を一望できる宿」
写真だと微妙…
 
 
 
「あんた、考えすぎなんや。
そして、周りくどくて長いんよ。
全部を正直に、伝えようとしよんのはわかるけど。」
 
 
 
刺さる。刺さります。
ちきしょー、お母さんめーーーー!!

 
 
時々、「お、今、覚醒した!?」というほど、
 
昔のように、しっかりと、シャキッと
客観的視点でズバッと秘孔を突く母が降臨します。
 
 
 
 
今回の旅で改めて母に感じたのは
 
「この人、本当、瞬間を生きてるなー。」てこと。
 
 
言いたいことは言う。
やりたいことはやる。
興味がないことは態度で示す。
そして、「やりたい」「やりたくない」が
時々刻々と流転する。
だって、しょうがないじゃないbyアッコ
 
 

旅のどこかで、
「あんた、ここでさえ(三人の中)、
遠慮しよんのやないん?」

って言われたけど、確かにメチャメチャ
気を遣ってますとも私。
 


 
ぶっちゃけ、初日の途中から
兄の運転にずーーーっと酔い気味。
 

 
でも、大きなレンタカーまで借りて
ずっと運転してくれてるし、
ブレーキ踏むのが遅いなんて、そんなこと言えない。
 
 
それに、私は母のお世話要員なのに、
その私が「ちょっと調子悪い」とか、言えない。
 
 


 
誰も、そんなこと思ってないし、
母も兄も、私に安心して甘えてるのに、
 
 

私ときたら家族の中でさえ、
「役に立たなきゃ」って思ってたし、

それが出来ないと
「皆、勝手だ」とか矛先が相手に向いてた。
 
 

あぁ、子供の頃から、ずっとそうだったわ。
 
 


 
実家に帰るのが、毎回気づまりな理由は、ここだな。
 

唯一甘えられた父が亡くなって、
甘えられる側でしかないのが、キツかった。
 
 
家族という遠慮のない中で、
醜い部分がクローズアップされて、自分が嫌だった。
 
 

母にも、兄にも、
もっと甘えればいいのかー。
 
 
そして、
どんなに無神経で、どんなに遠慮がなくたって
母や兄を嫌いじゃないし、大切に想うように
 
 
どんなに自分勝手で、どんなに厳しい自分でも、
ありのままで恐れずに、関わって行けばいいのかー。
 
 

この年でようやく!?
 
 
 
まさに、コレ!




 
何の因果か、今世で家族として
集ったわたしたち。
 

 
共有できる思い出は、
まだまだ増えそうです。
 
 

 
 
 

さて、この記事のコボレ話など、
Stand fmでオシャベリしています。
 
 
良かったら、チャンネル合わせてみてくださいねー。
 
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