今日は母の日ですね。
旦那はんのお母さんには甘味のお届け、
実家の母には少し前に帰省して
リクエストに応える気ままなドライブしてきました。
母とのおもひでということで、
ちょっとここで、デロリアンで
「かつて、実家と職場のメトロノームだった頃の
そして婚活未着手だった頃の私の休日」へと
同乗して頂けますか？
段々と友達同士で出掛けるのも減ってきた頃の
私の休日と言えば、
まずは体力温存。寝てましたわ。スピー。
これはこれでシフクノトキでした
毎日、棟方志功の様に机にかじりついて
電卓叩いてましたので…
そうでないとき、
また、ひとりで気ままに出掛ける時以外だと
両親とドライブコース。
もしくは、
母親と買物コース。
これは、どちらも母からの「どこか行こう！」というリクエストによります。
父が一緒だとまだ楽しめました。お父さんッ子でしたしね。
気候も良い時期に、道中の景色も楽しみつつ
道の駅にピットインしながら、緑や水のキレイな目的地へ出掛けるのは
気持ちよかったし、楽しかったです。
ま、行先で同級生家族と鉢合わせた時の
気まずさ＆敗北感は否めませんでしたが・・・
（勿論先方は、自分の配偶者と子供という構成）
一番キツかったのが、母と二人で近所のショッピングモールコース。
でも、日頃からこのパターンが一番多かった！
「あのさ、お母さんにしてみたら日曜日に出掛けたいのはわかるけど、
私にとっては一週間働いてやっと来た休みやけん、
ゆっくりしたいんよ。ごめんけど。」
オブラートに包みつつ、何度これを伝えたか。
「これデジャヴ！？」ってくらい、リピートしました。
でも、全く伝わらない！！母は強しッ！
「何が悲しくて休みの日に母親とデートしなくちゃなんないのさー！
自分は用もない、人の多いショッピングモールに行って、
母の買物に付き合わなきゃなんないのさー！」
とココロで叫びつつ、ほぼ毎週の様に、
母と出掛けてました。
現地で別行動、という策を取ったこともありました。
「何時にここで集合にしよう！お互い好きなとこ見て。ね！じゃ！」
と別れても、向こうの用事が時間より早めに終わると、
店内放送で呼び出される。
見知らぬ人に借りた携帯から電話してくる。
逆に、かなり時間を過ぎても現れず
「何かあったか？」と心配になり探しに行くと、
未精算のカート持ったままで出くわした知り合いと立ち話してる。
迎えに行って「あら！娘さん！？」ってのも面倒なので
遠巻きに「いつまで話してるつもりだろ」と見つめれば
一度も時計を確認することなく、ネバーエンディングトーク。
どちらも合流後は般若の形相な訳ですが、
やっと顔面も戻り家に着く頃になって
「あれ、財布は？」とか
「あれ、買ったものは？」なんて
他人事のように言い出して…
身体中の毛穴から煙出しそうな勢いで
トンボ帰りしたことも、何度あったか…
ホントにもう、
母の忘れ物を取りに行ったことは
片手ーではー足りない〜（byばんばさん）くらいです。
なので結局、一緒に行動するように。トホホ。
そういえば、こないだ帰省した時に、
ご近所の未婚の息子さん娘さん（私と同世代）の話になって
「そりゃ一緒に出掛けたりせんやろ。
私だって当時は毎週一緒に買物行くの、いたたまれんかったもん。
（確実に知ってる人に出くわすとこにな・・・）」
と話したら、
「あら！そんなことなかったで。」と
オブラートを剥がしても受け入れないので
「あのさ、本人が『そうだった』って言ってるんやけん
『そんなことない』はなくない？」
と言い返してしまいました。猛省…
「あんたには何も言い返せんわ。
あんたが言うことが正しいもんな。」
この言葉が返って来る。
私に残る罪悪感…
と、「わかってくれないんだな」ってダメージ…
結局、お互い母と娘の甘えもあり、
「悪かったなぁ」と思いながらも
無限ループなんですよね。
離れてると、
「今頃ひとりでTV観てるのかなー」とか
「こんな天気だと心細いだろうな」とか
胸が締め付けられそうになるのに、
一緒に居るとついつい
キツイこと言ってしまう私。
で、帰りのバスの中でまた胸が締め付けられ
着いてすぐ「怒ってごめんね」コール。
口火を切る母も、
導火線に火をつける娘も、
お互い同じ様に
「わかっちゃいるけど」
なんだろうなー。
母と娘の間には
男と女の間以上に
深くて透明感のない川が流れてる気もするけど、
無条件の愛で飛び越えられようぞ。ね。お母さん。
